川崎重工業（7012） – 2021年度第３四半期決算説明資料

2021年度第3四半期決算説明資料Financial Results for Third Quarter FY2021(for the year ending March 31, 2022)02022年2月2日0目 次12021年度3Q決算実績3セグメント別詳細情報サマリーセグメント別損益計算書営業損益増減要因貸借対照表キャッシュ・フロー計算書サマリーセグメント別ご注意3457911131415航空宇宙システム19車両エネルギーソリューション＆マリン 2327精密機械・ロボット31モーターサイクル＆エンジン株主還元プロジェクトトピックス参考資料35364022021年度業績予想4株主還元、その他本資料のうち、業務見通し等に記載されている将来の数値は、現時点で把握可能な情報に基づき当社が判断した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおります。従いまして、これらの業績見通しのみに依拠して投資判断を下すことはお控え下さるようお願い致します。実際の業績は、外部環境および内部環境の変化によるさまざまな重要な要素により、これらの見通しとは大きく異なる結果となり得ることを御承知おき下さい。実際の業績に影響を与える重要な要素には、当社の事業領域をとりまく経済情勢、対米ドルをはじめとする円の為替レート、税制や諸制度などがあります。© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved212021年度3Q決算実績 – サマリー前年同期比で売上は微増、利益は大幅に改善船舶中国合弁会社で10-12月期も受注工事損失引当金を計上’20年度3Q’21年度3Q4～6月期 7～9月期 10～12月期累計増減(単位：億円)前年同期比受注高売上高営業損益経常損益[利益率][利益率][利益率]親会社株主に帰属する四半期純損益四半期純損益9,14010,324▲ 37 [▲ 0.3%]▲ 0 [▲ 0.0%]▲ 139 [▲ 1.3%]3,0423,556151[4.2%]131[3.6%]98[2.7%]3,5533,25452[1.6%]▲ 20 [▲ 0.6%]▲ 53 [▲ 1.6%]3,66810,264 + 1,1233,57610,387 +62186[5.2%]102[2.8%]27[0.7%]390 +[3.7%]427[+ 4.1pt]213 +[2.0%]213[+ 2.0pt]72 +[0.7%]212[+ 2.0pt]売上加重平均レート(USD/JPY)104.99110.71109.72112.37111.03 +6.04損益影響外貨量(USD)※9.74.23.43.411.0 +1.3※ 川崎重工業単体のドル建売上からドル建仕入を控除して算出（損失引当済み案件のドル建売上を含む）した外貨量であり、為替レートが1円変動することによる営業利益への概算影響額。当該数値のセグメント別内訳はP.42を参照© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved312021年度3Q決算実績 – セグメント別航空宇宙システムは旅客需要の回復に伴い、改善傾向が続く①MC&Eは先進国の旺盛なアウトドア需要を背景に大幅な増収･改善②‘21/10に分社した車両とMC&Eが堅調な実績受注高’20年度3Q ’21年度3Q増減’20年度3Q ’21年度3Q増減売上高※1営業損益’20年度3Q ’21年度3Q1※1増減航空宇宙システム2,2471,608 ▲ 6382,7792,049 ▲ 730▲ 192 ▲ 113 +車両492422 ▲701,015891 ▲ 123▲ 13 25+(単位：億円)7839ｴﾈﾙｷﾞｰｿﾘｭｰｼｮﾝ&ﾏﾘﾝ1,8732,532+ 6582,1562,017 ▲ 13831 ▲ 25精密機械・ロボット1,7021,974+ 2711,5421,795+ 2522ﾓｰﾀｰｻｲｸﾙ&ｴﾝｼﾞﾝ2,2553,095+ 8402,2553,095+ 840569630+61※1575537 ▲37134+532296+ 27835+30- – – – – – ▲ 20 ▲ 279,14010,264+ 1,12310,32410,387+62▲ 37 390+ 427その他調整額※2合計56811857※1 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号2020年3月31日）の適用により、従来の方法に比べて、航空宇宙システムセグメントの売上高で約▲679億円、営業利益で約▲28億円、その他セグメントの売上高で約▲150億円の影響が生じています※2 「調整額」には、本社部門で発生する費用で社内管理上各部門への配賦を行わない費用等を含みます© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved412021年度3Q決算実績 – 損益計算書売上高売上原価売上総利益販売費および一般管理費うち 給料および手当研究開発費その他営業損益営業外損益うち 為替差損益(単位：億円)要因説明’20年度3Q’21年度3Q増減百分率百分率10,324100.010,387100.0+6287.112.913.282.018.014.3▲ 479+ 541+ 114▲ 37 ▲ 0.4 3.8+ 4278,9961,3281,36640729766136191430▲ 9 ▲ 0 8,5161,8701,48042231774039023▲ 177 ▲ 9 ▲ 15 ▲ 151 0▲ 0 213+++1152078291299▲ 213▲ 166▲+▲+①モーターサイクル＆エンジンや精密機械･ロボットにおいて販売費が増加②USD/JPYのレート差’20年度期末日レート’21年度3Q末日レート110.72円115.02円円安に推移したものの、ドル建債務の換算影響等により差損が発生③船舶中国合弁会社で鋼材価格の上昇やUSD/CNYレートが元高で推移したこと等により業績が悪化し、受注工事損失引当金を計上金融収支（受取配当金含む）▲ 17 持分法による投資損益民間航空エンジンの運航上の問題に係る引当金戻入金その他経常損益- 2.1+ 213© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved512021年度3Q決算実績 – 損益計算書’20年度3Q’21年度3Q増減百分率百分率▲ 0 – 2132.1+ 213経常損益特別損益うち 固定資産売却益関係会社株式売却益減損損失法人税等非支配株主に帰属する四半期純利益567983215▲ 39 135124８101316- ▲ 2 2261351772親会社株主に帰属する四半期純損益▲ 139 ▲ 1.4 0.7+ 212税金等調整前四半期純利益80.12.2+ 218(単位：億円)+▲▲+++416153605要因説明土地の売却寮・社宅の売却④⑤⑥⑨⑩エネルギー･環境プラントでの関係会社株式売却⑦船舶坂出工場における全部固定資産の減損⑧船舶坂出工場における新規取得資産の減損’20年度以降の将来計画を見直し再策定した結果、繰延税金資産の一部取り崩しを実施（54億円）持分法投資損失は税負担の軽減に寄与しないため、税前利益に対し法人税等の割合が高い© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved612021年度3Q決算実績 – 営業損益増減要因量産系事業(MC&E、精密機械･ロボット)が売上変動項目で大きく貢献航空宇宙システムでは前年同期に大きな負担となったエンジン整備費用が縮小’20年度3Q営業損失+427億円’21年度3Q営業利益売上構成変動等販管費増減売上変動為替変動© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved712021年度3Q決算実績 – 営業損益増減要因’20年度3Q営業損益為替変動※(粗利影響)売上変動※ 売上構成変動等※販管費(▲は増加)増減 計営業損益(単位：億円)’21年度3Q航空宇宙システム▲ 192 110▲ 113 車両▲ 13 ｴﾈﾙｷﾞｰｿﾘｭｰｼｮﾝ&ﾏﾘﾝ精密機械・ロボットﾓｰﾀｰｻｲｸﾙ&ｴﾝｼﾞﾝその他調整額合計5681185734128111▲ 14 ▲ 26 44148166050410741317▲ 0 ▲ 7 ▲ 29 ▲ 55 0▲ 25 78395327830253113429635▲ 28 ▲ 27 ▲ 20 ▲ 37 158168215▲ 114 427390※ 増減要因のうち、為替変動、売上変動および売上構成変動等は、当社が一定の基準を定めて算出した概算値です。また、それぞれの増減要因は不可分であることも多く、特に売上変動と売上構成変動等は合算した金額を確認することが望ましい場合があり得ます※ 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号2020年3月31日）の適用により、航空宇宙システムにおいて営業利益で約▲28億円の影響が生じており、当該影響は売上構成変動等に含めて表示しています© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved812021年度3Q決算実績 – 貸借対照表現金および預金売掛債権棚卸資産その他流動資産 計有形・無形固定資産繰延税金資産その他固定資産 計資産合計’20年度末百分率3Q末百分率’21年度1,2674,6046,5853974,7367041,3376,7787524,4746,9661,1504,6418261,6447,112(単位：億円)増減123▲ 514▲ 129+ 381+ 752▲953+ 122+ 30712,85465.513,34365.2+ 48934.534.8+ 33419,632100.020,456100.0+ 824有形・無形固定資産（億円）固定資産回転率（回）棚卸資産（億円）棚卸資産回転率（回）4,9444,9965,0374,8534,6416,3901.955,5876,6686,8426,9662.202.192.252.122.231.711.701.501.49要因説明①有利子負債の返済等による減少②収益認識会計基準適用に伴い、航空エンジン事業における売掛金の一部（約220億円）を期首剰余金調整として減額また、エネルギーソリューション＆マリンやMC&Eで債権回収が進捗③主にMC&Eや精密機械･ロボット、エネルギーソリューション＆マリンで増加（なお、収益認識会計基準適用に伴い、航空エンジン事業における仕掛品の一部（約440億円）を投資その他の資産に振り替え済み）’17/12末 ’18/12末 ’19/12末 ’20/12末 ’21/12末’17/12末 ’18/12末 ’19/12末 ’20/12末 ’21/12末© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved912021年度3Q決算実績 – 貸借対照表’20年度末百分率3Q末百分率’21年度3,5515,9331,532142593,5844,6541733,1657,3081,787104313,4844,297277(単位：億円)増減12▲ 386+ 1,375+ 254▲▲▲3828993▲ 357+ 10414,80575.415,88177.6+ 1,076買掛債務有利子負債契約負債（前受金）受注工事損失引当金民間航空ｴﾝｼﾞﾝの運航上の問題に係る引当金その他負債 計株主資本その他純資産 計負債・純資産合計19,632100.020,456100.0+ 8244,82724.64,57522.4▲ 252補足情報長期借入(億円)短期借入(億円)Net D/E Ratio7,1196,0185,411119.1%104.4%4,394142.4%76.60%8,0006,0004,0002,00007,8766,9567,3277,2947,6065,9545,6746,4496,5195,9337,308142.9%155.3%119.9%101.2%126.8% 135.4% 141.6%119.2%100.2%136.2%149.4%1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 1Q末 2Q末 3Q末 4Q末 1Q末 2Q末 3Q末2018年度2019年度2020年度2021年度要因説明①②③航空宇宙事業を中心に多くの事業で減少前年度末比での借入増は平常のサイクル収益認識会計基準適用に伴う期首剰余金の減少等（約▲400億円）Cash Conversion Cycleの推移（単位：日）’17年度3Q末’18年度3Q末’19年度3Q末’20年度3Q末’21年度3Q末CCC147162167168169© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved1012021年度3Q決算実績 – キャッシュ・フロー計算書運転資本構成項目の増減額▲ 1,071 ▲ 1,485 ▲ 414税金等調整前当期純利益減価償却費うち 売上債権の増減額(▲は増加) 棚卸資産の増減額(▲は増加) 仕入債務の増減額(▲は減少) 前渡金の増減額(▲は増加) 契約負債※の増減額(▲は減少)’20年度3Q’21年度3Q増減(単位：億円)226496+ 218+418454▲ 8 ▲ 567 ▲ 358 ▲ 29 ▲ 108 ▲ 788 ▲ 117 ▲ 856 ▲ 400 ▲ 283 172▲ 626 その他その他営業活動によるキャッシュ・フロー▲ 1,397 ▲ 1,389 有形・無形固定資産の取得による支出▲ 371 ▲ 454 有形・無形固定資産の売却による収入1371027▲ 9 投資活動によるキャッシュ・フロー▲ 224 ▲ 435 フリー・キャッシュ・フロー▲ 1,621 ▲ 1,825 借入金および社債の純増減額(▲は減少)配当金の支払額(非支配株主への支払を除く)セールス＆リースバックによる収入その他財務活動によるキャッシュ・フロー※ 旧科目名は前受金1,852▲ 0 100▲ 25 1,9261,356▲ 31 – ▲ 23 1,30122▲ 109▲ 288▲42▲ 254+280+ 1621+▲783▲ 109▲19▲ 2113▲ 203▲ 495▲30▲ 100+2▲ 624要因説明①’20年度3Q：MC&Eで債権回収が大きく進捗したものの、航空宇宙システムで棚卸資産が増加する等、運転資本構成項目等で大きく資金流出’21年度3Q：業績回復はあるものの、MC&Eや航空宇宙システムで棚卸資産が増加する等、運転資本構成項目等で大きく資金流出寮・社宅の売却②③’20年度3Q：FCF赤字の補填およびコロナ禍における不測の事態に備えた借入増’21年度3Q：3Qにおける増加額としては低水準© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved1112021年度3Q決算実績 – キャッシュ・フロー計算書ジェットエンジン事業を中心に運転資本が重く、営業CFのマイナスが継続足元では好調な量産系事業の貢献により営業CFは改善傾向営業キャッシュ・フロー投資キャッシュ・フロー運転資本括弧内数値は税引前利益フリー・キャッシュ・フロー(298)5,846(387)6,276(647)6,283(476)6,202(252)5,977(271)6,319(198)7,013(142)7,488(8)7,094(226)6,923(億円)10,0008,0006,0004,0002,0000▲ 2,000▲ 4,000’12年度3Q’13年度3Q’14年度3Q’15年度3Q’16年度3Q’17年度3Q’18年度3Q’19年度3Q’20年度3Q’21年度3Q© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved1222021年度業績予想 – サマリー営業利益は上方修正、持分法適用会社の損失により経常以下は据え置き4Qでは繰延税金資産の計上を見込む等、税金費用が改善’20年度実績▲ 53 ▲ 28 ▲ 193 受注高売上高営業損益経常損益[利益率][▲ 0.3%][利益率][▲ 0.1%]親会社株主に帰属する当期純損益[利益率][▲ 1.2%]従来予想修正予想前期比従来予想比3Q実績4Q予想’21年度予想および進捗状況14,02414,60015,300+ 1,276+70010,26414,88415,50015,500616- 10,387513+60[+ 3.3pt][+ 0.3pt]++++460[2.9%]220[1.4%]150[0.9%]248[+ 1.6pt]343[+ 2.2pt]400[2.5%]220[1.4%]150[0.9%]2.8%- [-]- [-]- – – (単位：億円)5,0365,11370[1.3%]7[0.1%]78[1.5%]- 390[3.7%]213[2.0%]72[0.7%]- 税前ROIC▲ 1.0% 2.8% +3.8pt売上加重平均レート(USD/JPY)105.29※1112.00- – 111.03114.00損益影響外貨量(億USD)※216.118.718.7+2.611.07.7※1 第3四半期以降（10月～3月）6ヵ月の想定レート※2 川崎重工業単体のドル建売上からドル建仕入を控除して算出（損失引当済み案件のドル建売上を含む）した外貨量であり、ドル1円の変動による営業利益への概算影響額。当該数値のセグメント別内訳はP.42を参照© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved1322021年度業績予想 – セグメント別ES&Mは船舶海洋のコストアップにより、利益見通しを引き下げMC&Eは部材調達リスクの低下等により、利益見通しを引き上げ受注高売上高営業損益’20年度’21年度予想’20年度’21年度予想’20年度’21年度予想実績 従来予想 修正予想 修正額実績 従来予想 修正予想 修正額実績 従来予想 修正予想 修正額航空宇宙システム3,2953,1003,700 + 6003,7773,2003,200- ▲ 316 ▲ 105 ▲ 105 車両7705005001,3321,5001,500- ▲ 45 30ｴﾈﾙｷﾞｰｿﾘｭｰｼｮﾝ&ﾏﾘﾝ3,1713,3003,3003,1953,2003,150 ▲ 50▲ 10 ▲ 35精密機械･ﾛﾎﾞｯﾄ2,5942,6002,6002,4082,6002,550 ▲ 50ﾓｰﾀｰｻｲｸﾙ&ｴﾝｼﾞﾝ3,3664,4004,4003,3664,4004,400- 825700800 + 100804600700 + 100その他調整額※2合計- – – – – – – ▲ 57 ▲ 70 ▲ 40 + 3014,02414,600 15,300 + 70014,884 15,500 15,500- ▲ 53 400460 + 60※1 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号2020年3月31日）の適用により、従来の方法に比べて、航空宇宙システムセグメントの売上高で約▲610億円、営業利益で約+30億円、その他セグメントの売上高で約▲300億円の影響を見込んでいます※2 「調整額」には、本社部門で発生する費用で社内管理上各部門への配賦を行わない費用等を含みます- – – – – ※1※1(単位：億円)- – 160 ▲ 30400 + 9025 +5※13025190310201031401174© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved143セグメント別詳細情報 – 航空宇宙システム2021年度3Q実績（前年同期比）受 注売 上ボーイング向けの増加はあったものの、収益認識会計基準の適用による民間機向け航空エンジンの減少等により減少防衛省向けやボーイング向けが減少したことに加え、収益認識会計基準の適用による民間機向け航空エンジンの減少等により減収営業利益減収はあったものの、ボーイング向けや民間機向け航空エンジンの収益性改善等により改善2021年度予想（従来予想比）受 注防衛省向けの増加により見通しを引き上げ売上･営業利益大きな変動はなく、見通しを据え置き受注高 (億円)4,9894,3164,1493,295従来予想3,1003,7002,092売上高 (億円)営業損益 (億円)4,6954,6395,325従来予想3,2003083264273,7773,2001,151’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度(注) グラフは濃色部が3Q累計、淡色部が4Qを表しています© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved従来予想▲ 1058▲ 105▲ 316153セグメント別詳細情報 – 航空宇宙システム’20年度’21年度’20年度’21年度予想3Q実績3Q実績 前年同期比通期従来予想 修正予想前期比従来予想比 4Q予想受注高2,2471,608 ▲6383,2953,1003,700 +405 +売上高2,779※2,049 ▲3,200※3,200 ▲うち 航空宇宙　　 航空エンジンうち 航空宇宙　　 航空エンジン1,5746721,8828971,343 ▲265 ▲1,566 ▲482 ▲2304077303164142,3629333,7772,6251,1512,5006002,4507503,100+600 ▲2,450 ▲750 ▲738333577175401営業損益[利益率]※▲ 192 ▲ 113 +[▲ 6.9%][▲ 5.5%]78[+ 1.3pt]▲ 316 [▲ 8.3%]※▲ 105 ▲ 105 +[▲ 3.2%][▲ 3.2%]211[+ 5.1pt]600600+(単位：億円)2,0921,7573351,1518842688[0.6%]- – – – – [-]※ 「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号2020年3月31日）の適用により、従来の方法に比べて、3Qでは売上高で約▲679億円、営業利益で約▲28億円の影響が生じています。また、通期では売上高で約▲610億円、営業利益で約+30億円の影響を見込んでいます営業損益増減要因 (億円)補足情報’20年度3Q営業損失’21年度3Q営業損失販管費増減為替変動 売上変動売上構成変動等収益認識会計基準の適用による影響を含むボーイング向け航空機分担製造品の売上機数(単位：機)主要航空エンジン分担製造品の売上台数(単位：台)’20年度’21年度 3Q比増減3Q通期3Q’20年度’21年度 2Q比増減3Q通期3Q767777777X7872121769302497725153+ 4▲ 6▲ 423 ▲ 46V25003513+ 10PW1100G270360358+ 88(注) Rolls-Royce向けエンジンは非公表© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved163セグメント別詳細情報 – 航空宇宙システム四半期別 売上高 (億円)航空宇宙航空エンジン1,2661,2221,1471,0591,0491,0521,3581,1791,2211,2871,2051,6111,0939979397467006327151Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度四半期別 営業損益 (億円)7.5%6.0%9.5%10.0%8.3%13.8%8.9%3.4%5.0%3.9%3.9% 3.7%4.2%© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved17▲ 6.7%▲ 6.3%▲ 7.3%▲ 3.1%▲ 12.4%▲ 23.4%3セグメント別詳細情報 – 航空宇宙システム事業環境・受注動向重点施策と具体的な取り組み 民間向け– コロナの影響が著しく、世界の旅客需要低迷に伴い機体・エンジンともに需要が低下– 短距離路線は北米や欧州等で回復の兆しが見られるものの、長距離路線を中心に全体的な需要回復は足踏み– 市場環境がコロナ以前の状況に回復するには相当程度の時間を要する– ただし、エンジンは機体と比較して早期の回復が期待できる 防衛省向け需要が存在– 厳しい防衛予算の中でも概ね安定した– 中長期的にも安定した受注が見込める基盤事業での安定した収益確保– ボーイング既存機および民間航空機用エンジンの収益確保のためのコストダウン推進– 防衛航空機・ヘリコプタの既受注開発案件・量産契約の着実な推進H145//BK117 D-3現在の受注実績13機市場変化を踏まえた技術戦略の見直し– 将来ビジョンに応じた研究開発の再構築– 脱炭素社会に向けた環境技術開発を立上げ財務基盤の強化– 固定費構造の見直し– 生産革新活動による棚卸資産圧縮の促進水素燃焼器（脱炭素技術の開発）© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved18生産革新活動の一例：Smart-Kプロジェクト3セグメント別詳細情報 – 車両2021年度3Q実績（前年同期比）前年同期に新幹線車両の受注があったため減少米国向け車両の増加はあったものの、その他地域向け車両が減少したことにより減収営業利益減収はあったものの、コロナ影響の縮小等による海外案件の採算改善により改善2021年度予想（従来予想比）受注･売上･営業利益大きな変動はなく、見通しを据え置き受 注売 上受注高 (億円)2,5711,3601,2571,4171,2461,3651,332売上高 (億円)営業損益 (億円)従来予想1,5001,500609従来予想30305▲ 38▲ 45従来予想50050078770’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度▲ 124 ▲ 137’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度(注) グラフは濃色部が3Q累計、淡色部が4Qを表しています© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved193セグメント別詳細情報 – 車両’20年度’21年度’20年度’21年度予想3Q実績3Q実績 前年同期比通期従来予想 修正予想前期比従来予想比 4Q予想受注高うち 国内・アジア　　 北米売上高　　 北米営業損益うち 国内・アジア492387105827188422 ▲362 ▲60 ▲702545770662108500 ▲270440 ▲222 ▲60 ▲48+1,015891 ▲1231,3321,5001,500 +168661 ▲230+165421,075256[利益率]▲ 13 [▲ 1.3%]25 +[2.8%]39[+ 4.1pt]▲ 45 [▲ 3.4%]1,000 ▲500+7524430 +[2.0%]75[+ 5.4pt]500455451,00050030[2.0%](単位：億円)- 1515- – – – [-]787806093392705[0.8%]営業損益増減要因 (億円)補足情報販管費増減’20年度3Q営業損失為替変動売上変動’21年度3Q営業利益売上構成変動等’19年度’20年度’21年度部品･改造･アフター関連売上(単位：億円)(下段：1-3Q 上段：4Q)米国ロングアイランド鉄道向けM-9プロジェクトの進捗状況（’21年12月末）274269300 全202両のうち、116両が引渡し済み 北米生産拠点のKMMでは最終号機の生産に着手しており、最終号機の引き渡しは2022年度2Qを予定© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved203セグメント別詳細情報 – 車両四半期別 売上高 (億円)国内・アジア北米4193453612914063863883813903683233233172872883152332202041Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q2017年度9.1%2018年度5.9%2019年度2020年度2021年度3.1%3.4%7.7%3.7%0.0%▲ 3.2%四半期別 営業損益 (億円)▲ 3.9%▲ 2.1%▲ 1.7%▲ 4.5%▲ 3.5%▲ 2.9%▲ 10.2%▲ 19.0%▲ 17.3%▲ 35.3%▲ 36.1%© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved213セグメント別詳細情報 – 車両事業環境・受注動向重点施策と具体的な取り組み 新型コロナウイルスの影響– 国内では鉄道関連投資計画の見直しが一部の事業者から出ている– 海外では工程遅延や新規案件の入札の延期・中止等が現実となりつつある サプライチェーンリスク– 電子部品等の供給不足や物流混乱、原材料価格の高騰については注視が必要も、足元業績への影響は限定的 中長期展望– 人口集中による大都市の混雑緩和や環境対策のための都市交通整備、アジア諸国の経済発展に伴う鉄道インフラニーズなど、今後も世界的に比較的安定した成長が見込まれる海外案件の納入スケジュール遵守– 主要案件のマイルストーンダッカ初編成納入2021年度1Q初編成・第2編成は現地機能試験を実施中第3・4編成は現地搬入中R211プロト初編成納入 2021年度1QR211Aパイロット車2編成(10両)はNYに到着し型式試験を実施中KMMでのR211A量産車生産は2021年度3Qから開始ダッカ都市交通会社（Dhaka Mass Transit Company Limited）向け都市高速鉄道車両M-9最終車両引渡し2022年度2Q2021年度1QまでにBase契約(92両)は完工しOption車両の生産中– 新たに設立した全社北米事業タスクフォースを通じて、北米工場の工程整流化･生産性･品質向上のため、本社部門・他カンパニーから人財を投入顧客に信頼される品質レベルの達成– 仕損じ、手直し費用の削減–KPS (Kawasaki Production System)の更なる推進、北米工場への展開部品･サービスの拡販、保守分野の事業拡大– 北米向け軌道遠隔監視装置を2021年度1Qにサービス開始© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved223セグメント別詳細情報 – エネルギーソリューション＆マリン受 注売 上営業利益受 注売 上2021年度3Q実績（前年同期比）国内向けごみ処理施設整備･運営事業等の大口案件やLPG運搬船の受注増加等により増加船舶海洋事業におけるLPG運搬船の工事量増加はあったものの、防衛省向け潜水艦工事量の減少や、エネルギー事業におけるCCPP※の減収等により減収減収および原材料価格の上昇により悪化※ガスタービンコンバインドサイクル発電プラント2021年度予想（従来予想比）大きな変動はなく、見通しを据え置きエネルギー事業における案件の期ずれによる減収により、見通しを引き下げ営業利益主に原材料価格の上昇に伴う船舶海洋事業の採算悪化により、見通しを引き下げ受注高 (億円)売上高 (億円)従来予想3,200営業損益 (億円)3,4473,0863,1713,4723,3203,1463,1953,1501272,2841,13338169103従来予想3,3003,300768’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度▲ 10’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度(注) グラフは濃色部が3Q累計、淡色部が4Qを表しています。なお、過年度実績は変更後の報告セグメントに組替えて表示しています© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved従来予想25▲ 41233セグメント別詳細情報 – エネルギーソリューション＆マリン’20年度’21年度’20年度’21年度予想3Q実績3Q実績 前年同期比通期従来予想 修正予想前期比従来予想比 4Q予想受注高1,8732,532 +6583,1713,3003,300 +129うち ｴﾈﾙｷﾞｰ･環境ﾌﾟﾗﾝﾄ　　 船舶海洋1,5463271,930601++2,1909812,6007002,600+700 ▲410281売上高2,1562,017 ▲1383,1953,2003,150 ▲45 ▲うち ｴﾈﾙｷﾞｰ･環境ﾌﾟﾗﾝﾄ　　 船舶海洋営業損益[利益率]1,59955756[2.6%]1,519 ▲497 ▲31 ▲[1.5%]25[▲ 1.0pt]2,401794103[3.2%]2,45075025[0.7%]2,400 ▲1 ▲750 ▲44▲ 10 ▲113 ▲[▲ 0.3%][▲ 3.5pt]35[▲ 1.0pt]▲ 41 [▲ 3.6%]3832747959(単位：億円)- – – 5050- 768670991,133881253(注) 過年度実績は変更後の報告セグメントに組替えて表示しています営業利益増減要因 (億円)補足情報為替変動 売上変動エネルギー事業における主要製品の売上 (億円)(上段：機器関連 下段：アフターサービス)プラント事業における環境分野の売上 (億円)環境分野売上O&M比率売上構成変動等販管費増減79468865871672040032046336236647540542.0%’20年度3Q営業利益’21年度3Q営業利益’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved243セグメント別詳細情報 – エネルギーソリューション＆マリン四半期別 売上高 (億円)エネルギー・環境プラント船舶海洋1,1207327778427307051,0018829938251,0386796487227057287037086061Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q2017年度2018年度2020年度2021年度2019年度10.4%四半期別 営業損益 (億円)5.0%3.7%2.6%2.1%5.3%4.3%4.8%4.7%4.5%3.6%2.6%1.5%5.6%0.6%▲ 0.5% ▲ 0.8%▲ 2.1%▲ 4.6%© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved(注) 過年度実績は変更後の報告セグメントに組替えて表示しています253セグメント別詳細情報 – エネルギーソリューション＆マリン事業環境・受注動向 エネルギー･環境プラント国内海外(新興国)分散型電源等のエネルギーインフラ整備需要が根強い一般商船艦艇・特殊船– 潜水艦は安定的な受注分散型電源需要が根強く、ごみ焼却設備の老朽化更新需要が継続 船舶海洋– アンモニア需要増に対する期待の高まりを背景としたLPG/アンモニア運搬船の商談が増加 セグメント全体コロナ影響・リスクカーボンニュートラル– 需要は回復基調を維持– 急速な経済正常化の動きに連れて、原材料価格や輸送運賃が高騰当社が強みとする水素製品をはじめ、脱炭素ソリューションに関する問い合わせや協力要請が増加© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved重点施策と具体的な取り組み受注獲得による収益力の向上事 例国内ごみ焼却施設の ① 更新需要取り込み〃② 延命化需要取り込み① 会津若松地方広域市町村圏整備組合、および霧島市より新ごみ焼却施設をDBO方式※で連続受注※DBO方式：Design（設計）Build（建設）Operate（運営）② さいたま市、枚方市、郡山市、および坂出･宇多津広域行政事務組合より、基幹的設備改良工事を4件連続受注新ごみ焼却施設（会津若松地方広域市町村圏整備組合向け）の完成イメージ霧島市クリーンセンター（霧島市向け）の完成イメージ脱炭素分野での主導的ポジションの確立–30MW級純国産高効率ガスタービン「L30A」を用いて水素の「つかう」分野でもカーボンニュートラルの実現に貢献 ドイツ/RWE Generation SE社と30MW級ガスタービンでは世界初となる水素100%の発電実証の実現に向けた協議を開始 西部石油㈱向けに副生水素混焼のコージェネレーションシステムを納入30MW級ガスタービン「L30A」263セグメント別詳細情報 – 精密機械・ロボット建設機械市場向け油圧機器や半導体向けをはじめとする各種ロボットの増加により増加2021年度3Q実績（前年同期比）同上の理由により増収営業利益増収等により増益2021年度予想（従来予想比）受 注売 上受 注売 上大きな変動はなく、見通しを据え置き中国建設機械市場向け油圧機器の減収により、見通しを引き下げ営業利益減収および原材料価格の上昇等により、見通しを引き下げ受注高 (億円)売上高 (億円)営業利益 (億円)従来予想2,6002,5942,6002,0712,2522,1886261,9892,2202,173従来予想2,6002,4087552,550216213従来予想19016026140122’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度(注) グラフは濃色部が3Q累計、淡色部が4Qを表しています© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved273セグメント別詳細情報 – 精密機械・ロボット’20年度’21年度’20年度’21年度予想3Q実績3Q実績 前年同期比通期従来予想 修正予想前期比従来予想比 4Q予想1,7021,974 +2712,5942,6002,600 +1,7268671,6509501,650 ▲950+676831,5421,795 +2522,4082,6002,550 +142 ▲1,1395631,10843481[5.2%]1,2457291,190604++++10616582170134 +[7.4%]53[+ 2.2pt]1,655752140[5.8%]1,650950190[7.3%]1,600 ▲55 ▲950+198160 +[6.2%]20 ▲30[▲ 1.1pt][+ 0.3pt]26[3.4%](単位：億円)- – – 5050- 626405221755410346受注高うち 油圧機器　　 ロボット売上高うち 油圧機器　　 ロボット営業利益[利益率]営業利益増減要因 (億円)為替変動売上構成変動等売上変動販管費増減中国向け油圧機器売上 (億円)ロボット分野別売上※上段：3Q下段：通期 (単位：億円)補足情報上段： 4Q下段：1-3Q603638444881減少車体組立・塗装半導体一般産機・その他合計’20年度 ’21年度増減205368160238109212474819230(予) 360257(予) 350188(予) 285676(予) 995+ 24▲ 8+ 97+ 112+79+73+201+176’20年度3Q営業利益’21年度3Q営業利益’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度※ 本表数値はセグメント間売上を含む© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved283セグメント別詳細情報 – 精密機械・ロボット四半期別 売上高 (億円)油圧機器ロボット6264934795415214184516787034834984884545365525766066128661Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度四半期別 営業利益 (億円)10.9%11.5% 10.9%9.9%9.5%9.2%10.1%9.4%9.9%8.5%8.8%6.8%7.3%6.3%3.6%2.9%4.1%3.8%2.9%© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved293セグメント別詳細情報 – 精密機械・ロボット事業環境・受注動向 油圧機器– 中国建設機械市場需要減速懸念はあるものの、当年度も高い水準の需要が継続– 中国以外の地域における建設機械市場コロナ影響による減少から回復し好調に推移– 建設機械の分野は今後、環境規制を背景とした電動化と、建設現場の熟練労働者不足に起因する自動化・自律化が進む ロボット– 汎用ロボットコロナ影響からの回復の早い地域を中心に好調に推移– 半導体向けロボット半導体製造装置メーカーの設備投資の増加により好調に推移– 電子部品等の供給不足や物流混乱の状況が継続重点施策と具体的な取り組み建設機械の電動化・自動化に向けた技術開発の推進– 電動化・自動化に対応した最新型油圧機器･システムの開発・供給により、顧客の将来建機の開発をサポートオープンイノベーションの推進–2021年6月より「K-AddOn」を開始K-AddOnとは当社ロボットに接続可能なパートナーメーカーの周辺機器について、接続が保証された機器を広く一般に公開するプラットフォーム「K-AddOn」登録機器を利用することにより、システムインテグレーターやロボットユーザーは、機器接続の検証コストを削減することが可能当社ロボットに適合する製品開発のサポート相互に製品PRを強化、販路拡大パートナーメーカー© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved303セグメント別詳細情報 – モーターサイクル＆エンジン2021年度3Q実績（前年同期比）売 上北米向け二輪車、汎用エンジンの増加に加え、欧州向け及び東南アジア向け二輪車の増加により増収営業利益増収に加え、前年同期に比べ為替レートが円安で推移したこと等により増益2021年度予想（従来予想比）売 上大きな変動はなく、見通しを据え置き営業利益部品調達リスクの縮小や販促費の削減に加え、値上げや為替前提の変更等により、見通しを引き上げ売上高 (億円)営業損益 (億円)従来予想4,4004,4003,3163,5683,3773,3661,305従来予想310400104152143117’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度(注) グラフは濃色部が3Q累計、淡色部が4Qを表しています© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved▲ 19’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度313セグメント別詳細情報 – モーターサイクル＆エンジン’20年度’21年度’20年度’21年度予想3Q実績3Q実績 前年同期比通期従来予想 修正予想前期比従来予想比 4Q予想(単位：億円)売上高2,2553,095 +8404,4004,400 + 1,034- 1,305うち 先進国二輪車　　 新興国二輪車　　 四輪車・PWC　　 汎用エンジン7364487243451,119728751496++++38227927150営業利益[利益率]18[0.8%]296 +[9.5%]278[+ 8.7pt]1,7001,7508801,120700310[7.0%]++++9001,020730608226++6 ▲195+502010030631172269234400 +[9.0%]283 +[+ 5.5pt]90[+ 1.9pt]104[7.9%]3,3661,1426741,014535117[3.4%]営業損益増減要因 (億円)補足情報販管費増減売上変動売上構成変動等為替変動二輪車国別販売台数（卸売）先進国（単位：千台）新興国（単位：千台）’20年度3Q ’21年度3Q 増減’20年度3Q ’21年度3Q 増減日本米国カナダ欧州豪州122937379120564559+ 7+ 26+ 1+ 7+ 1ブラジルタイフィリピンインドネシア中国その他65971816685106313013+ 1+ 0+ 9+ 13+ 13+ 6+ 45’20年度3Q営業利益’21年度3Q営業利益先進国 計137+ 45新興国 計150195四輪車・PWCの販売台数（卸売）は、’20年度3Qは58千台、’21年度3Qは55千台© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved323セグメント別詳細情報 – モーターサイクル＆エンジン四半期別 売上高 (億円)四半期別 営業損益 (億円)1.8%▲ 4.9%1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度10.3%6.7%11.0%5.6%2.3%8.2%0.9%13.0%8.8%10.8%4.0%▲ 1.9%▲ 4.4%▲ 0.6% ▲ 1.3%▲ 4.1%▲ 10.0%© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved333セグメント別詳細情報 – モーターサイクル＆エンジン事業環境・受注動向重点施策と具体的な取り組み 米国 欧州 東南アジア– 前年度に引き続き、二輪車・四輪車オフロードモデルの需要が旺盛– 今後も需要は堅調に推移すると見込む– コロナ影響が薄れ、市場は堅調に推移– 前年同期比では改善したものの、依然として先行きが不透明な状況が継続 サプライチェーン– 半導体等の部品不足、物流の混乱等により、製品供給にも影響が及んでいる市場要求に最大限に応える製品供給– 生産計画達成に向け総力を挙げた活動– 半導体不足等を背景とするサプライヤーの供給不足や物流混乱により計画通り生産が出来ない場合、入手可能部品に応じて生産・販売計画の変更を迅速に実施四輪ビジネスの拡大、脱炭素･電動化対応– 四輪増産、脱炭素をにらんだ開発投資に焦点– 米国工場、メキシコ工場へ総額300億円(5年間)の増産投資に着手– 電動、ハイブリッドモデルの上市に向けた開発を加速– ヤマハ発動機と水素エンジンの共同研究について検討開始固定費コントロールの徹底（経営のスリム化）– 具体的施策に裏付けられた徹底的な固定費削減策の継続– 研究開発は強化米国で販売好調なSxSTERYX KRX 1000FCFの確保– 将来の投資に向けてFCFの安定確保を目指すEV Project 参考出品車(2019年EICMAショー)© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved344株主還元配当政策2021年度配当中長期的な連結配当性向の基準30%考慮12総合的に勘案安定的な配当将来の業績見通しFCFやD/Eレシオ等の財務状況 営業利益は期初予想から160億円上方修正 一方で、営業外損益の悪化により、親会社株主に帰属する当期純利益は期初予想から20億円の下方修正 サプライチェーンリスクの解消時期が不透明な状況1株当たり30円（配当性向33.5%）の年間計画を据え置く（中間配当20円、期末配当10円）35.8%32.3%12027.0% 25.9%100配当性向30%19.3%43.5%42.5%38.2%34.6%31.3%33.5%赤字配当505030306060607035無配03009年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度 20年度 21年度© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved354プロジェクトトピックスカワサキの成長とブランド力の更なる向上 4年累計で 国内シェアトップ（251cc以上）国内販売台数(251cc以上) 「Ninja ZX-25R」が日本バイクオブザイヤー2021大賞を受賞 ”Bimota”からカワサキ製エンジンを搭載したNewモデル「KB4」が3月より販売開始当社プレスリリースのURLhttps://www.khi.co.jp/news/detail/20211215_3.htmlhttps://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20211215_2.htmlカワサキモータース㈱事業方針説明会資料 抜粋日本バイクオブザイヤー2021 大賞Ninja ZX-25Rイタリア高級ハンドメイドバイクBimota KB4© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved364プロジェクトトピックス半導体製造装置向けウェハ搬送ロボットの”今”～生産ラインフル稼働、半導体供給を支える～ 世界的な半導体需要の高まりを受け、当社のウェハ搬送ロボットの生産ラインはフル稼働が継続 SEMIの市場予測によれば、2021年の半導体製造装置市場は史上初の1000億ドル超2022年も市場は拡大との予測半導体製造装置内で活躍するウェハ搬送ロボット半導体製造装置の特徴に合わせて、様々なタイプの搬送ロボットが活躍しています半導体ウェハ半導体製造装置のイメージ図※2020年度 金額ベース（当社推定）ウェハ搬送ロボットシェア※56%© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved374プロジェクトトピックス世界初の液化水素運搬船「すいそ ふろんてぃあ」が豪州に到着 液化水素の大量かつ長距離海上輸送実証試験を実施本試験により獲得できる知見等液化水素海上輸送･荷役の成立性タンク･真空二重配管等の構造健全性･･･etc.洋上オペレーション 豪州での水素積荷作業を無事完了、各種機器の点検を実施し出港（2月中下旬以降に日本に帰港予定） 想定通りの性能が確認されており実証試験は着実に進行当社プレスリリースのURLhttps://www.khi.co.jp/pressrelease/news_220121-1.pdf全長：116m容量：1,250㎥船員：25名© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved384プロジェクトトピックス「自治体PCR等検査無料化事業」においてPCR検査サービスを開始 東京都では世田谷区の代田区民センターを皮切りに、杉並区他都内各地で検体採取ブースを順次開設予定 兵庫県では神戸市の神戸クリスタルタワー内に検体採取ブースを開設･追加開設も準備中 PCR検査の受付から検体採取･検査･結果通知までの一貫したサービスを受検者に提供当社プレスリリースのURLhttps://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20220114_1.htmlhttps://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20220128_1.html空港検査サービス拡大中近畿大学病院に続く2ヵ所目のクリニックとして医療法人友広会（以下、友広会)と業務提携し、関西国際空港における国際線出発旅客向けのPCR検査サービスを拡充関空内検査施設① 近畿大学医学部関西国際空港クリニック② 友広会 関西国際空港PCR検査クリニック＜今後の展開＞他の国際空港への展開を図ることに加え、入国者向けPCR検査サービスの導入を目指す© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved394参考情報 – 設備投資・減価償却費・研究開発費・期末従業員数’20年度’21年度’20年度’21年度3Q実績3Q実績 前年同期比通期予想前期比(単位：億円、名)419452297352 ▲450 ▲317+67120556612449650620495+++++9484649911036,69137,300 +60926,90127,4009,7909,900設備投資減価償却費研究開発費従業員数(期末)うち国内うち海外設備投資減価償却費800763827821売上高 (億円)売上高減価償却費率3.3%3.5%3.7% 3.7%4.1% 4.0%6126502.9%3.1%669590704612445490515561556620’14年度 ’15年度 ’16年度 ’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度’14年度 ’15年度 ’16年度 ’17年度 ’18年度 ’19年度 ’20年度 ’21年度(予)15,500(予)40© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved4参考情報 – その他 受注残高 (億円) 船舶海洋 受注残高の推移 (億円)’20年度3Q’21年度3Q実績実績増減2,1161,9163Q末 年度末航空宇宙ｼｽﾃﾑ5,2274,869 ▲ 357車両4,4723,964 ▲ 507ｴﾈﾙｷﾞｰｿﾘｭｰｼｮﾝ&ﾏﾘﾝ4,4845,258 +773精密機械･ﾛﾎﾞｯﾄ667871+204ﾓｰﾀｰｻｲｸﾙ&ｴﾝｼﾞﾝ- – – その他合計238310+7115,09015,275 +1841,0161,1851,0169911,1501,046800859629’16年度’17年度’18年度’19年度’20年度’21年度 地域別売上高 (億円) 船種別受注実績および完工年度 (隻)’20年度3Q’21年度3Q実績実績増減4,8324,540 ▲ 2922,2782,436 +1581,044857 ▲ 1871,8302,006 +175337545+20710,32410,387 +62日本米国欧州アジアその他合計※ 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しています‘21年度受注実績LNG運搬船LPG運搬船潜水艦その他合計55完工年度’21年度’22年度 ’23年度 ’24年度 受注残3Q実績4Q予定-1–1-2–2-41-5-4–4-11-2-112-13© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved414参考情報 – その他 セグメント別損益影響外貨量 (億USD)’20年度’21年度3Q実績3Q実績4Q予想航空宇宙ｼｽﾃﾑ車両ｴﾈﾙｷﾞｰｿﾘｭｰｼｮﾝ&ﾏﾘﾝ精密機械･ﾛﾎﾞｯﾄﾓｰﾀｰｻｲｸﾙ&ｴﾝｼﾞﾝ合計3.20.52.11.22.79.72.30.52.01.74.511.0※ 為替レートが1円変動することよる営業利益への概算影響額0.10.63.40.62.97.7 売上加重平均レート (EUR/JPY) 損益影響外貨量 (億EUR)’19年度実績’20年度実績’21年度3Q実績’21年度4Q予想121.70124.61130.78130.00’19年度実績’20年度実績’21年度3Q実績’21年度4Q予想4.43.23.11.8※ 為替レートが1円変動することによる営業利益への概算影響額© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved42© Kawasaki Heavy Industries, Ltd. All Rights Reserved