ダイセル(4202) – 2022年3月期 第3四半期決算説明資料

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開示日時:2022/02/02 13:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 46,295,600 5,893,200 5,992,000 107.81
2019.03 46,485,900 5,117,100 5,066,200 105.38
2020.03 41,282,600 2,964,500 3,005,100 15.49
2021.03 39,356,800 3,172,300 3,263,500 65.18

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
861.0 814.22 867.38 6.77 10.52

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 3,345,600 6,688,800
2019.03 1,494,400 5,852,300
2020.03 1,088,000 5,719,300
2021.03 2,108,000 5,786,900

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

2022年3月期第3四半期 決算説明資料2022年2月2日目次1. 決算サマリー2. 外部環境3. 2022年3月期 第3四半期決算4. 2022年3月期 通期業績予想5. 参考資料(売上高・営業利益・EPSの推移、酢酸市況推移と変動要因、セグメント別情報、セグメント別 売上高・営業利益(四半期推移)、2022年3月期通期業績予想、前提条件 )P. 3P. 4P. 6P. 12P. 152022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料321. 決算サマリー決算サマリー◇ 2022年3月期第3四半期業績• 売上高3,430億円、営業利益393億円。21年11月に公表した計画を上回る収益• メディカル・ヘルスケア、スマート、マテリアル、エンジニアリングプラスチックで収益が計画を上回った• 収益が計画を上回った背景として、酢酸市況や為替の影響に加え、液晶表示フィルム向け酢酸セルロースなど一部製品の販売数量の増加、価格是正の積極的な推進がある• メディカル・ヘルスケアで減損損失98億円を計上• 親会社株主に帰属する四半期純利益は235億円◇ 2022年3月期通期業績予想• 売上高4,620億円、営業利益495億円に計画を上方修正• 足元の業績動向、為替レート、製品および原料市況を踏まえて通期業績予想を見直し• 親会社株主に帰属する当期純利益を290億円に上方修正2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料332. 外部環境市場動向セグメント主要製品主要市場第4四半期の見通しメディカル・ヘルスケア化粧品原料コスメ健康食品原料ヘルスケアキラルカラムライフサイエンス2022年3月期第3四半期累計期間の状況コスメの国内市場は低調に推移。一方、コロナ禍から早期に回復した中国市場の需要は増加健康食品の国内市場はコロナ禍での健康意識の高まりにより堅調に推移米国の研究機関・大学におけるコロナ禍からの需要回復や、中国・インドのジェネリック製薬向け需要の成長により、キラルカラムの需要は堅調に推移コスメの中国市場は堅調ながら、コロナ禍の再拡大や春節の影響を注視健康食品の国内市場は堅調に推移する見通し一部の地域でコロナ禍が懸念されるものの堅調に推移する見通しスマートTAC(※)機能フィルム電子デバイスレジスト材料半導体電子材料溶剤コロナ禍からの需要回復により液晶パネル需要は好調に推移。10月~12月も液晶パネルメーカーの稼働は一定の水準が維持されたその他電子デバイスの需要も増加。半導体市場は旺盛な需要を背景に成長。5G普及による基地局新設、データセンター新設需要なども増加液晶パネル市場は巣ごもり需要一巡により調整が入る見通しその他電子デバイス、半導体は引き続き高い水準の需要が継続する見通しセイフティエアバッグ用インフレータ自動車自動車生産台数はコロナ禍からの回復により前年同期比で増加したものの、半導体をはじめとする部品供給問題の影響あり部品供給問題の影響が依然継続する見通し※TAC(Tri-acetyl cellulose): 液晶表示フィルム向け酢酸セルロース2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料342. 外部環境市場動向セグメント主要製品主要市場第4四半期の見通し2022年3月期第3四半期累計期間の状況酢酸の主用途である酢酸ビニル、PTAの需要はコロナ禍からの回復により好調に推移。一方で北米大寒波、中国環境規制などによる供給面での不安から、市況は高い水準で推移酢酸エチルの需要もグラビアインキ向けなど各用途で好調に推移。酢酸市況上昇に伴い市況は上昇酢酸ビニル、PTAの需要は堅調に推移する見込み。一方で供給面は徐々に回復し、酢酸市況は低下傾向酢酸エチルの需要も引き続き堅調に推移する見通し。市況は酢酸市況低下により下落する見込み樹脂・インク用原料塗料用溶剤アセチル(酢酸、酢酸誘導体、アセテート・トウ)マテリアル繊維フィルターアセテート・トウの主用途であるフィルターのグローバル市場はコロナ禍からの回復基調が継続コロナ禍からの回復基調に加え、物流混乱による在庫積み増しにより需要は堅調に推移する見通しケミカル(エポキシ樹脂、カプロラクトン誘導体、その他化学品)電材・コーティング用原料エポキシ樹脂、カプロラクトン誘導体の主要市場の一つである自動車市場はコロナ禍からの回復傾向にあるものの半導体不足の影響を受けた。同じく主要市場の一つである電子デバイスは好調に推移。自動車市場は半導体不足の影響を引き続き受ける一方で、電子デバイス市場は好調に推移する見通しエンジニアリングプラスチックPOMPBTPPS自動車部品サプライチェーンの混乱により自動車減産が続くなかでも、自動車部品業界は在庫確保の動きにより需要は堅調に推移自動車部品市場は引き続き堅調に推移する見通し電機・電子・精密機器スマートフォンやパソコンの需要は堅調に推移した一方で、白物家電需要は国内の巣ごもり需要一巡の影響もあり低下傾向スマートフォンやパソコンの需要は引き続き堅調に推移する見通し2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料3LCP電子デバイススマートフォン需要が好調に推移。5G普及による基地局新設需要も増加電子デバイスは引き続き高い水準の需要が継続する見通し53. 2022年3月期 第3四半期決算2022年3月期 第3四半期業績(単位:億円)2021/3 3Q実績2022/3 3Q実績対前年同期増減%2,8143,430+616+21.9%187202112106393432235111+206+109.8%+230+113.5%+123+109.2%売 上 高営 業 利 益経 常 利 益親会社株主に帰属する四半期純利益為替レート USD/JPY• コロナ禍の影響を大きく受けた前年同期と比較して幅広い産業で需要が回復し、セイフティ、エンジニアリングプラスチックを中心に販売数量が増加• コロナ禍による世界的なコンテナ不足や燃料費上昇により販売直接費が増加したものの、販売数量の増加、酢酸市況の上昇、原燃料価格・物流費上昇に伴う販売価格是正、事業構造改革の推進が増益に貢献• メディカル・ヘルスケアで減損損失98億円を計上(化粧品原料プラント、海外子会社のれん)2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料36セグメント別 売上高・営業利益(対 前年同期 増減・要因分析)2021/33Q実績2022/33Q実績増減増減率数量差分析単価差(単位:億円)単価差の内為替影響3. 2022年3月期 第3四半期決算売上高メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルエンジニアリングプラスチックその他事業合 計営業利益12216109140メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルエンジニアリングプラスチックその他事業全社共通合 計2022年3月期 第3四半期 決算説明資料13△ 1131871201764677491,212912,8142021/33Q実績2022/33Q実績増減増減率数量影響価格影響価格影響の内為替影響その他1462405038921,568803,43026494418319511△ 115393+26+65+37+143+356△ 10+616+13+28+38+75+55△ 2△ 2+206+21.9%+36.8%+7.8%+19.1%+29.4%△11.4%+21.9%+110.5%+134.0%+671.6%+68.8%+39.1%△13.1%△1.5%+109.8%+22+53+11△ 4+174△ 10+246+4+12+25+147+182‐+370分析+19+28+20+10+72△ 2‐+147△ 2+2+13+52+25‐‐+90+2△ 0+10+12+9‐‐+32+4+1+30+24+40‐+99△ 4△ 2+4+13△ 42‐△ 2△ 3273. 2022年3月期 第3四半期決算セグメント別 営業利益(対 前年同期 増減・要因分析)営業利益営業利益の増減要因数量影響+19 + 1,3-BGやエクオール、キラルカラムなどの販売数量増加メディカル・ヘルスケア価格影響△2 △ 原燃料価格上昇その他△4 △ 経費増加数量影響+28 + 液晶パネル需要好調による販売数量増加スマート価格影響+2 + コスト上昇に伴う価格是正その他△2 △ 経費増加数量影響+20 + 新規プログラム獲得による販売数量増加セイフティ価格影響+13 + 為替影響その他+4 + 在庫影響数量影響+10 + コロナ禍からの需要回復による販売数量増加マテリアル価格影響+52 + 酢酸市況上昇、コスト上昇に伴う価格是正、為替影響その他+13 + 在庫影響数量影響+72 + コロナ禍からの需要回復による販売数量増加エンジニアリングプラスチック価格影響+25 + コスト上昇に伴う価格是正、為替影響その他△42 △ 直接販売費増加2022年3月期 第3四半期 決算説明資料83. 2022年3月期 第3四半期決算通期予想(※)に対する進捗率全社業績売 上 高営 業 利 益経 常 利 益2022/33Q実績通期予想 進捗率3,4304,48076.6%393432380 103.4%420 102.8%親会社株主に帰属する四半期/当期純利益23524097.9%為替レート USD/JPY111110※ 2021年11月5日に発表した業績予想です。セグメント別売上高・営業利益メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルエンジニアリングプラスチックその他事業全社共通合 計売 上 高営 業 利 益(単位:億円)通期予想 進捗率通期予想 進捗率2022/33Q実績14624050389219076.8%3006901,16080.1%73.0%76.9%1,5682,03077.2%2022/33Q実績2649441831952795.2%42 115.9%87.0%5096.5%19021590.8%80-3,430110‐4,48073.0%76.6%1611‐ △ 115 △ 16039369.9%71.9%380 103.4%• 為替レート(USD/JPY) 2021年10月~12月: 予想110円 ⇒ 実績114円• スマートはディスプレイ事業の販売数量が計画を上回ったことにより、収益が計画を上回った• マテリアルは酢酸市況が計画を上回る水準で推移したことに加え、アセテート・トウなどの販売数量が計画を上回ったことで収益が計画を上回った• エンジニアリングプラスチックは物流混乱などによる販売数量減少の影響があるものの、為替の影響や、POM・PBTを中心にコスト上昇に伴う販売価格是正を強力に推進したことにより、収益は計画を上回った2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料393. 2022年3月期 第3四半期決算大型投資案件の状況◇ 酢酸原料(一酸化炭素)プラントの状況22年6月の商業運転開始に向けて、22年1月より試運転を開始••◇ 化粧品原料(1,3‐BG)プラントの状況22年7月の商業運転開始に向けて、要因変更に伴う客先承認のためのサンプル出荷を実施中• コロナ禍による製品市場環境の悪化や足元の原燃料コストの動向から、投資決定時に想定した投資回収は困難と判断し、減損損失84億円を計上(参考) 大型投資案件に関する減価償却費の見通し2022/32023/32024/32025/3今回計画【参考】中期戦略(21年2月公表)【参考】期初計画(21年5月公表)01304510511513510585100(単位:億円)2026/38065756050602022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料3103. 2022年3月期 第3四半期決算連結貸借対照表(単位:億円)流動資産現預金及び有価証券受取手形及び売掛金棚卸資産その他固定資産有形固定資産無形固定資産投資その他資産資産合計負債有利子負債その他純資産負債純資産 合計2021年3月末2021年12月末3,1253,3439159321,0871923,2792,1971069756,4043,9542,7091,2442,4506,4047669971,3012793,4532,2781021,0736,7964,1072,7751,3322,6906,796増減+218△ 149+65+214+88+175+81△ 4+97+393+153+65+88+240+393• 運転資金増加に伴う現預金残高の減少• エンジニアリングプラスチックなど、コロナ禍からの需要回復対応で減少した在庫の積み増しを実施• 有形固定資産は、酢酸原料プラントなどの設備投資による増加がある一方で化粧品原料プラントの減損による減少もある• 投資有価証券の時価が上昇2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料3114. 2022年3月期 通期業績予想2022年3月期 通期業績予想の修正2021/3 実績2022/3前回予想(※)2022/3見直予想対前年度対前回予想増減増減率増減増減率3,9364,4804,620+684+17.4%+140+3.1%(単位:億円)+178+56.0%+115+30.3%+188+54.3%+115+27.4%+93+47.1%+50+20.8%売 上 高営 業 利 益経 常 利 益親会社株主に帰属する当期純利益為替レート USD/JPYR O I CE B I T D A3173471971064.1%5863804202401104.8%6624955352901126.2%777※ 2021年11月5日に公表した業績予想です。2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料3124. 2022年3月期 通期業績予想2022年3月期 業績予想 営業利益増減分析(対 前回予想)(単位:億円)(為替・酢酸市況影響除く)• 主に、スマートの液晶表示フィルム向け酢酸セルロースや機能フィルム、マテリアルのアセテート・トウの販売数量が増加• コスト上昇に伴う販売価格是正の推進、4Qにおける原燃料価格前提見直し• 為替レート(USD/JPY)前提 下期:110円 ⇒ 114円• 酢酸市況 (USD/ton)前提 下期平均:750ドル ⇒ 910ドル2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料3134. 2022年3月期 通期業績予想セグメント別 売上高・営業利益(単位:億円)2021/3実績2022/3前回予想2022/3見直予想対前年度対前回予想増減増減率増減増減率売上高メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルエンジニアリングプラスチックその他合 計営業利益メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルエンジニアリングプラスチックその他全社合 計2021/3実績2022/3前回予想2022/3見直予想対前年度対前回予想増減増減率増減増減率1622476721,0421,6861273,9361634221792121903006901,1602,0301104,4802742501902151953206971,1982,1001104,62031606224024015△ 16131716△ 16038016△ 154495+33+20.3%+73+25+156+414+29.5%+3.7%+15.0%+24.6%△ 17 △13.2%+17.4%+684+15+26+40+61+28+1+7+178+98.6%+75.8%+177.9%+33.9%+13.4%+8.0%+4.1%+56.0%+5+20+7+38+70‐+140+4+18+12+50+25‐+6+115+2.6%+6.7%+1.0%+3.3%+3.4%‐+3.1%+14.8%+42.9%+24.0%+26.3%+11.6%‐+3.8%+30.3%2022年3月期 第3四半期 決算説明資料14参考資料2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料3155. 参考資料売上高・営業利益・EPSの推移 メタノールアジアスポット価格(USD / ton)439100375372345382338267277261254 為替レート(USD / JPY)7982■売上高・□営業利益 (億円)4,138◆EPS(円)3,4193,585120110109111 1111091061124,4384,4994,4014,6304,6494,6204,1283,93651388.9537964.9826243.7120433.46643643589512115.02124.61107.81 105.3829631765.1815.4941249597.05’22/3予想’12/3’13/3’14/3’15/3’16/3’17/3’18/3’19/3’20/3’21/32022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料316酢酸市況推移と変動要因5. 参考資料(USD/ton) 125010007505002500酢酸市況メタノール市況2008/32009/32010/32011/32012/32013/32014/32015/32016/32017/32018/32019/32020/32021/32022/3出所:ICISより㈱ダイセル作成◇ 直近の主な酢酸市況の変動要因時期酢酸市況に影響を及ぼした事象2021年2月テキサス大寒波でアメリカの酢酸メーカーのプラント停止、フォースマジュール宣言による需給タイト化2021年4月~6月 当社含むアジア域内の複数の酢酸メーカーの定修による需給タイト化2021年7月6月末に中国で新設プラント(50万トン)の稼働開始・各社定修明けによる供給回復により需給バランスは緩和2021年9月9月中下旬に中国政府による環境規制・電力制限の政策をうけて中国国内の酢酸メーカーが減産し、需給タイト化2021年10月中国の環境規制・電力制限の緩和に伴う、中国酢酸メーカーの供給回復により需給バランスは緩和2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料3175. 参考資料メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルセグメント別情報(当第3四半期(10月~12月)の状況)<前回予想との変化点>•1,3-BGは、第4四半期からの前倒しで販売したことにより売上が計画より増加• キラル分離事業は、海外でのカラム・充填剤の拡販に加えて、受託分取案件の一部前倒しや為替の影響により売上が計画より増加• 液晶表示向けフィルム用酢酸セルロースは、第3四半期からパネルメーカーの稼働調整が入ることを見込むも稼働が維持されたため販売数量が計画より増加し、売上も増加。機能フィルムは主にテレビ向けの新規採用の貢献により売上が計画より増加• 電子材料溶剤、レジスト材料はフル製造を継続。レジスト材料は、既存製品の販売増に加え新規製品が拡大したことにより売上が計画より増加• インフレータの販売数量は計画並みとなり、売上も概ね計画並みとなった• 酢酸・酢酸誘導体は、酢酸市況が想定よりも高い水準で推移し、売上が計画より増加• アセテート・トウは堅調な需要や為替の影響により売上が計画より増加。• カプロラクトン誘導体は、コスト上昇に伴う販売価格是正の推進により売上は計画より増加。エポキシ樹脂は電子材料用途などで販売数量が増加したことにより、売上は計画より微増• 物流混乱などにより販売数量は減少したものの、コスト上昇に伴う販売価格是正の推進や為エンジニアリングプラスチック替の影響により、売上は計画より増加2022年3月期 第3四半期 決算説明資料185. 参考資料メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルセグメント別情報(当第4四半期(1月~3月)の見通し)<前回予想との変化点>•1,3-BGは、販売の時期ずれにより売上が前回計画を下回る見通し• キラル分離事業は、海外でのカラム・充填剤販売は引き続き好調に推移するが、受託分取の一部案件の時期ずれなどにより売上は前回計画を下回る見通し• 液晶表示向けフィルム用酢酸セルロースは、パネルメーカーの稼働調整により、一旦在庫調整が入る見込みだが、前回計画からは売上が増加する見通し。在庫調整後は堅調な需要を見込んでいる。機能フィルムは、半導体不足による自動車生産減少の影響を受けるが、テレビ向けの新規採用もあり、売上は前回計画より増加、その後も増加を見込む• 半導体需要の好調により、電子材料溶剤やレジスト材料は引き続きフル製造・フル販売を継続し、コスト上昇に伴う価格是正などにより売上は前回計画より増加する見通し• 自動車生産台数の回復によりインフレータの販売数量は増加し、売上は計画を上回る見通し• 春節により中国拠点の稼働率が低下する影響で、第3四半期からは減益• 来期に向けて他拠点のコストダウンを前倒しし、グローバル収益バランスの改善• 酢酸市況は第3四半期の水準からの低下を見込む• アセテート・トウは、顧客の在庫積み増し対応などにより売上が計画より増加する見通し• カプロラクトン誘導体は、世界的な物流混乱による当社への引き合いの増加に対応し、販売数量が前回計画を上回るため売上は増加する見通し。エポキシ樹脂はほぼ前回計画並みとなる見通し• 物流混乱による販売数量減少を見込むものの、コスト上昇に伴う販売価格是正により、売上エンジニアリングプラスチック2022 33は前回計画を上回る見通し年 月期 第 四半期 決算説明資料• 在庫確保を目的とした販売調整の一巡により、来期の販売数量は増加する見通し195. 参考資料セグメント別 売上高・営業利益(四半期推移)(単位:億円)2021/32022/31Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q予想売上高メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルその他事業合 計スマートセイフティマテリアルその他事業全社共通合 計エンジニアリングプラスチック営業利益メディカル・ヘルスケアエンジニアリングプラスチック1,0601,1221,1141,1351,1821,1902021/32022/31Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q予想39511072563522482946△ 2339394△ 383139521652373953792444636435△ 39604273195256465304102234584△ 36964271205293474363131771712△ 47130488016328351526209760825△ 4413948751562985292810141756692△ 361335086185312524267152067444△361204980194306532305111857455△391022022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料320エンジニアリングプラスチック1,0441,0441,056売 上 高2,2482,2322,2482,372+1405. 参考資料2022年3月期通期業績予想メディカル・ヘルスケアスマートセイフティマテリアルその他事業スマートセイフティマテリアルその他事業全社共通メディカル・ヘルスケアエンジニアリングプラスチック営 業 利 益経 常 利 益親会社株主に帰属する当期純利益(参考)為替レート USD/JPY※ 2021年11月5日に公表した業績予想です。2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料32022/3 前回予想(※)2022/3 見直予想上期予想下期予想年間上期実績下期予想年間(単位:億円)増減961543195805419342411615182732982201109414637158098656882674648107122201101903006901,1602,0301104,48027425019021516380420240110961543195805419342411615182732982201109916637861856122638898124222237701141953206971,1982,1001104,62031606224024016495535290112+5+20+7+38+70+0+4+18+12+50+25+0+6+115+115+50△ 79△ 81△ 160△ 79△ 75△ 154215. 参考資料為替レート・主要原燃料価格2021/3 実績2022/3 実績+前回計画2022/3 実績+見直計画上期実績下期実績上期実績下期計画3Q実績4Q計画10710511011011411519231637750044345037537085787527,50034,50050,50060,00060,30056,000為替レート(USD/JPY)メタノールアジアスポット価格(USD/ton)原料原油ドバイ(USD/bbl)国産ナフサ(円/kl)2022 3年 月期 第 四半期 決算説明資料322予測に関する注意事項 本資料は情報の提供を目的としており、本資料による何らかの行動を勧誘するものではありません。本資料(業績計画を含む)は、現時点で入手可能な信頼できる情報に基づいて当社が作成したものでありますが、リスクや不確実性を含んでおり、当社はその正確性・完全性に関する責任を負いません。 ご使用に際しては、ご自身の判断にてお願いいたします。本資料に記載されている見通しや目標数値等に全面的に依存して投資判断を下すことによって生じ得るいかなる損失に関しても、当社は責任を負いません。本資料の著作権は株式会社ダイセルに帰属します。いかなる理由によっても、当社に許可無く資料を複製・配布することを禁じます。2022年3月期 第3四半期 決算説明資料23

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