ヒューリック(3003) – 2021年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/01/28 11:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.12 28,751,300 7,556,500 7,552,500 75.18
2019.12 35,727,200 8,835,300 8,896,400 88.93
2020.12 33,964,500 10,059,700 10,092,400 95.23

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,076.0 1,104.64 1,216.695 9.12 9.86

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.12 -12,317,700 13,097,300
2019.12 -12,308,700 23,118,000
2020.12 -11,918,900 20,230,400

※金額の単位は[万円]

株投資関連ツイート

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こじろっく@転勤族投資家/お得探し
kojirock
@cardiacscardiac #ヒューリック は1000円近辺なら
投資妙味ありますね。
まだ底値じゃなさそうなので
端株で様子見します。 https://t.co/dJ7eHYIWeO
https://pbs.twimg.com/profile_images/1223950555959021569/TTeWoyg6_normal.jpg
こじろっく@転勤族投資家/お得探し
kojirock
@cardiacscardiac #ヒューリック は、いま正に適正株価付近なのかなと予想しています。3桁まで下がれば買い増したいですね。 https://t.co/exXUhuQSPd

▼テキスト箇所の抽出

 2021年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)2022年1月28日上場会社名ヒューリック株式会社上場取引所 東コード番号3003URL https://www.hulic.co.jp代表者(役職名)代表取締役社長(氏名)吉留  学問合せ先責任者(役職名)常務執行役員 広報・IR部長(氏名)伊藤  伸TEL 03(5623)8100定時株主総会開催予定日2022年3月23日配当支払開始予定日2022年3月24日有価証券報告書提出予定日2022年3月15日決算補足説明資料作成の有無:有 決算説明会開催の有無 :有(機関投資家・アナリスト向け) (百万円未満切捨て)(1)連結経営成績(%表示は対前期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益百万円%百万円%百万円%百万円%2021年12月期447,07731.6114,50713.8109,58114.569,5649.32020年12月期339,645△4.9100,59613.895,62712.963,6198.1(注)包括利益2021年12月期79,504百万円(54.5%)2020年12月期51,442百万円(△24.4%)1株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益自己資本当期純利益率総資産経常利益率売上高営業利益率円 銭円 銭%%%2021年12月期101.09-12.35.125.62020年12月期95.23-13.45.029.6(参考)持分法投資損益2021年12月期458百万円2020年12月期895百万円総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産百万円百万円%円 銭2021年12月期2,207,325638,33228.8836.892020年12月期2,019,336489,04324.0728.31(参考)自己資本2021年12月期637,799百万円2020年12月期486,487百万円営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物期末残高百万円百万円百万円百万円2021年12月期291,736△286,943106,588206,0862020年12月期202,304△343,137187,38894,704年間配当金配当金総額(合計)配当性向(連結)純資産配当率(連結)第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末合計円 銭円 銭円 銭円 銭円 銭百万円%%2020年12月期-17.50-18.5036.0024,21537.85.02021年12月期-19.00-20.0039.0028,11338.54.92022年12月期(予想)-20.00-20.0040.0040.6(%表示は対前期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益百万円%百万円%百万円%百万円%円 銭通期--123,000-115,000-75,000-98.411.2021年12月期の連結業績(2021年1月1日~2021年12月31日)(2)連結財政状態(3)連結キャッシュ・フローの状況2.配当の状況3.2022年12月期の連結業績予想(2022年1月1日~2022年12月31日)(注)当社は賃貸事業を中心とした安定的な事業構造を有していますが、販売用不動産の売買動向によっては、営業収益(売上高)が大きく変動いたします。この物件売買の成否は経済情勢や不動産市況に大きく影響を受ける状況にあり、現状では予測が困難であるため、営業収益の予想は記載しておりません。予測が可能となった時点で速やかに開示いたします。(注)2022年12月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載しておりません。(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無② ①以外の会計方針の変更 :無③ 会計上の見積りの変更 :無④ 修正再表示 :無① 期末発行済株式数(自己株式を含む)2021年12月期767,907,735株2020年12月期673,907,735株② 期末自己株式数2021年12月期5,802,693株2020年12月期5,941,885株③ 期中平均株式数2021年12月期688,098,069株2020年12月期668,023,612株(1)個別経営成績(%表示は対前期増減率)売上高営業利益経常利益当期純利益百万円%百万円%百万円%百万円%2021年12月期399,52529.7115,6379.7110,9653.776,224△3.92020年12月期308,012△5.9105,40921.5106,97126.579,33937.21株当たり当期純利益潜在株式調整後1株当たり当期純利益円 銭円 銭2021年12月期110.39-2020年12月期118.34-総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産百万円百万円%円 銭2021年12月期2,147,510617,85728.7808.172020年12月期1,948,197476,49524.4710.82(参考)自己資本2021年12月期617,857百万円2020年12月期476,495百万円※ 注記事項新規 - 社(社名)-、除外 - 社(社名)-(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示(3)発行済株式数(普通株式)(注)詳細は、添付資料20ページ「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記事項(1株当たり情報)」をご覧ください。(参考)個別業績の概要1.2021年12月期の個別業績(2021年1月1日~2021年12月31日)(2)個別財政状態※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料5ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。また、配当予想の前提となる条件及び配当予想のご利用にあたっての注意事項については、同様に添付資料6ページ「1.経営成績等の概況(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当」をご覧ください。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 1 -1.経営成績等の概況 ………………………………………………………………………………………………………2(1)当期の経営成績の概況 ……………………………………………………………………………………………2(2)当期の財政状態の概況 ……………………………………………………………………………………………3(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ………………………………………………………………………………4(4)今後の見通し ………………………………………………………………………………………………………5(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ……………………………………………………………62.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……………………………………………………………………………63.連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………………7(1)連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………7(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………9連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………9連結包括利益計算書 ………………………………………………………………………………………………10(3)連結株主資本等変動計算書 ………………………………………………………………………………………11(4)連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………………13(5)連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………15(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………15(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………………………15(追加情報) …………………………………………………………………………………………………………15(賃貸等不動産関係) ………………………………………………………………………………………………16(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………17(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………………………20(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………20○添付資料の目次ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 2 -1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況① 当期の概況 我が国経済は、新型コロナウイルスワクチンの普及により経済活動の持ち直しがみられたものの、外食産業や観光産業等は引き続き苦戦しており、景気回復は緩やかなものとなりました。 不動産業界におきましては、一部の商業施設や宿泊施設においては引き続き収益が低迷し、オフィスの空室率も高い水準で推移したものの、不動産投資マーケットは、低金利等を背景に、不動産投資家の旺盛な投資マインドが継続したため、安定した市場を形成しました。 こうした環境のもと、当社グループは、2020年度を初年度とする中長期経営計画に基づき、「変革」と「スピード」をベースに、環境変化に柔軟に対応した進化を通じて、持続的な企業価値向上の実現に注力してまいりました結果、当連結会計年度につきましては、経常利益が1,095億円となり、期初の対外公表値に比べて95億円、対前期比で139億円の増加となりました。② 経営成績の分析(営業収益) 当連結会計年度の営業収益は、447,077百万円となり、対前期比で107,431百万円増加いたしました。これは、前連結会計年度及び当連結会計年度に竣工、取得した物件による不動産賃貸収入の増加に加え、販売用不動産の売上が増加したことによるものであります。(営業利益) 当連結会計年度の営業利益は、114,507百万円となり、対前期比で13,910百万円増加いたしました。これは、物件の竣工、取得による不動産賃貸収入の増加及び販売用不動産の売上総利益が増加したことによるものであります。(経常利益) 当連結会計年度の経常利益は、109,581百万円となり、対前期比で13,953百万円増加いたしました。これは、上記営業利益の増加があった一方で、支払利息の増加等により営業外費用が増加したことによるものであります。(親会社株主に帰属する当期純利益) 当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は、69,564百万円となり、対前期比で5,944百万円増加いたしました。これは、上記経常利益の増加があった一方で、税金費用が増加したことによるものであります。 各セグメントの業績は、次の通りであります。(各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益、振替高を含みます。)(不動産事業) 当社グループの中核事業は、東京23区を中心に、約260件(販売用不動産除く)の賃貸物件・賃貸可能面積約132万㎡を活用した不動産賃貸事業であります。マーケットニーズに即した用途バランスと競争優位性を有する賃貸ポートフォリオを再構築する観点から、ポートフォリオの組替をおこなうとともに、耐震・省エネに優れた開発・建替の加速による優良アセットの積み上げに取り組んでおります。また、高付加価値を創出して収益化するバリューアッド事業の強化にも取り組んでおります。 当連結会計年度の新規物件(固定資産)の取得につきましては、リクルート銀座8丁目ビル(東京都中央区)、プライムタワー築地(東京都中央区)、湘南モールフィル(底地)(神奈川県藤沢市)、イトーヨーカドー四街道店(千葉県四街道市)、ヒューリック御茶ノ水ビル(東京都千代田区)、オンワードベイパークビルディング(底地)(東京都港区)、ヒューリック銀座五丁目並木通(東京都中央区)(追加取得)、パスコ目黒さくらビル(東京都目黒区)及びGビル新宿01(東京都新宿区)などを取得いたしました。 開発・建替事業(固定資産)につきましては、ふふ京都(京都市左京区)が2021年1月、HULIC &New UDAGAWA(東京都渋谷区)が2021年3月、HULIC &New SHINJUKU(東京都新宿区)が2021年5月、HULIC &New GINZA 8(東京都中央区)が2021年10月、ふふ箱根(神奈川県足柄下郡)が2021年11月に竣工いたしました。 また、(仮称)柏市新十余二物流開発計画(千葉県柏市)の開発用地を取得したほか、(仮称)銀座6丁目並木通り開発計画(東京都中央区)、(仮称)札幌建替計画(Ⅰ期工事)(札幌市中央区)、(仮称)銀座5丁目ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 3 -みゆき通りビル開発計画(東京都中央区)、(仮称)ヒューリック銀座一丁目開発計画(東京都中央区)、(仮称)野田市中根物流開発計画(千葉県野田市)、(仮称)虎ノ門開発計画(東京都港区)、(仮称)ヒューリック福岡ビル建替計画(福岡市中央区)、(仮称)千駄ヶ谷センタービル建替計画(東京都渋谷区)及び(仮称)札幌建替計画(Ⅱ期工事)(札幌市中央区)などが順調に進行しております。 PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業につきましては、(仮称)錦糸町開発計画(東京都墨田区)などが順調に進行しております。 販売用不動産につきましては、Dプロジェクト新三郷(埼玉県三郷市)及び目黒テクノビル(東京都品川区)などを取得し、相鉄フレッサイン大阪なんば駅前(大阪市浪速区)、ヒューリック渋谷宮下公園ビル(東京都渋谷区)、ヒューリック京橋イーストビル(東京都中央区)、Dプロジェクト新三郷(埼玉県三郷市)、日本ヒューレット・パッカード本社ビル(東京都江東区)、DSBグループ潮見ビル(東京都江東区)、仙台ファーストタワー(仙台市青葉区)(底地・出資の持分)、目黒テクノビル(東京都品川区)、ヒューリック麹町ビル(東京都千代田区)(一部)、アリスタージュ経堂(東京都世田谷区)(一部)、ヒューリック神戸ビル(神戸市中央区)(一部)、麹町一丁目ビル(東京都千代田区)、赤坂スターゲートプラザ(東京都港区)及びヒューリック神保町駅前ビル(東京都千代田区)などを売却しております。 このように、当セグメントにおける事業は順調に進行しており、前連結会計年度及び当連結会計年度に竣工、取得した物件によりオフィス等の不動産賃貸収入の増加に加え、販売用不動産の売上も順調に推移したことなどから、当連結会計年度の営業収益は426,711百万円(前期比111,892百万円、35.5%増)、営業利益は131,245百万円(前期比15,870百万円、13.7%増)となりました。(保険事業) 保険事業におきましては、連結子会社であるヒューリック保険サービス株式会社が、国内・外資系の保険会社と代理店契約を結んでおり、法人から個人まで多彩な保険商品を販売しております。保険業界の事業環境は引き続き厳しい環境にありますが、既存損保代理店の営業権取得を重点戦略として、法人取引を中心に営業展開をしております。 この結果、当セグメントにおける営業収益は3,159百万円(前期比193百万円、6.5%増)、営業利益は792百万円(前期比125百万円、18.7%増)となりました。(ホテル・旅館事業) ホテル・旅館事業におきましては、連結子会社であるヒューリックホテルマネジメント株式会社は「THE GATE HOTEL」シリーズ、ヒューリックふふ株式会社は「ふふ」シリーズ、日本ビューホテル株式会社は「ビューホテル」シリーズを中心に、ホテル及び旅館の運営をおこなっております。 当連結会計年度においては、観光ビジネスにかかる組織再編等を通じてコスト削減をはかったものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一部店舗の一時休業、稼働率の低下、レストランや宴会等のキャンセルが生じたことにより売上が伸び悩みました。 この結果、当セグメントにおける営業収益は16,665百万円(前期比△1,007百万円、5.7%減)、営業損失は7,995百万円(前年同期は営業損失7,492百万円)となりました。(その他) その他におきましては、主に連結子会社であるヒューリックビルド株式会社が、当社保有ビル等の営繕工事、テナント退去時の原状回復工事、新規入居時の内装工事を中心に受注実績を積み上げた結果、営業収益は8,496百万円(前期比△1,718百万円、16.8%減)、営業利益は809百万円(前期比△347百万円、30.0%減)となりました。(2)当期の財政状態の概況(資産) 当連結会計年度末の資産合計は、2,207,325百万円となり、対前期末比187,988百万円増加いたしました。当社グループにおきましては、賃貸ポートフォリオの再構築と開発事業及びバリューアッド事業の強靭化の観点から、ポートフォリオの組替や開発・建替及びバリューアッド事業を推進しております。 また、ヒューリックリート投資法人及びヒューリックプライベートリート投資法人の中長期的な収益向上と優良アセットの着実な積上げを実現するために、スポンサーとしてのサポートやバックアップにも努めております。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 4 -・現金及び預金111,154百万円増加(公募増資による資金増等)・販売用不動産26,192百万円減少(固定資産からの振替、物件の取得及び売却等)・建物及び構築物15,320百万円減少(物件の取得、竣工及び販売用不動産への振替等)・土地24,094百万円増加(物件の取得及び販売用不動産への振替等)・投資有価証券87,504百万円増加(投資有価証券の取得、売却及び有価証券の含み益の増加等)2020年12月期2021年12月期営業活動によるキャッシュ・フロー202,304291,736投資活動によるキャッシュ・フロー△343,137△286,943財務活動によるキャッシュ・フロー187,388106,588現金及び現金同等物の期末残高94,704206,086 主な項目の増減は以下の通りであります。(負債) 当連結会計年度末の負債合計は、1,568,993百万円となり、対前期末比38,699百万円増加いたしました。これは主に、設備投資等に伴い、資金調達をおこなったことによるものであります。 当社グループの借入金残高は1,049,487百万円となっておりますが、このうち特別目的会社(SPC)のノンリコースローンが11,805百万円含まれております。金融機関からの資金調達については、高い収益力を背景として安定的に低コストで調達をおこなっております。(純資産) 当連結会計年度末の純資産合計は、638,332百万円となり、対前期末比149,289百万円増加いたしました。このうち株主資本合計は、599,256百万円となり、対前期末比で142,264百万円増加しております。これは主に、公募増資及び第三者割当増資等による資本金及び資本剰余金の増加、親会社株主に帰属する当期純利益による利益剰余金の増加及び配当金の支払による利益剰余金の減少によるものであります。 また、その他の包括利益累計額合計は、38,542百万円となり、対前期末比で9,046百万円増加いたしました。これは主に、有価証券の含み益が11,789百万円増加したことによるその他有価証券評価差額金の増加によるものであります。(3)当期のキャッシュ・フローの概況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、営業活動により291,736百万円増加し、投資活動により286,943百万円減少し、財務活動において106,588百万円増加し、当連結会計年度末には206,086百万円となりました。(単位:百万円) 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは291,736百万円の収入(前期比89,431百万円)となりました。これは主に、不動産賃貸収入及び販売用不動産の売却を主因とした税金等調整前当期純利益が105,662百万円、減価償却費が15,939百万円、たな卸資産の減少額が206,353百万円あったためであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは286,943百万円の支出(前期比56,194百万円)となりました。これは主に、賃貸ポートフォリオの再構築と開発事業及びバリューアッド事業の強靭化の観点から、ポートフォリオの組替や開発・建替等をおこなったためであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは106,588百万円の収入(前期比△80,799百万円)となりました。これは主に、開発・建替や新規物件の取得に伴う資金調達をおこなった一方で、配当金の支払いがあったことによるものであります。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 5 -2019年12月期2020年12月期2021年12月期 自己資本比率(%)25.824.028.8 時価ベースの自己資本比率(%)49.537.437.7 キャッシュ・フロー対有利子負債比率(倍)4.96.74.8 インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)35.123.428.52022年12月期営業利益123,000経常利益115,000親会社株主に帰属する当期純利益75,000(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移自己資本比率: 自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率: 株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率: 有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ: キャッシュ・フロー/利払い(注)1.各指標の基準はいずれも連結ベースの財務諸表により計算しております。2.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。3.キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。4.有利子負債は連結財務諸表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。(4)今後の見通し 次期につきましては、我が国経済は、ウィズコロナ下での経済政策の実行等により緩やかな経済回復が継続する見込みではあるものの、感染の終息時期の見通しが立たないことによる先行き不透明な状況が続くものと想定されます。 当社を取り巻く不動産事業環境におきましては、働き方やライフスタイルの一部変容により立地条件等の競争環境の変化が進展する可能性がありますが、収益不動産の投資市場においては国内・海外共に金利環境に急激な変化が生じる可能性が一定程度に留まると想定され、引き続き堅調に推移すると見込まれます。 このような環境下、更なる成長戦略を志向し、2020年度を初年度とする中長期経営計画に基づき、ビジネスモデルの進化と賃貸ポートフォリオの再構築、開発事業及びバリューアッド事業の強靭化、独自性のある新規事業領域の創造とグループ力の向上、経営基盤の強化とリスク管理の徹底、社会と企業の共創・共生をはかるサステナビリティを重視したマネジメントを実践のうえ、「変革」と「スピード」をベースに、環境変化に柔軟に対応した進化を通じて、持続的な企業価値向上を実現する企業グループへと進化してまいります。 次期(2022年12月期)の連結業績の見通し及び財政状態の見通しにつきましては、以下の通り計画しております。 今後、新型コロナウイルス感染拡大の影響が深刻化し、業績予想修正の必要が生じた場合には、速やかに公表いたします。・連結業績の見通し連結業績予想       (単位:百万円)・財政状態の見通し 2022年12月期におきましても、引き続き保有物件の建替、新規物件投資を計画的に推進するほか、新規開発にも注力して参ります。設備投資等に伴うキャッシュ・フローの支出は、金融機関からの借入や社債等を中心に調達する予定であります。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 6 -決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2021年7月29日取締役会決議12,78019.02022年3月23日定時株主総会決議予定15,33320.0 なお、本資料に記載いたしました業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づく分析・判断によるものであり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。 また、実際の業績につきましては、経営環境の変化等により、異なる結果となる可能性があります。(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 当社は、不動産賃貸事業を主たる事業としていることもあり、長期的かつ安定的な事業基盤の強化のために必要な内部留保の充実をはかるとともに、株主への利益還元を狙いとして、安定した配当を継続することを基本方針としております。また、業績動向を踏まえた配当とすることも同様に重要と考えております。 当社は、期末配当による年1回の剰余金の配当をおこなうことを基本方針としておりますが、下記の通り、中間配当制度を採用していることから、各事業年度の業績の状況を勘案し、中間配当を実施することにより、年2回の剰余金の配当をおこなう場合もございます。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。 このような利益配分の考え方に基づき、当事業年度の配当金につきましては、2022年3月23日開催予定の定時株主総会で、期末配当20.0円(中間配当19.0円実施済)を決議する予定であります。 当社は、会社法第454条第5項に基づき、中間配当制度を採用しております。 なお、当事業年度の剰余金の配当額は以下の通りであります。 また、2022年12月期配当につきましては、上記方針に則り、年40.0円(中間配当20.0円、期末配当20.0円)の配当を見込んでおります。2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 当社グループは、現在日本基準を適用しております。なお、将来国際会計基準を適用するかにつきましては、現時点では未定です。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 7 -(単位:百万円)前連結会計年度(2020年12月31日)当連結会計年度(2021年12月31日)資産の部流動資産現金及び預金95,051206,206受取手形及び営業未収入金4,6454,876商品1920販売用不動産135,970109,777未成工事支出金393581貯蔵品316321営業投資有価証券2,587-その他9,3107,381貸倒引当金△4△232流動資産合計248,290328,931固定資産有形固定資産建物及び構築物335,115304,136減価償却累計額△86,119△70,460建物及び構築物(純額)248,996233,675機械装置及び運搬具5,0697,668減価償却累計額△1,871△2,043機械装置及び運搬具(純額)3,1985,624土地1,242,7641,266,859建設仮勘定13,1829,630その他14,70215,200減価償却累計額△2,360△3,524その他(純額)12,34111,676有形固定資産合計1,520,4821,527,466無形固定資産のれん3,4303,711借地権78,32979,420その他1,0631,559無形固定資産合計82,82384,691投資その他の資産投資有価証券138,043225,547差入保証金19,76128,894繰延税金資産890951退職給付に係る資産128326その他6,7478,168貸倒引当金△15△14投資その他の資産合計165,555263,873固定資産合計1,768,8621,876,031繰延資産開業費3930株式交付費1626社債発行費2,1431,705繰延資産合計2,1842,362資産合計2,019,3362,207,3253.連結財務諸表及び主な注記(1)連結貸借対照表ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 8 -(単位:百万円)前連結会計年度(2020年12月31日)当連結会計年度(2021年12月31日)負債の部流動負債短期借入金1,0406601年内返済予定の長期借入金43,79671,500未払費用4,4233,704未払法人税等18,56210,773前受金7,9596,720賞与引当金343352役員賞与引当金325351その他11,02312,988流動負債合計87,474107,052固定負債社債345,000345,000長期借入金970,352977,326繰延税金負債27,97240,499株式給付引当金1,9072,232退職給付に係る負債1,5321,457長期預り保証金82,61282,573その他13,44212,852固定負債合計1,442,8191,461,940負債合計1,530,2931,568,993純資産の部株主資本資本金62,718111,609資本剰余金88,867137,759利益剰余金308,012352,351自己株式△2,607△2,464株主資本合計456,991599,256その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金29,63038,401繰延ヘッジ損益△14△54退職給付に係る調整累計額△119195その他の包括利益累計額合計29,49538,542非支配株主持分2,555533純資産合計489,043638,332負債純資産合計2,019,3362,207,325ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 9 -(単位:百万円)前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)営業収益339,645447,077営業原価199,765291,668営業総利益139,880155,409販売費及び一般管理費39,28340,902営業利益100,596114,507営業外収益受取利息179受取配当金2,4432,559持分法による投資利益895458賃貸解約関係収入6471,552雇用調整助成金等4291,171その他498787営業外収益合計4,9326,539営業外費用支払利息8,65210,208その他1,2481,256営業外費用合計9,90111,464経常利益95,627109,581特別利益固定資産売却益564-投資有価証券売却益392278匿名組合等投資利益58154違約金収入245-雇用調整助成金等273237工事負担金等受入額19984その他273-特別利益合計2,007755特別損失固定資産売却損2-固定資産除却損1,6831,260建替関連損失1,084767投資有価証券売却損98523新型コロナウイルス感染症による損失1,5562,082その他1,043541特別損失合計6,3554,675税金等調整前当期純利益91,280105,662法人税、住民税及び事業税33,02526,437法人税等調整額△5,4848,766法人税等合計27,54035,204当期純利益63,73970,457非支配株主に帰属する当期純利益120893親会社株主に帰属する当期純利益63,61969,564(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書(連結損益計算書)ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 10 -(単位:百万円)前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)当期純利益63,73970,457その他の包括利益その他有価証券評価差額金△12,0498,361繰延ヘッジ損益8△40退職給付に係る調整額△117310持分法適用会社に対する持分相当額△139415その他の包括利益合計△12,2979,046包括利益51,44279,504(内訳)親会社株主に係る包括利益51,32178,610非支配株主に係る包括利益120893(連結包括利益計算書)ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 11 -(単位:百万円)株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高62,71888,957267,934△2,310417,300当期変動額剰余金の配当△23,543△23,543親会社株主に帰属する当期純利益63,61963,619自己株式の取得△425△425自己株式の処分0129129連結範囲の変動11非支配株主との取引に係る親会社の持分変動△89△89株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計-△8940,077△29639,691当期末残高62,71888,867308,012△2,607456,991その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高41,819△22△241,7932,762461,856当期変動額剰余金の配当△23,543親会社株主に帰属する当期純利益63,619自己株式の取得△425自己株式の処分129連結範囲の変動1非支配株主との取引に係る親会社の持分変動△89株主資本以外の項目の当期変動額(純額)△12,1888△117△12,297△207△12,505当期変動額合計△12,1888△117△12,297△20727,186当期末残高29,630△14△11929,4952,555489,043(3)連結株主資本等変動計算書前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 12 -(単位:百万円)株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計当期首残高62,71888,867308,012△2,607456,991当期変動額新株の発行48,89148,89197,782剰余金の配当△25,224△25,224親会社株主に帰属する当期純利益69,56469,564自己株式の取得△2△2自己株式の処分0168168持分法の適用範囲の変動△23△23株主資本以外の項目の当期変動額(純額)当期変動額合計48,89148,89144,339142142,264当期末残高111,609137,759352,351△2,464599,256その他の包括利益累計額非支配株主持分純資産合計その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計当期首残高29,630△14△11929,4952,555489,043当期変動額新株の発行97,782剰余金の配当△25,224親会社株主に帰属する当期純利益69,564自己株式の取得△2自己株式の処分168持分法の適用範囲の変動△23株主資本以外の項目の当期変動額(純額)8,771△403159,046△2,0227,024当期変動額合計8,771△403159,046△2,022149,289当期末残高38,401△5419538,542533638,332当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 13 -(単位:百万円)前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前当期純利益91,280105,662減価償却費15,86615,939貸倒引当金の増減額(△は減少)14227賞与引当金の増減額(△は減少)△3249役員賞与引当金の増減額(△は減少)5625株式給付引当金の増減額(△は減少)480493退職給付に係る資産負債の増減額11070受取利息及び受取配当金△2,460△2,569支払利息8,65210,208持分法による投資損益(△は益)△895△458固定資産除却損1,6831,260有形固定資産売却損益(△は益)△88-無形固定資産売却損益(△は益)△473-投資有価証券売却損益(△は益)592△255匿名組合等投資損益(△は益)△58△107売上債権の増減額(△は増加)△788△366たな卸資産の増減額(△は増加)116,937206,353営業投資有価証券の増減額(△は増加)3,7892,712差入保証金の増減額(△は増加)△1,214△9,134預り保証金の増減額(△は減少)2,786△18その他の資産の増減額(△は増加)2,0443,479その他の負債の増減額(△は減少)2,800200小計240,793333,732利息及び配当金の受取額2,5772,613利息の支払額△8,632△10,217法人税等の支払額△32,547△34,393法人税等の還付額1121営業活動によるキャッシュ・フロー202,304291,736投資活動によるキャッシュ・フロー定期預金の預入による支出△120△120定期預金の払戻による収入120346有形固定資産の取得による支出△320,637△211,688有形固定資産の売却による収入37-無形固定資産の取得による支出△856△1,991投資有価証券の取得による支出△23,663△75,927投資有価証券の売却による収入1,9271,894連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による支出△56-貸付けによる支出△7△5貸付金の回収による収入18その他114541投資活動によるキャッシュ・フロー△343,137△286,943(4)連結キャッシュ・フロー計算書ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 14 -(単位:百万円)前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)財務活動によるキャッシュ・フロー短期借入金の純増減額(△は減少)600△380短期社債の純増減額(△は減少)△20,1174長期借入れによる収入70,00094,000長期借入金の返済による支出△41,379△55,956社債の発行による収入208,182-社債の償還による支出△5,038-株式の発行による収入-97,120自己株式の売却による収入00自己株式の取得による支出△425△2配当金の支払額△23,543△25,224非支配株主からの払込みによる収入-100非支配株主への配当金の支払額△177△855その他△711△2,216財務活動によるキャッシュ・フロー187,388106,588現金及び現金同等物の増減額(△は減少)46,555111,381現金及び現金同等物の期首残高48,38094,704連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額△231-現金及び現金同等物の期末残高94,704206,086ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 15 -(5)連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記)該当事項はありません。(表示方法の変更)(連結損益計算書) 前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「雇用調整助成金等」は、営業外収益の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えをおこなっております。 この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた928百万円は、「雇用調整助成金等」429百万円、「その他」498百万円として組み替えております。 前連結会計年度において、「特別利益」の「その他」に含めていた「工事負担金等受入額」は、特別利益の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記することとしました。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えをおこなっております。 この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「特別利益」の「その他」に表示していた473百万円は、「工事負担金等受入額」199百万円、「その他」273百万円として組み替えております。(追加情報)(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積り) 販売用不動産の評価及び固定資産の減損の会計上の見積り等において、連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき実施しております。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響は、当社グループの一部の事業運営に引き続き影響を及ぼしており、一定の不確実性が存在するものの、翌連結会計年度の第4四半期ごろにかけて正常化に向かうと仮定しております。 当社グループは、上記の仮定を基礎として、販売用不動産及び固定資産の評価等に係る、会計上の見積りをおこなっております。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 16 -(単位:百万円) 前連結会計年度(自 2020年1月1日  至 2020年12月31日) 当連結会計年度(自 2021年1月1日  至 2021年12月31日)賃貸等不動産連結貸借対照表計上額期首残高1,278,6971,373,736期中増減額95,0382,545期末残高1,373,7361,376,282期末時価1,691,0381,699,390賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産連結貸借対照表計上額期首残高89,072133,973期中増減額44,900△2,151期末残高133,973131,821期末時価169,688173,323(単位:百万円) 前連結会計年度(自 2020年1月1日  至 2020年12月31日) 当連結会計年度(自 2021年1月1日  至 2021年12月31日)賃貸等不動産賃貸収益70,62368,483賃貸費用30,08227,811差額40,54140,672その他損益(△は損失)△1,134△113賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産賃貸収益4,9665,437賃貸費用5,1305,680差額△163△242その他損益(△は損失)△565△332(賃貸等不動産関係) 当社及び一部の連結子会社では、東京都その他の地域において、賃貸収益を得ることを目的として賃貸オフィスビルや賃貸住宅、賃貸商業施設等を所有しております。なお、賃貸オフィスビル等の一部については、当社及び一部の連結子会社が使用しているため、賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産としております。 これら賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する連結貸借対照表計上額、期中増減額及び時価は、次の通りであります。(注)1.連結貸借対照表計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額であります。2.期中増減額のうち、前連結会計年度の主な増減額は、不動産の取得(307,869百万円)による増加、販売用不動産への振替(153,216百万円)による減少等であります。当連結会計年度の主な増減額は、不動産の取得(199,392百万円)による増加、販売用不動産への振替(184,165百万円)による減少等であります。3.期末の時価は、主要な物件については「不動産鑑定評価基準」に基づいて自社で算定した金額、その他の主な物件については適切に市場価格を反映していると考えられる指標等を用いて自社で算定した金額、一部の物件については社外の不動産鑑定士による不動産鑑定評価書に基づく金額であります。ただし、第三者からの取得時や直近の評価時点から、一定の評価額や適切に市場価格を反映していると考えられる指標に重要な変動が生じていない場合には、当該評価額や指標を用いて調整した金額によっております。また、期中に新規取得した物件については、時価の変動が軽微であると考えられるため、連結貸借対照表計上額をもって時価としております。 また、賃貸等不動産及び賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産に関する損益は、次の通りであります。(注)1.賃貸等不動産として使用される部分を含む不動産には、サービスの提供及び経営管理として当社及び一部の連結子会社が使用している部分を含むため、当該部分の賃貸収益は、計上されておりません。なお、当該不動産に係る費用(減価償却費、修繕費、保険料、租税公課等)については、賃貸費用に含まれております。2.その他損益のうち主なものは、前連結会計年度は、「特別損失」に計上している建替関連損失、固定資産除却損等であります。当連結会計年度は、「特別損失」に計上している建替関連損失、固定資産除却損等であります。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 17 -(セグメント情報)1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討をおこなう対象となっているものであります。 当社グループは、当社及び当社の連結子会社等を基礎とした業種別のセグメントから構成されており、「不動産事業」、「保険事業」及び「ホテル・旅館事業」の3つを報告セグメントとしております。 なお、報告セグメントの主な内容は以下の通りであります。(1)不動産事業   ・・・不動産賃貸業務、不動産開発業務、アセットマネジメント業務等(2)保険事業    ・・・保険代理店業務(3)ホテル・旅館事業・・・ホテル及び旅館の運営業務2.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。なお、決算短信においては、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」の記載を省略しております。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部営業収益又は振替高は市場実勢価格に基づいております。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 18 -(単位:百万円)報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3不動産事業保険事業ホテル・旅館事業計営業収益外部顧客への営業収益311,6952,96617,653332,3157,330339,645-339,645セグメント間の内部営業収益又は振替高3,123-193,1432,8846,027△6,027- 計314,8192,96617,672335,45810,214345,673△6,027339,645セグメント利益又は損失(△)115,374667△7,492108,5501,157109,707△9,110100,596セグメント資産1,777,9655,79053,9991,837,7557,3571,845,113174,2232,019,336その他の項目減価償却費14,107521,36815,528415,53333315,866持分法適用会社への投資額25,148--25,1485,68830,837-30,837有形固定資産及び無形固定資産の増加額316,1794099,525326,114-326,1141,029327,1443.報告セグメントごとの営業収益、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建築工事請負業務、設計・工事監理業務等を含んでおります。2.調整額の内容は以下の通りであります。(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△9,110百万円には、セグメント間取引消去△186百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△8,924百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理部門に係る費用であります。(2)セグメント資産の調整額174,223百万円には、セグメント間取引消去△17,560百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産191,783百万円が含まれております。その主なものは、当社の余資運用資産(現金及び預金)、投資有価証券及び一般管理部門に係る資産であります。3.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整をおこなっております。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 19 -(単位:百万円)報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3不動産事業保険事業ホテル・旅館事業計営業収益外部顧客への営業収益422,3403,15916,349441,8485,229447,077-447,077セグメント間の内部営業収益又は振替高4,371-3154,6873,2667,954△7,954- 計426,7113,15916,665446,5368,496455,032△7,954447,077セグメント利益又は損失(△)131,245792△7,995124,042809124,851△10,344114,507セグメント資産1,858,6815,94832,0881,896,71721,1721,917,890289,4352,207,325その他の項目減価償却費13,845521,62715,524015,52441415,939持分法適用会社への投資額85,511--85,51118,436103,947-103,947有形固定資産及び無形固定資産の増加額228,8226361,111230,570-230,570△17,653212,917当連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、建築工事請負業務、設計・工事監理業務等を含んでおります。2.調整額の内容は以下の通りであります。(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△10,344百万円には、セグメント間取引消去△518百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△9,826百万円が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理部門に係る費用であります。(2)セグメント資産の調整額289,435百万円には、セグメント間取引消去△12,879百万円、各報告セグメントに配分していない全社資産302,314百万円が含まれております。その主なものは、当社の余資運用資産(現金及び預金)、投資有価証券及び一般管理部門に係る資産であります。3.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整をおこなっております。ヒューリック㈱ (3003)2021年12月期 決算短信- 20 - 前連結会計年度(自 2020年1月1日  至 2020年12月31日) 当連結会計年度(自 2021年1月1日  至 2021年12月31日)1株当たり純資産額728.31円836.89円1株当たり当期純利益金額95.23円101.09円 前連結会計年度(自 2020年1月1日  至 2020年12月31日) 当連結会計年度(自 2021年1月1日  至 2021年12月31日)1株当たり当期純利益金額親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円)63,61969,564普通株主に帰属しない金額(百万円)--普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益金額(百万円)63,61969,564普通株式の期中平均株式数(千株)668,023688,098(1株当たり情報)(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。2.株主資本において自己株式として計上されている株式給付信託(BBT)に残存する自社の株式は、1株当たり当期純利益金額の算定上、期中平均株式数の計算において控除する自己株式に含めており、また、1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式数に含めております。1株当たり当期純利益金額の算定上、控除した当該自己株式の期中平均株式数は、前連結会計年度2,260千株、当連結会計年度2,204千株であり、1株当たり純資産額の算定上、控除した当該自己株式の期末株式数は、前連結会計年度2,317千株、当連結会計年度2,154千株であります。3.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下の通りであります。(重要な後発事象) 該当事項はありません。

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