サイバートラスト(4498) – 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

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開示日時:2022/01/25 15:30:00

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損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 263,106 37,100 37,068 72.42
2019.03 416,891 43,075 43,894 54.52
2020.03 442,140 53,719 53,846 92.05
2021.03 489,507 57,418 70,408

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
2,912.0 3,603.28 5,256.7656 25.95

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 17,038 50,953
2019.03 8,910 48,768
2020.03 24,690 81,190
2021.03 11,858 111,927

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

 2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2022年1月25日上場会社名サイバートラスト株式会社上場取引所 東コード番号4498URL https://www.cybertrust.co.jp/代表者(役職名)代表取締役社長 CEO(氏名)眞柄 泰利問合せ先責任者(役職名)取締役 常務執行役員 CFO(氏名)清水 哲也TEL 03(6234)3800四半期報告書提出予定日2022年2月14日配当支払開始予定日-四半期決算補足説明資料作成の有無:有四半期決算説明会開催の有無 :無(百万円未満切捨て)(1)連結経営成績(累計)(%表示は、対前年同四半期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する四半期純利益百万円%百万円%百万円%百万円%2022年3月期第3四半期4,06921.256275.755871.0370156.12021年3月期第3四半期3,358-320-326-144-(注)包括利益2022年3月期第3四半期370百万円(156.8%)2021年3月期第3四半期144百万円(-%)1株当たり四半期純利益潜在株式調整後1株当たり四半期純利益円 銭円 銭2022年3月期第3四半期93.4186.142021年3月期第3四半期39.51-総資産純資産自己資本比率百万円百万円%2022年3月期第3四半期6,7944,71469.42021年3月期5,8513,85365.9(参考)自己資本2022年3月期第3四半期4,712百万円2021年3月期3,853百万円年間配当金第1四半期末第2四半期末第3四半期末期末合計円 銭円 銭円 銭円 銭円 銭2021年3月期-0.00-0.000.002022年3月期-0.00-2022年3月期(予想)0.000.00(%表示は、対前期増減率)売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益1株当たり当期純利益百万円%百万円%百万円%百万円%円 銭通期5,55013.470021.9700△2.246313.2116.551.2022年3月期第3四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年12月31日)(注)2021年3月期第3四半期の潜在株式調整後1株当たり四半期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上場であり期中平均株価が把握できないため記載しておりません。(2)連結財政状態2.配当の状況(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有2.連結業績予想の修正については、本日(2022年1月25日)公表いたしました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。① 期末発行済株式数(自己株式を含む)2022年3月期3Q3,993,100株2021年3月期3,660,600株② 期末自己株式数2022年3月期3Q41株2021年3月期-株③ 期中平均株式数(四半期累計)2022年3月期3Q3,965,784株2021年3月期3Q3,660,600株※ 注記事項(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有② ①以外の会計方針の変更 :無③ 会計上の見積りの変更 :無④ 修正再表示 :無(注)詳細は、添付資料P.9「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(会計方針の変更)」をご覧ください。(4)発行済株式数(普通株式)※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項(将来に関する記述等についてのご注意)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 1 -1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………2(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………………………2(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………………………4(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………42.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………………5(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………5(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………………7四半期連結損益計算書第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………7四半期連結包括利益計算書第3四半期連結累計期間 ………………………………………………………………………………………8(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………9(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………9(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………9(会計方針の変更) …………………………………………………………………………………………………9(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………………………10○添付資料の目次サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 2 -売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する四半期(当期)純利益2022年3月期第3四半期連結累計期間4,0695625583702021年3月期第3四半期連結累計期間3,358320326144増減率21.2%75.7%71.0%156.1%(参考)2021年3月期4,8955747154081.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明(単位:百万円) 当社は、さまざまなモノがインターネットに繋がり、あらゆるプロセスがデジタル化される社会において「ヒト」「モノ」「コト」の正当性、完全性、真正性などを証明し、デジタル社会の信頼を支えるトラストサービス事業を推進しております。 当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から2021年12月31日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況が続いている中、ワクチン接種率も高まり経済活動の改善の動きも見られます。しかしながら変異株発生等による感染再拡大のリスクが懸念され、先行き不透明な状態が続いております。 当社を取り巻く環境は、テレワークの普及、脱ハンコ、オンライン化、非対面化など新たな生活様式への対応に関する需要が拡大しております。 このような環境の下、認証・セキュリティサービスにおいては、デバイス証明書管理サービス「デバイスID」では企業向けのリモートアクセス、シングルサインオン等のサービスを展開する各パートナー企業との取引が伸長し、また電子認証サービス「iTrust」では電子契約サービスや金融サービス等を展開する各パートナー企業との取引が伸長したことなどにより、売上高は2,315百万円(前年同期比11.3%増)となりました。 Linux/OSSサービスにおいては、企業内サーバーで多用されているCentOS等のLinux OSの旧バージョンのサポート終了による延長サポート及びLinux OS「MIRACLE LINUX」のサポート案件が伸長しました。また、統合システム監視ソフトウエア「MIRACLE ZBX」のサポートの新規の長期大型案件を獲得いたしました。これらの結果、売上高は1,136百万円(前年同期比55.9%増)となりました。 IoTサービスにおいては、国際規格対応に向けたセキュリティコンサルなどが伸長し、また産業機器、車載機器等の顧客への技術サポート、受託開発、高速起動製品「LINEOWarp!!」の量産ロイヤルティ、リカーリングサービス関連製品の利用料の獲得等により売上高は617百万円(前年同期比12.6%増)となりました。 なお、当社グループはトラストサービス事業の単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。 以上の結果、売上高は4,069百万円(前年同期比21.2%増)となりました。また、人員増加に伴う人件費の増加、無形・有形固定資産取得に伴う償却費の増加により費用全体は増加傾向にありますが、売上高が堅調に推移したことにより、営業利益562百万円(同75.7%増)、上場関連費用等により経常利益558百万円(同71.0%増)、税金費用の計上により親会社株主に帰属する四半期純利益370百万円(同156.1%増)となりました。サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 3 -サービスサービス提供分類2021年3月期第3四半期連結累計期間2022年3月期第3四半期連結累計期間増減増減率(%)認証・セキュリティサービスライセンス9910444.6プロフェッショナルサービス359325△34△9.5リカーリングサービス1,6211,88526416.3小計2,0802,31523411.3Linux/OSSサービスライセンス1822658245.4プロフェッショナルサービス1111473632.2リカーリングサービス43472228866.4小計7281,13640755.9IoTサービスライセンス61751322.0プロフェッショナルサービス4645144910.7リカーリングサービス2227526.2小計5486176912.6売上合計3,3584,06971121.2全社ライセンス34444510129.4プロフェッショナルサービス935987515.5リカーリングサービス2,0782,63655826.9<主なサービス内容>・認証・セキュリティサービス SSL/TLSサーバー証明書「SureServer」、デバイス証明書管理サービス「デバイスID」等のクライアント証明書、電子的本人確認や電子署名などの電子認証サービス「iTrust」、ウェブセキュリティサービス、脆弱性診断サービス等を提供しています。・Linux/OSSサービス LinuxOS「MIRACLE LINUX」や統合システム監視ソリューション「MIRACLE ZBX」、バックアップソフトやカーネル技術を活かしたLinuxソリューションなど、オープンソースソフトウエアに関わるサービスを提供しています。・IoTサービス 組込みLinuxと電子認証の技術を融合し、機器の開発、製造段階から脆弱性の低減や脅威への対策を考慮して長期の運用とセキュリティを実装する仕組みや、更新ソフトウエアが安全に配信される仕組みなど、IoTデバイスの安全・安心な利用を実現するための開発支援サービス「EM+PLS」と認証基盤「Secure IoT Platform」を提供しています。連結子会社のリネオソリューションズ社はLinuxを中心とした組込み/IoT向け受託開発、及び高速起動製品「LINEOWarp!!」、開発環境サービス等の販売を行っております。<サービス提供分類>・ライセンス 主に自社の製品(Linux/OSS製品など)を提供・プロフェッショナルサービス 製品のカスタマイズや導入支援、セキュリティコンサルティングなどを提供・リカーリングサービス(契約が更新されることで継続した収益が見込まれるもの) 電子証明書サービスや自社製品のサポートサービスなどを提供    なお、各サービスにおけるサービス提供分類別の売上高は下表のとおりです。       (単位:百万円)サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 4 -2021年3月期2022年3月期第3四半期連結会計期間(参考)2021年3月期第3四半期連結会計期間総資産5,8516,7945,194純資産3,8534,7143,589自己資本比率65.9%69.4%69.1%(2)財政状態に関する説明                                   (単位:百万円)(資産) 当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末より943百万円増加して6,794百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末より1,018百万円増加して4,143百万円となりました。これは主として売上の入金や東京証券取引所マザーズ市場への上場などにより現金及び預金が1,375百万円増加しましたが、売掛金が307百万円減少したことによります。固定資産は、前連結会計年度末より76百万円減少して2,648百万円となりました。これは主として繰延税金資産が62百万円、償却によりのれんが9百万円それぞれ減少したことによります。(負債) 当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末より82百万円増加して2,080百万円となりました。 流動負債は、前連結会計年度末より75百万円減少して1,590百万円となりました。これは主として支払いなどにより未払法人税等が180百万円、賞与引当金が142百万円それぞれ減少したことと、契約負債(前受収益)が219百万円増加したことによります。固定負債は、前連結会計年度末より158百万円増加して571百万円となりました。これは主として契約負債(長期前受収益)が170百万円増加したことによります。(純資産) 当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末より860百万円増加して4,714百万円となりました。 これは主として当社普通株式の東京証券取引所マザーズ市場への上場に伴う公募増資により190百万円、第三者割当増資(オーバーアロットメントによる売出しによる新株発行)により62百万円、資本金及び資本剰余金がそれぞれ増加したこと、並びに前連結会計年度末より利益剰余金が351百万円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の65.9%から69.4%となりました。(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明連結業績予想につきましては、2021年10月26日付「業績予想の修正に関するお知らせ」にて公表いたしました2022年3月期の通期連結業績予想を修正しております。詳細につきましては、本日(2022年1月25日)公表の「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 5 -(単位:千円)前連結会計年度(2021年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日)資産の部流動資産現金及び預金1,962,6263,338,228受取手形及び売掛金893,868-受取手形、売掛金及び契約資産-640,124商品1,0801,086仕掛品8,702-原材料及び貯蔵品386364前払費用114,770109,730その他144,06553,731貸倒引当金△582-流動資産合計3,124,9174,143,264固定資産有形固定資産建物及び構築物686,308686,658減価償却累計額△430,873△447,961建物及び構築物(純額)255,435238,697工具、器具及び備品692,404727,530減価償却累計額△405,718△442,936工具、器具及び備品(純額)286,685284,593土地1,2701,270その他1,5511,551減価償却累計額△330△941その他(純額)1,221610有形固定資産合計544,612525,171無形固定資産のれん116,163106,745ソフトウエア692,9781,095,338ソフトウエア仮勘定772,872410,320その他153,967123,106無形固定資産合計1,735,9821,735,510投資その他の資産投資有価証券26,35730,984長期前払費用12,77619,104差入保証金204,757204,757繰延税金資産194,453132,083その他6,2201,200投資その他の資産合計444,565388,129固定資産合計2,725,1602,648,811繰延資産株式交付費1,8202,856繰延資産合計1,8202,856資産合計5,851,8986,794,9332.四半期連結財務諸表及び主な注記(1)四半期連結貸借対照表サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 6 -(単位:千円)前連結会計年度(2021年3月31日)当第3四半期連結会計期間(2021年12月31日)負債の部流動負債買掛金193,515146,797リース債務17,37517,641未払金151,830156,359未払法人税等203,74523,700未払消費税等77,20098,377前受収益549,136-契約負債-859,594賞与引当金243,024100,920役員賞与引当金35,45819,920受注損失引当金-791その他113,98185,416流動負債合計1,585,2681,509,518固定負債リース債務104,18890,923長期前受収益219,221-契約負債-389,613退職給付に係る負債3,9304,065資産除去債務85,79486,678固定負債合計413,134571,281負債合計1,998,4022,080,799純資産の部株主資本資本金540,160794,057資本剰余金1,774,3192,028,216利益剰余金1,537,2671,888,306自己株式-△314株主資本合計3,851,7464,710,264その他の包括利益累計額為替換算調整勘定1,7482,168その他の包括利益累計額合計1,7482,168新株予約権-1,700純資産合計3,853,4954,714,133負債純資産合計5,851,8986,794,933サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 7 -(単位:千円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)売上高3,358,2714,069,758売上原価1,891,7952,264,108売上総利益1,466,4751,805,649販売費及び一般管理費1,146,2161,242,988営業利益320,259562,661営業外収益受取利息13997受取配当金-1受取家賃234270持分法による投資利益10,3304,626為替差益121-その他1,165328営業外収益合計11,9905,322営業外費用支払利息1,4311,151上場関連費用2,8304,777為替差損-559消費税差額83571その他4062,637営業外費用合計5,5039,197経常利益326,746558,786特別損失固定資産除却損53,9030投資有価証券評価損29,977-その他1,668-特別損失合計85,5490税金等調整前四半期純利益241,196558,786法人税、住民税及び事業税42,119116,651法人税等調整額54,43571,678法人税等合計96,554188,330四半期純利益144,642370,456親会社株主に帰属する四半期純利益144,642370,456(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書(四半期連結損益計算書)(第3四半期連結累計期間)サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 8 -(単位:千円) 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)四半期純利益144,642370,456その他の包括利益為替換算調整勘定△197419その他の包括利益合計△197419四半期包括利益144,444370,876(内訳)親会社株主に係る四半期包括利益144,444370,876(四半期連結包括利益計算書)(第3四半期連結累計期間)サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 9 -(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) 当社は、2021年4月15日付で東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。この株式上場にあたり、2021年4月14日を払込期日とする一般募集(ブックビルディング方式による募集)による新株発行250,000株により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ190,900千円増加しております。 また、2021年5月17日を払込期日とする第三者割当(オーバーアロットメントによる売出し)による新株発行82,500株により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ62,997千円増加しております。 この結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金は794,057千円、資本剰余金は2,028,216千円となっております。(会計方針の変更)(収益認識に関する会計基準等の適用) 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。これにより、サービス提供分類上のライセンスの一部製品については製品の引渡時点で収益を認識しておりましたが、当該製品の一部について、ライセンスを供与する約束と他の財又はサービス(リカーリングサービス(保守契約))を移転する約束の両方を一括して単一の履行義務として処理し、一定の期間にわたり収益を認識することといたしました。プロフェッショナルサービスにおける受託開発案件に関して、合理的な進捗度の見積りができるものについては、原価比例法に基づき収益を認識しております。合理的な進捗度の見積りが出来ない場合、進捗分に係る費用を回収できるものについては、原価回収基準に基づいて収益を認識する方法に変更しております。 収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は23,936千円増加し、売上原価は7,687千円増加し、営業利益、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ16,249千円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高は19,418千円減少しております。 収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示していた「受取手形及び売掛金」は、第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示し、「流動負債」に表示していた「前受収益」は、第1四半期連結会計期間より「流動負債」の「契約負債」に含めて表示し、「その他(前受金)」は、第1四半期連結会計期間より「流動負債」の「契約負債」に含めて表示し、「固定負債」に表示していた「長期前受収益」は、第1四半期連結会計期間より「固定負債」の「契約負債」に含めて表示することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度について新たな表示方法により組替えを行っておりません。さらに、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号 2020年3月31日)第28-15項に定める経過的な取扱いに従って、前第3四半期連結累計期間に係る顧客との契約から生じる収益を分解した情報を記載しておりません。(時価の算定に関する会計基準等の適用) 「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」という。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することといたしました。 なお、当第3四半期連結累計期間において、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。サイバートラスト株式会社(4498)2022年3月期 第3四半期決算短信- 10 -(セグメント情報等)【セグメント情報】Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)当社グループは、トラストサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年12月31日)当社グループは、トラストサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の記載を省略しております。

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