ベネフィット・ワン（2412） – 2022年３月期第３四半期 決算概要

株式会社ベネフィット・ワン 東証第１部 証券コード 2412 https://corp.benefit-one.co.jp/ 2022 年 2 月 1 日 ベネフィット・ワン 2022 年３月期 第３四半期 決算概要 ＜第３四半期連結業績サマリー＞ ヘルスケア事業が大きく収益貢献、連結営業利益 37.9%増益 ヘルスケア事業の新型コロナワクチン接種支援事業が拡大、連結収益押上げ 昨年末にかけては福利厚生会員のサービス利用が進み、補助金支出増加傾向 JTB ベネフィット子会社化で会員数合計 1,000 万人超(注 1)。連結損益への反映は第 4 四半期より 当期期初より会計基準変更しており、売上高影響は 5,835 百万円減少、利益影響は軽微 通期の業績予想は 2021 年 5 月 12 日発表の数値を据え置き （注 1）福利厚生会員、パーソナル・ＣＲＭ会員含む総会員数を表します １．第３四半期連結業績 （2021 年 4 月 1 日～2021 年 12 月 31 日） 単位:百万円 前期 実績 前年同期比 通期計画 金額 売上比 金額 売上比 増減 ％ 金額 進捗率 27,074 – 27,068 – ▲5 ▲0.0% 37,310 72.6% 15,215 56.2% 12,256 45.3% ▲2,959 ▲19.5% 売上総利益 11,858 43.8% 14,812 54.7% +2,954 +24.9% – – – – – – 4,942 18.3% 5,274 19.5% +332 +6.7% 6,916 25.5% 9,538 35.2% +2,621 +37.9% 11,750 81.2% 6,960 25.7% 9,552 35.3% +2,591 +37.2% 11,830 80.7% 売上高 売上原価 販管費 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する四半期純利益 4,772 17.6% 6,663 24.6% +1,890 +39.6% 8,120 82.1% （注 2）第１四半期連結会計期間の期首からの「収益認識に関する会計基準」等適用による上記業績への影響として、従前の計上基準に比べて売上高が 5,835 百万円減少し、売上原価が 5,821 百万円減少し、利益が 14 百万円減少しております。 ２．主要事業の業績 （2021 年 4 月 1 日～2021 年 12 月 31 日） 単位：百万円 売上高 営業利益 前年同期比 増減 ％ 前年同期比 増減要因 増減 ％ 福利厚生 パーソナル ＣＲＭ 13,075 ▲279 ▲2.1% 会員メニュー利用回復、補助金支出増加 1,444 ▲134 ▲8.5% 6,889 +718 +11.6% 会計基準変更による売上高影響▲368 百万円 328 +7 +2.3% 共通費等の配賦方法変更による利益影響＋928 百万円 インセンティブ 2,586 ▲323 ▲11.1% 612 ▲73 ▲10.7% 大手既存顧客の利用低調 ヘルスケア 7,441 +561 +8.1% 3,570 +3,227 +942.3% ワクチン接種支援拡大が貢献 会計基準変更による売上高影響▲5,467 百万円 購買・精算代行 477 ▲27 ▲5.3% 60 +18 +44.0% 出張回復傾向もコロナ影響続く ペイメント 海外 8 +1 +21.6% ▲54 ▲59 – 「給トク払い」リリース、費用先行 +9.8% ▲105 ▲23 – コロナ禍影響あるも、既存顧客の取引堅調 その他（全社共通費など） – ▲1,434 ▲1,187 – 費用の配賦方法変更による増加 1,080 629 +97 +92 合計 27,068 ▲5 ▲0.0% 9,538 +2,621 +37.9% 1 株式会社ベネフィット・ワン 東証第１部 証券コード 2412 https://corp.benefit-one.co.jp/ 単位：百万円 パーソナル ＣＲＭ インセンティブ ペイメント 海外 その他 売上高 売上総利益 インセンティブ ヘルスケア 購買・精算代行 ペイメント 海外 ３．主要事業の四半期実績推移 ＦＹ03/20 ＦＹ03/21 ＦＹ03/22 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 福利厚生 4,359 4,471 4,396 4,484 4,441 4,443 4,470 4,577 4,372 4,344 4,359 ヘルスケア 1,837 2,711 2,737 3,313 1,616 2,123 3,141 3,486 1,811 3,733 1,897 購買・精算代行 189 187 179 195 160 162 182 191 165 161 150 647 130 1,295 – 107 115 650 114 770 – 253 122 628 103 630 – 227 205 589 142 986 – 268 233 539 109 536 111 503 101 478 151 995 1,120 794 1,048 – 230 158 – 331 115 – 422 271 – 441 395 498 109 981 3 348 196 484 110 921 2 293 217 462 108 683 3 438 219 8,679 9,278 9,105 10,210 8,248 8,941 9,884 10,767 8,483 10,265 8,319 3,553 3,406 3,754 4,089 3,832 3,951 4,076 4,564 4,600 5,790 4,421 売上総利益率％ 40.9% 36.7% 41.2% 40.0% 46.5% 44.2% 41.2% 42.4% 54.2% 56.4% 53.1% 販管費 1,636 1,560 1,562 1,649 1,666 1,662 1,614 1,707 1,754 1,746 1,773 福利厚生+パーソナル+ＣＲＭ 1,624 1,605 1,849 1,801 1,999 2,074 2,098 2,218 2,285 2,451 2,153 289 85 34 – 127 233 21 – 122 325 22 – 252 489 32 – 233 291 29 16 – 50 4 – 161 264 22 – 290 413 31 269 216 792 1,882 17 15 127 896 28 – ▲23 ▲17 ▲14 ▲75 ▲66 ▲48 ▲42 ▲37 ▲25 ▲20 ▲22 ▲41 ▲33 ▲31 その他（全社共通費など） ▲41 ▲74 ▲78 ▲92 ▲75 ▲105 ▲63 ▲72 ▲453 ▲470 ▲512 営業利益 1,916 1,846 2,192 2,440 2,165 2,289 2,462 2,858 2,846 4,044 2,647 営業利益率％ 22.1% 19.9% 24.1% 23.9% 26.3% 25.6% 24.9% 26.5% 33.6% 39.4% 31.8% 経常利益 1,925 1,870 2,208 2,459 2,179 2,307 2,474 2,898 2,877 4,010 2,664 経常利益率％ 22.2% 20.2% 24.3% 24.1% 26.4% 25.8% 25.0% 26.9% 33.9% 39.1% 32.0% 親会社株主に帰属する四半期純利益 1,314 1,289 1,504 1,534 1,489 1,582 1,701 1,994 2,051 2,774 1,837 純利益率％ 15.1% 13.9% 16.5% 15.0% 18.1% 17.7% 17.2% 18.5% 24.2% 27.0% 22.1% 2 株式会社ベネフィット・ワン 東証第１部 証券コード 2412 https://corp.benefit-one.co.jp/ ４．事業別会員数の四半期実績推移 単位：万人 福利厚生 パーソナル ＣＲＭ 総会員数 （注 3） ＦＹ03/20 ＦＹ03/21 ＦＹ03/22 6 月 9 月 12 月 3 月 6 月 9 月 12 月 3 月 6 月 9 月 12 月 513 （-） 137 （-） 119 （-） 769 （-） 522 （-） 141 （-） 118 （-） 781 （-） 522 （-） 140 （-） 117 （-） 779 （-） 522 （-） 134 （-） 124 （-） 780 （-） 590 （-） 125 （-） 124 （-） 839 （-） 624 （-） 120 （-） 124 （-） 868 （-） 624 （-） 115 （-） 125 （-） 864 （-） 621 （-） 111 （-） 130 （-） 862 （-） 634 （-） 106 （-） 127 （-） 867 （-） 635 893 （-） （258） 101 105 （-） （11） 127 139 （-） （12） 863 1,137 （-） （281） （注 3）株式会社 JTB ベネフィットの会員数を括弧内に内数で記載しております（連結損益計算書への反映は第 4 四半期以降） ５．ヘルスケア事業受診件数推移 単位：万件 ＦＹ03/20 ＦＹ03/21 ＦＹ03/22 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 4Ｑ 1Ｑ 2Ｑ 3Ｑ 健診：受診件数 （注 4） 15 23 13 10 28 16 13 特定保健指導：初回面談件数（注 5） コロナワクチン接種回数（注 6） 2 – 2 – 3 – 4 – 2 – 3 – 4 – 1 1 – 16 3 34 25 3 72 14 3 25 （注 4）健診：受診件数とは、健診受診にあたって当社が予約手配を行った件数を表します （注 5）特定保健指導：初回面談件数とは、特定保健指導対象者と専門スタッフの初回面談の実施件数を表します （注 6）コロナワクチン接種回数とは、自治体及び職域接種にあたって当社が接種手配を行った件数を表します 3 株式会社ベネフィット・ワン 東証第１部 証券コード 2412 https://corp.benefit-one.co.jp/ ６．連結業績予想に関する定性的情報 （2021 年 4 月 1 日～2022 年 3 月 31 日） （2021年５月12日付公表時の業績予想の前提） 2021年５月12日付で公表いたしました2022年３月期の業績予想においては、福利厚生事業の会員のサービス利用や購買・精算代行事業の出張利用における新型コロナウイルス感染症の影響は下期にかけて徐々に回復する見通しを立てており、その他の事業では大きな影響は見込まず、ヘルスケア事業を中心とした取引拡大、利益成長を前提に業績予想を策定しておりました。 （第３四半期連結累計期間までの実績） 福利厚生事業において、会員によるサービス利用は緊急事態宣言下で利用回復が遅れていましたが、宣言解除後の2021年10月以降は利用回復が着実に進みました。また、ヘルスケア事業ではワクチン接種支援事業が伸長し、連結全体の利益成長を牽引しました。 （今後の見通しにおける前提認識） 今後の業績見通しについて、福利厚生事業においては会員のサービス利用回復継続を見込んでおり、ヘルスケア事業においては３回目の新型コロナワクチン接種支援の追加的な受託を見込んでおりますが、新型コロナウイルス感染症の動向次第では、これらの見込みやその他事業の進捗に影響を及ぼすと考えられる変動要素があります。また、2021年10月29日付で株式を取得して子会社となった株式会社JTBベネフィットについては、当年度は第４四半期より連結損益計算書に反映させる予定であり、当期における連結期間が短く、組織統合によるシナジー効果は次期以降を見込んでいることから今年度の通期連結業績に与える影響は限定的となる見通しです。 以上を勘案し、通期の業績予想につきましては、2021年５月12日公表の数値を据え置いております。 本資料は決算業績に関する情報の提供を目的としたものであり、当社が発行する有価証券の投資を勧誘することを目的としたものではありません。なお、本資料は 2021 年 12 月末時点のデータに基づいて作成されております。従いまして、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断によるものであり、その情報の正確性、完全性を保証し又は約束するものではなく、また今後、予告なしに変更されることがあります。 【問い合わせ先】 ＩＲ担当窓口 経営企画室 TEL：03-6870-3802／MAIL：ir_inquiry@benefit-one.co.jp 4