NECネッツエスアイ(1973) – 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/01/31 11:30:00

損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 26,793,900 1,105,700 1,108,900 49.41
2019.03 27,794,900 1,277,500 1,291,200 59.67
2020.03 30,361,600 1,624,600 1,497,300 21.09
2021.03 33,910,900 2,556,300 2,463,900 105.73

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
1,758.0 1,835.78 1,903.39 15.83 11.11

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 161,900 477,900
2019.03 389,600 839,600
2020.03 893,600 1,293,500
2021.03 1,369,500 1,738,300

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2022年1月31日上場会社名NECネッツエスアイ株式会社上場取引所 東コード番号1973URL https://www.nesic.co.jp代表者(役職名)代表取締役執行役員社長(氏名)牛島 祐之問合せ先責任者(役職名)経理部長(氏名)谷 祐輔TEL 03-6699-7000四半期報告書提出予定日2022年1月31日配当支払開始予定日-四半期決算補足説明資料作成の有無:有四半期決算説明会開催の有無 :有(マスコミ、機関投資家・アナリスト向け)(百万円未満切捨て)(1)連結経営成績(累計)(%表示は、対前年同四半期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益百万円%百万円%百万円%百万円%2022年3月期第3四半期218,824△6.312,168△11.812,516△9.77,685△8.02021年3月期第3四半期233,4699.113,80368.213,85669.08,35894.5(注)包括利益2022年3月期第3四半期8,255百万円(△6.0%)2021年3月期第3四半期8,787百万円(77.8%)1株当たり四半期純利益潜在株式調整後1株当たり四半期純利益円 銭円 銭2022年3月期第3四半期51.60-2021年3月期第3四半期56.12-総資産純資産自己資本比率1株当たり純資産百万円百万円%円 銭2022年3月期第3四半期236,922129,42853.3848.362021年3月期250,338127,11749.4830.47(参考)自己資本2022年3月期第3四半期126,357百万円2021年3月期123,682百万円年間配当金第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末合計円 銭円 銭円 銭円 銭円 銭2021年3月期-14.00-21.0035.002022年3月期-19.00-2022年3月期(予想)19.0038.00(%表示は、対前期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益百万円%百万円%百万円%百万円%円 銭通期313,000△7.722,500△12.022,800△10.614,500△7.997.361.2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)(注)当社は、2020年6月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。なお、2021年3月期第3四半期の「1株当たり四半期純利益」については、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算定しております。(2)連結財政状態2.配当の状況(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有① 期末発行済株式数(自己株式を含む)2022年3月期3Q149,321,421株2021年3月期149,321,421株② 期末自己株式数2022年3月期3Q378,858株2021年3月期390,930株③ 期中平均株式数(四半期累計)2022年3月期3Q148,937,840株2021年3月期3Q148,926,309株※ 注記事項(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無新規 -社 (社名)            、除外 -社 (社名)(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(注)詳細は、添付資料P.11「2. 四半期連結財務諸表および主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)」をご覧ください。(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有② ①以外の会計方針の変更 :無③ 会計上の見積りの変更 :無④ 修正再表示 :無(注)詳細は、添付資料P.11「2. 四半期連結財務諸表および主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。(4)発行済株式数(普通株式)(注)当社は、2020年6月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して2021年3月期3Qの期中平均株式数を算定しております。※ 四半期決算短信は公認会計士または監査法人の四半期レビューの対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項本資料に記載されている業績予想につきましては、将来の予測であり、確定的な事実に基づかないためにリスクや不確定要因を含んでおります。実際の業績は、様々な要因の変化により記載の見通しとは大きく異なる結果となりうることをご承知おき願います。実際の業績に影響を与えうる重要な要因は、当社グループの事業を取り巻く経済情勢、社会的動向、当社グループの提供するシステムやサービスに対する需要動向や競争激化による価格下落圧力、市場対応能力などであります。なお、業績に影響を与える要因はこれらに限定するものではありません。また、業績予想の前提となる仮定等については、添付資料P.5「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 1 -1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………2(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………2(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………4(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………52.四半期連結財務諸表および主な注記 …………………………………………………………………………………6(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………6(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………8(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………………10(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………11(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………11(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………11(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ………………………………………………………11(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………11(追加情報) …………………………………………………………………………………………………………11(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………12○添付資料の目次NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 2 -1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明 第1四半期連結会計期間より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しております。 詳細は、添付資料P.11「2.四半期連結財務諸表および主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」に記載のとおりであります。 当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年12月31日、以下、当四半期累計期間)のわが国経済は、緊急事態宣言が繰り返し発令されるなど、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。各種感染防止策を講じ、ワクチン接種を促進するなかで、全般的に景気は持ち直しの動きが続いておりますが、未だ、新型コロナウイルス感染症の動向が内外経済に与える影響が大きく、また、半導体や各種部材不足がサプライチェーンに与える影響が高まり、経済活動の重石になるなど、業種ごとに強弱が見られました。 このような経済環境下、当社の事業領域であるICT(※1)市場においては、全般には堅調な投資意欲があるものの、一部に新型コロナウイルス感染症の影響が見られるなど分野ごとに強弱があり、また足元では、半導体や各種部材不足による製品調達の遅れといった影響が見られました。 企業においては、テレワークなどの新型コロナウイルス感染症対策を契機とした働き方改革関連投資が引き続き堅調に推移し、クラウドやAI、IoT、RPAといったDX(※2)などの最先端技術を活用した新しい働き方(ニューノーマルな働き方)へ投資のシフトが進んでおります。通信事業者においては、5Gに向けたマイグレーションや通信品質改善に向けた設備投資が堅調に推移し、基地局設置等5G関連投資も動きはじめました。官庁・自治体、公益関連においては、昨年度に集中したGIGAスクール構想の実現に向けた大きな投資が一巡したものの、運輸・交通分野の投資回復や、消防・防災や放送、映像・CATV分野などの都市基盤高度化に向けたシステム投資は継続し、官庁・自治体における働き方改革への動きも顕在化してきました。海外においては、新型コロナウイルス感染拡大防止のための取り組み・規制や一部地域における政治情勢などから投資計画、プロジェクトの延期、停滞など不透明さが継続しております。 こうした市場環境のもと、当社グループでは、前期に大きく業績貢献したGIGAスクール関連特需の反動があるなか、半導体や各種部材不足によりシステム構築や施工等に必要な製品、部材の調達が滞り、売上が遅れるなどの影響を受けたことに加え、ミャンマーにおいて、政情が不安定なことから、工事の実施遅れや資材の調達コストが上昇するなどの影響が生じました。その一方で、継続的な事業成長を実現すべく、DX技術を活用した働き方改革分野や、5Gに向けた通信事業者向けインフラ整備投資などの注力事業領域を中心に積極的に対応いたしました。 また、当社は、2019年5月に策定した中期経営計画「Beyond Borders 2021」のもと、当社グループの強みを活かし、パートナー企業と共に新しい社会価値を生み出す「コミュニケーションサービス・オーケストレーター」を目指し、社会課題の解決、技術変革の波を事業拡大のチャンスと捉え、「デジタル」と「5G」を軸に、新しい事業モデルへのシフト、新事業創出に注力しております。 この考え方に基づき、デジタル領域につきましては、2007年より取り組んでいる働き方改革関連事業において、時代の先を見据えたイノベーションを生む働き方を実践し、その成果を通じてお客様に様々な働き方改革ソリューションを提供すべく、DX技術の積極活用を図っております。その一環として、2019年10月より、本社オフィスを削減し、通勤30分以内となる東京近郊のサテライトオフィスに分かれて働く分散型ワークを実践し、新型コロナウイルス感染症予防策として、この分散型ワークの仕組み、技術を活かしてテレワークを中心とした事業遂行を行ってきました。当社は、このような実践に基づく新しい働き方に関するノウハウを強みに、それを活かした提案によりお客様の戦略的パートナーとしての地位を確立すべく、DX技術を活用した働き方やテレワーク導入等のニーズへ積極的に対応するとともに、官庁・自治体における働き方改革ニーズへの対応も強化いたしました。また、DX技術を活用し、パートナーとの共創のもと、さらに効率的で創造性の高いニューノーマルな働き方を実現する様々なソリューションの開発を加速しており、オフィスでの「リアルな」働き方とリモートやオンラインでの「バーチャルな」働き方の双方の利点を活かせるハイブリッドワークの実証実験も開始いたしました。一方、5G領域に対しては、通信事業者との戦略的パートナーとしての連携強化を図りました。加えて、2020年11月に、人材育成および新技術の評価・検証、新サービス創出の場として開設した「基盤技術開発センター」において新たにローカル5G実験試験局の本免許を取得するとともに、ローカル5G商用化に向けた様々な実証実験を行うなど、今後の5G関連投資本格化に備えた体制をより一層強化いたしました。今後も、5G領域における基地局、コアネットワークといったインフラの構築から、企業向けデジタルサービスまで手掛ける当社の強みを活かした事業展開を加速させていく考えです。NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 3 -<セグメント別売上高>(単位:百万円)デジタルソリューション事業ネットワークインフラ事業エンジニアリング&サポートサービス事業その他計売上高当第3四半期連結累計期間79,50667,17067,6534,492218,824前第3四半期連結累計期間83,77660,38482,0277,279233,469増減額△4,2696,786△14,373△2,787△14,644増減率(%)△5.111.2△17.5△38.3△6.3<参考:セグメント別受注高>(単位:百万円)デジタルソリューション事業ネットワークインフラ事業エンジニアリング&サポートサービス事業その他計受注高当第3四半期連結累計期間89,49671,30179,3463,377243,522前第3四半期連結累計期間97,11271,56077,3567,459253,488増減額△7,616△2591,990△4,081△9,966増減率(%)△7.8△0.42.6△54.7△3.9 これらの結果、当四半期累計期間における連結業績は、売上高                2,188億24百万円(前年同期比  6.3%減少)営業利益                121億68百万円(前年同期比  11.8%減少)経常利益                125億16百万円(前年同期比  9.7%減少)親会社株主に帰属する四半期純利益     76億85百万円(前年同期比  8.0%減少)<参考>受注高                2,435億22百万円(前年同期比  3.9%減少)となりました。 売上高は、前年同期比6.3%の減少の2,188億24百万円となりました。前年に大きく貢献したGIGAスクールやメガソーラープロジェクト関連の売上の減少に加え、半導体や各種部材不足に起因した製品調達の遅れなどが大きく影響し減少となりましたが、DX技術を活用した働き方改革に関連したICTサービスや、通信事業者向けインフラ整備などの注力領域が増加となりました。受注高につきましても、前年に集中したGIGAスクール案件が大きく反動減するなどの影響がありましたが、2,435億22百万円と前年同期比3.9%減少に留めることができました。これは、注力事業領域であるDX/働き方改革関連分野や通信事業者向けが順調に拡大していることに加え、運輸・交通分野など前年投資が停滞していた分野が回復していることによるものです。 利益面では、営業利益が前年同期比11.8%減少の121億68百万円、経常利益は9.7%減少の125億16百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は8.0%減少の76億85百万円となりました。今後の成長に向けた新事業創出に関わるリソースの強化などによる販売費及び一般管理費を増やしつつも、ハードウェア製品を軸としたシステムインテグレーションから、DX技術を活用した、より付加価値の高いソリューションサービスの提供への事業モデルの転換、ならびにリソース効率の向上、プロジェクト管理強化といったコスト改善施策の徹底の両面で、事業力の強化は引き続き進展しております。しかし、半導体や各種部材不足の影響や、ミャンマーの政情不安に伴う一部プロジェクトの停滞による損失計上を行ったことで減益となりました。 セグメント別の状況は以下のとおりであります。NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 4 -セグメント主な事業内容デジタルソリューション事業主に企業などの業務系ICTプラットフォームに関するシステムインテグレーションおよびこれらに関するアウトソーシング/クラウドサービスや、最先端/デジタル技術を活用し、お客様のビジネス変革に資するソリューション、サービスの提供、ならびにコンタクトセンターサービスの提供ネットワークインフラ事業主に通信事業者や官庁・自治体、社会インフラを提供する事業者向けを中心に、信頼性が要求される公共性の高いネットワークインフラに関するシステムインテグレーション、サービスの提供、ならびにネットワーク機器などの製造開発、販売およびシステムインテグレーションの提供エンジニアリング&サポートサービス事業主に国内・海外における施工事業、および当社が提供する各種ICTシステム、サービスに関する保守、運用・監視ならびに全社サービス基盤の運用とそれらを活用したテクニカルサービスなどのサポートサービスの提供その他主に情報通信機器等の仕入販売1.デジタルソリューション事業(795億6百万円:前年同期比5.1%減): 注力領域であるDX技術を活用した働き方改革に関連したICTサービスは拡大しましたが、前年第1四半期まで連結されていたグループ会社を非連結化した影響に加え、収益性の良いサービス提供型へのビジネスモデル転換に伴う売上の後ろ倒しの影響などにより、売上高は前年同期比5.1%減少の795億6百万円となりました。2.ネットワークインフラ事業(671億70百万円:前年同期比11.2%増): 半導体や各種部材不足による製品調達遅れの影響を受けましたが、通信事業者向けが大きく増加したことに加えて、社会公共インフラ分野も拡大し、売上高は前年同期比11.2%増加の671億70百万円となりました。3.エンジニアリング&サポートサービス事業(676億53百万円:前年同期比17.5%減): メガソーラープロジェクトやGIGAスクール関連の売上が減少したことに加えて、半導体や各種部材不足による製品調達遅れの影響により、売上高は前年同期比17.5%減少の676億53百万円となりました。※1 ICT:Information and Communication Technology(情報通信技術)の略。※2 DX:Digital transformationの略。AI・IoT・RPA(Robotic Process Automation)等の最先端技術を用いて、企業・産業の事業活動や都市運営などを大きく変革すること。<セグメントの概要>(2)財政状態に関する説明(資産) 当第3四半期連結会計期間の総資産は、前年度末に比べ134億15百万円減少し、2,369億22百万円となりました。流動資産は、前年度末に比べ156億17百万円減少し、1,961億89百万円となりました。これは主に、前年度末の売上債権の回収などにより、受取手形、売掛金及び契約資産が237億5百万円減少した一方、現金及び預金が38億89百万円増加したことなどによるものであります。固定資産は、前年度末に比べ22億1百万円増加し、407億32百万円となりました。(負債) 当第3四半期連結会計期間の負債は、前年度末に比べ157億26百万円減少し、1,074億93百万円となりました。これは主に、前年度末の仕入債務の支払などにより、支払手形及び買掛金が102億37百万円減少したほか、未払法人税等が41億83百万円減少したことなどによるものであります。(純資産) 当第3四半期連結会計期間の純資産は、前年度末に比べ23億10百万円増加し、1,294億28百万円となりました。これは主に、利益剰余金が17億48百万円増加したことなどによるものであります。NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 5 -売上高3,130億円(前期比   7.7%減少)営業利益225億円(前期比   12.0%減少)経常利益228億円(前期比   10.6%減少)親会社株主に帰属する当期純利益145億円(前期比   7.9%減少)(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2022年3月期の連結業績予想につきましては、ミャンマーの政情不安に伴う一部プロジェクトの停滞により損失計上を行ったことに加え、半導体や各種部材不足による売上遅れの影響が想定以上に拡大していることなどを鑑み、下記のとおり変更いたします。 なお、受注高につきましては、今後も、テレワークを中心としたDX/働き方改革関連分野の需要や5Gに向けた設備投資など、当社の注力する領域を中心に、堅調な事業環境が見込まれることや当第3四半期連結累計期間までの進捗などを鑑み、従来予想の3,300億円を3,350億円へと上方修正いたします。 2022年3月期(2021年4月1日~2022年3月31日)の連結業績予想NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 6 -(単位:百万円)前連結会計年度(2021年 3月31日)当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日)資産の部流動資産現金及び預金68,42672,316受取手形及び売掛金123,313-受取手形、売掛金及び契約資産-99,607電子記録債権1,2561,469機器及び材料3,4562,907仕掛品8,0529,517その他7,38810,456貸倒引当金△87△84流動資産合計211,806196,189固定資産有形固定資産10,84512,165無形固定資産のれん623447その他4,2843,914無形固定資産合計4,9084,361投資その他の資産繰延税金資産15,19814,968その他7,6349,288貸倒引当金△54△51投資その他の資産合計22,77724,205固定資産合計38,53140,732資産合計250,338236,922負債の部流動負債支払手形及び買掛金44,18833,950電子記録債務2,6491,160短期借入金6,3607,7391年内返済予定の長期借入金3,2983,281未払法人税等5,9541,770役員賞与引当金15931製品保証引当金83101受注損失引当金5122,253損害賠償引当金7114オフィス再編費用引当金6-その他27,55025,920流動負債合計91,47476,213固定負債長期借入金466260退職給付に係る負債29,23328,810その他2,0462,210固定負債合計31,74531,280負債合計123,220107,4932.四半期連結財務諸表および主な注記(1)四半期連結貸借対照表NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 7 -(単位:百万円)前連結会計年度(2021年 3月31日)当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日)純資産の部株主資本資本金13,12213,122資本剰余金16,68016,694利益剰余金96,58998,338自己株式△266△259株主資本合計126,125127,895その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金169791為替換算調整勘定△533△553退職給付に係る調整累計額△2,080△1,776その他の包括利益累計額合計△2,443△1,538非支配株主持分3,4353,071純資産合計127,117129,428負債純資産合計250,338236,922NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 8 -(単位:百万円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年 4月 1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年 4月 1日 至 2021年12月31日)売上高233,469218,824売上原価191,896176,827売上総利益41,57241,996販売費及び一般管理費27,76929,828営業利益13,80312,168営業外収益受取利息199保険配当金142156その他228349営業外収益合計390516営業外費用支払利息7677固定資産除却損4638その他21552営業外費用合計338168経常利益13,85612,516特別利益関係会社株式売却益-141特別利益合計-141特別損失損害賠償引当金繰入額802324特別損失合計802324税金等調整前四半期純利益13,05312,333法人税等4,2624,912四半期純利益8,7907,421非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主に帰属する四半期純損失(△)432△263親会社株主に帰属する四半期純利益8,3587,685(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書(四半期連結損益計算書)(第3四半期連結累計期間)NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 9 -(単位:百万円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年 4月 1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年 4月 1日 至 2021年12月31日)四半期純利益8,7907,421その他の包括利益その他有価証券評価差額金2621繰延ヘッジ損益△25-為替換算調整勘定△279△91退職給付に係る調整額298303持分法適用会社に対する持分相当額0△0その他の包括利益合計△3834四半期包括利益8,7878,255(内訳)親会社株主に係る四半期包括利益8,4638,590非支配株主に係る四半期包括利益323△335(四半期連結包括利益計算書)(第3四半期連結累計期間)NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 10 -(単位:百万円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年 4月 1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年 4月 1日 至 2021年12月31日)営業活動によるキャッシュ・フロー税金等調整前四半期純利益13,05312,333減価償却費2,3872,415のれん償却額179176貸倒引当金の増減額(△は減少)△0△4退職給付に係る資産の増減額(△は増加)△5715退職給付に係る負債の増減額(△は減少)419△134役員賞与引当金の増減額(△は減少)△108△126製品保証引当金の増減額(△は減少)△1217受注損失引当金の増減額(△は減少)△1,7241,822損害賠償引当金の増減額(△は減少)△691△707受取利息及び受取配当金△41△47支払利息7677売上債権の増減額(△は増加)5,959-売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)-23,569棚卸資産の増減額(△は増加)△1,078△930仕入債務の増減額(△は減少)3,745△11,736未払消費税等の増減額(△は減少)135△1,240その他△119△2,572小計22,12222,928利息及び配当金の受取額4047利息の支払額△72△74法人税等の支払額△5,512△9,778営業活動によるキャッシュ・フロー16,57713,122投資活動によるキャッシュ・フロー有形固定資産の取得による支出△2,272△2,440有形固定資産の売却による収入119無形固定資産の取得による支出△375△602投資有価証券の取得による支出△425△683関係会社株式の売却による収入60189貸付けによる支出-△17貸付金の回収による収入10その他△489△367投資活動によるキャッシュ・フロー△3,499△3,902財務活動によるキャッシュ・フロー短期借入金の純増減額(△は減少)1,7741,080長期借入金の返済による支出△223△223自己株式の純増減額(△は増加)△221配当金の支払額△4,154△5,943非支配株主への配当金の支払額△23△29その他△295△213財務活動によるキャッシュ・フロー△2,924△5,307現金及び現金同等物に係る換算差額△67△22現金及び現金同等物の増減額(△は減少)10,0853,889現金及び現金同等物の期首残高58,32168,426連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額△532-現金及び現金同等物の四半期末残高67,87472,316(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 11 -(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 該当事項はありません。(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)(税金費用の計算) 税金費用については、当第3四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用) 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識しております。 収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に、新たな会計方針を遡及適用しておりません。また、収益認識会計基準第86項また書き(1)に定める方法を適用し、第1四半期連結会計期間の期首より前までに行われた契約変更について、すべての契約変更を反映した後の契約条件に基づき、会計処理を行い、その累積的影響額を第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減しております。 この結果、当第3四半期連結累計期間に与える影響額は軽微であります。 収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示することといたしました。また、前第3四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」に表示していた「売上債権の増減額(△は増加)」は、第1四半期連結会計期間より「売上債権及び契約資産の増減額(△は増加)」に含めて表示することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度および前第3四半期連結累計期間について新たな表示方法により組替えを行っておりません。(時価の算定に関する会計基準等の適用) 「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしました。これによる当第3四半期連結累計期間に与える影響額は軽微であります。(追加情報) 新型コロナウイルス感染症(以下、本感染症)の影響に関して、当第3四半期連結累計期間において、重要な影響はありませんでした。本感染症は経済、企業活動に広範な影響を与える事象であり、また今後の広がり方や収束時期等を予想することは困難ではありますが、当社グループは外部の情報等を踏まえて、現時点では、今後重要な影響はないとの仮定のもと、繰延税金資産の回収可能性等の会計上の見積りを行っております。 なお、前連結会計年度末時点の仮定から重要な変更はありません。NECネッツエスアイ㈱(1973) 2022年3月期 第3四半期決算短信- 12 -(単位:百万円)デジタルソリューション事業ネットワークインフラ事業エンジニアリング&サポートサービス事業その他(注1)調整額(注2)四半期連結損益計算書計上額(注3)売上高外部顧客への売上高83,77660,38482,0277,279-233,469セグメント間の内部売上高または振替高------計83,77660,38482,0277,279-233,469セグメント利益8,5424,6597,020598△7,01813,803(単位:百万円)デジタルソリューション事業ネットワークインフラ事業エンジニアリング&サポートサービス事業その他(注1)調整額(注2)四半期連結損益計算書計上額(注3)売上高外部顧客への売上高79,50667,17067,6534,492-218,824セグメント間の内部売上高または振替高------計79,50667,17067,6534,492-218,824セグメント利益8,9015,2714,431542△6,97712,168(セグメント情報)前第3四半期連結累計期間(自 2020年 4月 1日 至 2020年12月31日)1. 報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報通信機器等の仕入販売を含んでおります。2 セグメント利益の調整額△7,018百万円は、主に管理部門に係る人件費および経費であります。3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。当第3四半期連結累計期間(自 2021年 4月 1日 至 2021年12月31日)1. 報告セグメントごとの売上高および利益または損失の金額に関する情報(注)1 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、情報通信機器等の仕入販売を含んでおります。2 セグメント利益の調整額△6,977百万円は、主に管理部門に係る人件費および経費であります。3 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。2. 報告セグメントの変更等に関する事項(会計方針の変更)に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益または損失の算定方法を同様に変更しております。 これによる当第3四半期連結累計期間に与える影響額は軽微であります。

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