山陽特殊製鋼（5481） – 2022年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

（百万円未満切捨て）（％表示は、対前年同四半期増減率）親会社株主に帰属する四半期純利益2022年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結）2022年1月27日上場取引所東（氏名） 宮本　勝弘（氏名） 菅野　申一TEL 079-235-6004URL http://www.sanyo-steel.co.jp/（役職名） 代表取締役社長上場会社名 山陽特殊製鋼株式会社コード番号 5481代表者問合せ先責任者 （役職名） 財務部長四半期報告書提出予定日配当支払開始予定日四半期決算補足説明資料作成の有無 ： 有四半期決算説明会開催の有無2022年2月14日―： 有 (証券アナリスト、機関投資家向け)1. 2022年3月期第3四半期の連結業績（2021年4月1日〜2021年12月31日）(1) 連結経営成績（累計）売上高営業利益経常利益2022年3月期第3四半期2021年3月期第3四半期百万円269,337148,718％81.1△27.0百万円14,411△6,476％――百万円14,541△6,694％――百万円10,156△5,850％――（注）包括利益 2022年3月期第3四半期　　12,008百万円 （―％） 2021年3月期第3四半期　　△8,017百万円 （―％）1株当たり四半期純利益潜在株式調整後1株当たり四半期純利益円 銭円 銭186.40△107.36――2022年3月期第3四半期2021年3月期第3四半期(2) 連結財政状態総資産純資産自己資本比率2022年3月期第3四半期2021年3月期（参考）自己資本百万円362,614319,3602022年3月期第3四半期 187,682百万円百万円189,433179,8872021年3月期 178,393百万円2. 配当の状況2021年3月期2022年3月期2022年3月期（予想）第1四半期末第2四半期末期末合計円 銭――年間配当金第3四半期末円 銭円 銭0.0045.00――円 銭0.0035.00（注）直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 有％51.855.9円 銭0.0080.003. 2022年 3月期の連結業績予想（2021年 4月 1日〜2022年 3月31日）売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益（％表示は、対前期増減率）1株当たり当期純利益通期百万円360,000％70.8百万円15,900 ―％百万円16,000 ―％百万円10,800 ―％円 銭198.20（注）直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 有※ 注記事項(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動（連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動） ： 無(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ： 無(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更② ①以外の会計方針の変更③ 会計上の見積りの変更④ 修正再表示： 有： 有： 無： 無(注)　 詳細は、【添付資料】 ９ページ「２．四半期連結財務諸表及び主な注記　(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項（会計方針の変更）」をご覧ください。(4) 発行済株式数（普通株式）① 期末発行済株式数（自己株式を含む）② 期末自己株式数③ 期中平均株式数（四半期累計）2022年3月期3Q2022年3月期3Q2022年3月期3Q54,507,307 株 2021年3月期19,187 株 2021年3月期54,489,419 株 2021年3月期3Q54,507,307 株16,774 株54,492,668 株※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項　業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。（業績予想に関する事項につきましては、【添付資料】 ３ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報　（3）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照ください。）【添付資料】 （目次） １．当四半期決算に関する定性的情報・・・・・・・・・・・・・・・・・・２ (1) 経営成績に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・２ (2) 財政状態に関する説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・３ (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明・・・・・・・・・・・３ ２．四半期連結財務諸表及び主な注記・・・・・・・・・・・・・・・・・・５ (1) 四半期連結貸借対照表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・５ (2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書・・・・・・・・７ (3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項・・・・・・・・・・・・・・・９ (継続企業の前提に関する注記) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・９ (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ・・・・・・・・・９ (会計方針の変更) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・９ (セグメント情報) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信1１．当四半期決算に関する定性的情報 （1）経営成績に関する説明 当第３四半期(2021年4月1日～2021年12月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい状況から、感染対策の徹底やワクチン接種の進行、各種政策の効果などにより、行動制限が徐々に緩和される中で持ち直しの動きで推移しました。景気の先行きにつきましては、持ち直しの継続が期待されますが、新たな変異株の流行、原材料やエネルギー価格の高騰、半導体を中心とした部品供給不足などによる影響を注視する必要があるなど不透明な状況にあります。 特殊鋼業界におきましては、自動車、産業機械、建設機械などの主要需要業界の回復により、熱間圧延鋼材の生産量は、前年同期を上回りました。 経営成績といたしましては、当社グループの売上高は、売上数量の増加やスウェーデンの連結子会社Ovakoの決算期変更影響(注)などにより、前年同期比1,206億19百万円増の2,693億37百万円となりました。利益面では、鉄スクラップや合金鉄などの価格上昇の影響や緊急収益改善対策の終了による固定費の戻り等はありましたが、売上数量の増加や数量増にともなう製造コストの低下、変動費コストダウン、グループ会社の収益改善などにより、経常利益は、前年同期比212億36百万円増の145億41百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比160億6百万円増の101億56百万円となりました。 (注) 2022年3月期よりOvakoの決算期を従来の12月から当社単独と同じ3月へ変更いたしました。それにより同社は2021年1月～2022年3月の15ヵ月決算を行います。当第３四半期連結決算値には、2021年1月～12月期の同社損益およびのれん償却費を織り込んでおり、そのうち、2021年1～3月期の同社損益(売上高303億83百万円、経常利益25億29百万円)およびのれん償却費▲6億72百万円が決算期変更影響となります。 差引増減 増減率(％) (単位:千t、億円、円/株) 当第３四半期 前年同期 (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) (内、のれん償却費) 当第３四半期損益の概要(2021年4月1日～2021年12月31日) 売上数量 売上高 営業利益 経常利益 税後利益(注3) １株当たり税後利益 のれん償却費を除く営業利益 のれん償却費を除く経常利益 のれん償却費を除く税後利益 のれん償却費を除く１株当たり税後利益 (注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。 (注2) 当第３四半期のOvakoの売上数量および損益、のれん償却費は、2021年1～12月実績を織り込んでおります。 (注3) 親会社株主に帰属する四半期純利益。 967 478 427 62 1,487 711 654 70 ▲65 ▲8 ▲21 ▲9 ▲19 ▲67 ▲5 ▲24 ▲11 ▲19 ▲59 ▲107.36 ▲46 ▲48 ▲39 ▲72.12 +575 +285 +264 +26 +1,206 +519 +638 +53 +209 +78 +110 +14 -8 +212 +80 +110 +14 -8 +160 +293.76 +217 +220 +168 +307.96 1,542 763 691 88 2,693 1,231 1,293 123 144 69 89 6 ▲27 145 75 86 3 ▲27 102 186.40 171 172 129 235.84 +59.5 +59.6 +62.0 +41.7 +81.1 +73.0 +97.5 +75.6 － － － － － － － － － － － － － － － － (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) (内、のれん償却費) 山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信2セグメント別の売上高および営業損益の状況は、次のとおりであります。なお、各セグメントの売上高につきましては、セグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。 当第３四半期の売上高は、自動車、産業機械等の主要需要分野向け売上数量の増加やOvakoの決算期変更影響により、前年同期比1,185億22百万円増の2,595億80百万円となりました。営業利益は、スクラップ価格の上昇や固定費の戻り等はありましたが、売上数量の増加や数量増にともなう製造コストの低下などにより、前年同期比195億21百万円増の133億77百万円となりました。 当第３四半期の売上高は、自産機分野の需要回復と電子材分野向けが堅調に推移したことなどにより、前年同期比8億75百万円増の33億31百万円となりました。営業利益は、売上数量の増加などにより、前年同期比4億87百万円増の6億21百万円となりました。 当第３四半期の売上高は、自動車、産業機械等の主要需要分野向け売上数量の増加などにより、前年同期比39億49百万円増の134億3百万円となりました。営業利益は、売上数量の増加などにより、前年同期比8億95百万円増の3億51百万円となりました。 鋼材事業 粉末事業 素形材事業 その他 子会社を通じて情報処理サービスを行っており、当第３四半期の売上高は前年同期比3億36百万円減の7億41百万円、営業利益は前年同期比28百万円減の3百万円となりました。 （2）財政状態に関する説明 当第３四半期末の総資産残高は、売上数量増や原燃料価格上昇に伴う売上債権や棚卸資産の増加などにより、前期末比432億53百万円増の3,626億14百万円となりました。負債残高は、仕入債務やコマーシャル・ペーパーの増加などにより、前期末比337億7百万円増の1,731億80百万円となりました。純資産残高は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより、前期末比95億45百万円増の1,894億33百万円となりました。この結果、当第３四半期末におけるＤ／Ｅレシオ(純資産残高に対する有利子負債残高(現預金および関係会社預け金残高控除後)の割合)は0.34(前期末は0.26)となりました。 （3）連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 今後の特殊鋼需要につきましては、半導体不足等による自動車減産の影響やそれに伴うサプライチェーンでの在庫増減影響を注視する必要がありますが、産業機械、建設機械向けの需要が順調であることなどから、総じて安定的に推移するものとみられます。 2021年10月29日に公表した2022年3月期の業績予想につきましては、当社単独の販売価格、原燃料価格が改善していることやOvakoの2021年10～12月期の売上数量の増加などを踏まえ、次頁のとおり修正いたなお、鉄スクラップや合金鉄、エネルギー価格の上昇に対しましては、今後の収益への影響を考慮し、しました。 引き続き必要な対策を講じてまいります。 山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信32022年3月期業績予想(2021年4月1日～2022年3月31日) (単位:千t、億円、円/株) 今回予想 前回予想 増減 売上数量 (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) 売上高 (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) 営業利益 (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) (内、のれん償却費) 経常利益 (内、当社単独) (内、Ovako) (内、MSSS) (内、のれん償却費) 税後利益(注3) １株当たり税後利益 のれん償却費を除く営業利益 のれん償却費を除く経常利益 のれん償却費を除く税後利益 2,007 1,010 877 119 3,600 1,682 1,685 174 159 77 103 7 ▲34 160 83 100 4 ▲34 108 193 194 142 2,009 1,021 862 126 3,500 1,690 1,536 178 141 63 97 8 ▲34 140 68 93 4 ▲34 91 175 174 125 -2 -11 +15 -6 +100 -8 +149 -4 +18 +14 +6 -1 – +20 +15 +8 – – +18 +20 +17 +17 +31.19 198.20 167.01 のれん償却費を除く１株当たり税後利益 260.60 229.40 +31.20 (注1) 金額は億円未満を四捨五入しております。 (注2) Ovakoの売上数量および損益、のれん償却費は、2021年1月～2022年3月分を織り込んでおります。 (注3) 親会社株主に帰属する当期純利益。 また、上記業績予想の修正にともない、2021年10月29日に公表した2022年3月期の配当予想を次のとおり修正いたしました。 前回予想(2021年10月29日公表) 今回修正予想 当期実績 前期実績(2021年3月期) 第２四半期末 45.00 0.00 年間配当金(円) 期末 15.00 35.00 0.00 年間 60.00 80.00 0.00 (注) 業績予想等につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて当社グループで判断したものであります。予想には、 様々な不確定要素が内在しており、実際の業績等はこれらの予想数値と異なる場合があることをお含みおきください。 山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信4(1) 四半期連結貸借対照表資産の部流動資産現金及び預金受取手形及び売掛金受取手形、売掛金及び契約資産機械装置及び運搬具（純額）電子記録債権商品及び製品仕掛品原材料及び貯蔵品未収還付法人税等関係会社預け金その他貸倒引当金流動資産合計固定資産有形固定資産その他（純額）有形固定資産合計無形固定資産のれんその他無形固定資産合計投資その他の資産固定資産合計資産合計負債の部流動負債支払手形及び買掛金短期借入金コマーシャル・ペーパー未払法人税等賞与引当金環境対策引当金その他流動負債合計固定負債社債長期借入金役員退職慰労引当金債務保証損失引当金環境対策引当金退職給付に係る負債その他固定負債合計負債合計前連結会計年度(2021年３月31日)当第３四半期連結会計期間(2021年12月31日)(単位：百万円)10,92347,197－5,13118,48332,32722,31122614,4157,151△260157,90866,81247,012113,82434,1764,04638,2229,404161,452319,36027,84647,873－6491,48216021,62899,64010,00012,42865230912,8514,17339,832139,47210,958－67,3769,55325,23649,45027,731987,1438,577△274205,85170,71340,818111,53232,4264,06436,4918,738156,762362,61445,89946,70914,0033,597985322,734133,93110,0009,86564123213,4905,59439,249173,180　山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信5純資産の部株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式株主資本合計その他の包括利益累計額その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益為替換算調整勘定退職給付に係る調整累計額その他の包括利益累計額合計非支配株主持分純資産合計負債純資産合計前連結会計年度(2021年３月31日)当第３四半期連結会計期間(2021年12月31日)(単位：百万円)53,80051,48672,923△23178,1861,661885△649△1,6892061,494179,887319,36053,80051,48680,622△27185,8811,4251,361920△1,9051,8011,750189,433362,614　山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信6(2) 四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書四半期連結損益計算書第３四半期連結累計期間前第３四半期連結累計期間(自 2020年４月１日　至 2020年12月31日)(単位：百万円)当第３四半期連結累計期間(自 2021年４月１日　至 2021年12月31日)消滅時効の完成に伴う預り金振替益売上高売上原価売上総利益販売費及び一般管理費営業利益又は営業損失（△）営業外収益受取利息受取配当金受取賃貸料その他営業外収益合計営業外費用支払利息為替差損その他営業外費用合計経常利益又は経常損失（△）特別利益特別損失投資有価証券売却益固定資産売却益土地売却益特別利益合計固定資産除売却損関係会社整理損投資有価証券評価損特別退職金特別損失合計税金等調整前四半期純利益又は税金等調整前四半期純損失（△）法人税、住民税及び事業税法人税等調整額法人税等合計四半期純利益又は四半期純損失（△）非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主に帰属する四半期純損失（△）親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失（△）△6,69414,541148,718134,59914,11820,594△6,47672912569912864748227211186670－165236232－30340603△7,061109△880△770△6,290△440△5,850269,337225,90943,42729,01614,41190123350－216780478－1726509242－134127900－21814,4573,6644534,11810,33818210,156　山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信7四半期連結包括利益計算書第３四半期連結累計期間四半期純利益又は四半期純損失（△）その他の包括利益その他有価証券評価差額金繰延ヘッジ損益為替換算調整勘定退職給付に係る調整額持分法適用会社に対する持分相当額その他の包括利益合計四半期包括利益（内訳）親会社株主に係る四半期包括利益非支配株主に係る四半期包括利益前第３四半期連結累計期間(自 2020年４月１日　至 2020年12月31日)(単位：百万円)当第３四半期連結累計期間(自 2021年４月１日　至 2021年12月31日)△6,290382△346△1,146△594△22△1,726△8,017△7,311△70510,338△2354751,594△215501,66912,00811,751257　山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信8　(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項　　(継続企業の前提に関する注記)　該当事項はありません。 　(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)　該当事項はありません。 　(会計方針の変更)　 　(収益認識に関する会計基準等の適用)　「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号　2020年３月31日。以下「収益認識会計基準」という。）等を第１四半期連結会計期間の期首から適用しております。これにともなう主な変更点は、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識するようにしたことであります。ただし、国内販売については「収益認識に関する会計基準の適用指針」第98項に定める代替的な取扱いを適用し、出荷時から当該商品又は製品の支配が顧客に移転される時までの期間が通常の期間である場合には出荷時に収益を認識しております。　収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従っており、第１四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第１四半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しておりますが、当第３四半期連結累計期間の損益および期首利益剰余金に与える影響は軽微であります。 収益認識会計基準等を適用したことにより、受取手形および売掛金は前連結会計年度の連結貸借対照表においては、「流動資産」の「受取手形及び売掛金」に含めておりましたが、第１四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めております。なお、収益認識会計基準第89－２項に定める経過的な取り扱いに従って、前連結会計年度については新たな表示方法による組替えを行っておりません。　 　(時価の算定に関する会計基準等の適用)　「時価の算定に関する会計基準」（企業会計基準第30号　2019年７月４日。以下「時価算定会計基準」という。）等を第１四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項および「金融商品に関する会計基準」（企業会計基準第10号　2019年７月４日）第44－２項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。これによる四半期連結財務諸表に与える影響はありません。　 　(在外子会社等の収益及び費用の本邦通貨への換算方法の変更)　在外子会社等の収益及び費用は、従来、決算日の直物為替相場により円貨に換算しておりましたが、第１四半期連結会計期間より期中平均為替相場による方法に変更しております。この変更は、在外子会社等の重要性が増してきたため、一時的な為替相場の変動による損益等への影響を緩和し、在外子会社等の業績をより適切に連結財務諸表に反映させることを目的とするものであります。　なお、この変更による影響額は軽微であるため、遡及適用は行っておりません。山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信9　　(セグメント情報）　前第３四半期連結累計期間 (自 2020年４月１日 至 2020年12月31日)　報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報報告セグメント鋼材粉末素形材計その他(注)1合計(単位：百万円)四半期連結損益計算書計上額(注)3調整額(注)2 売上高セグメント間の内部売上高又は振替高 セグメント利益 又は損失(△)外部顧客への売上高 136,707 2,455 9,452 148,616 102 148,718 － 148,718 4,350 － 04,350 975 5,325 △5,325 － 計141,057 2,455 9,453 152,966 1,077 154,044 △5,325 148,718 △6,144 134 △543 △6,553 31 △6,521 45 △6,476 (注)「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業等であります。1.2. セグメント利益又は損失の調整額は、セグメント間取引消去であります。3. セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。　当第３四半期連結累計期間 (自 2021年４月１日 至 2021年12月31日)　報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報報告セグメント鋼材粉末素形材計その他(注)1合計(単位：百万円)四半期連結損益計算書計上額(注)3調整額(注)2 売上高セグメント間の内部売上高又は振替高外部顧客への売上高 252,546 3,331 13,403 269,280 57 269,337 － 269,337 7,034 － － 7,034 684 7,718 △7,718 － 計259,580 3,331 13,403 276,314 741 277,056 △7,718 269,337 セグメント利益13,377 621 351 14,350 3 14,353 58 14,411 (注)「その他」の区分は、報告セグメントに含んでいない情報処理サービス事業であります。1.2. セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去であります。3. セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信10参考資料 (内、当社単独)(内、Ovako)(内、MSSS)営業利益経常利益(ＲＯＳ)(内、当社単独)(内、Ovako)(内、MSSS)売上数量(内、当社単独)(内、Ovako)(内、MSSS)設備投資減価償却費2022年３月期 第３四半期決算発表１．当第３四半期の業績と業績予想当第３四半期 前第３四半期 増減増減率通期前期増減増減率（実績）(※2)（実績）（予想）(※1)（実績）(単位：千ｔ、億円、％)売上高1,487 1,206 1,493 (5.4)(△4.5)(9.9)(4.4)(△2.3)(6.7)2,693 1,231 1,293 123 144 145 75 86 3 1,542 763 691 88 92 123 711 654 70 △65 △67 △5 △24 △11 △19 967 478 427 62 82 104 81.1 73.0 97.5 75.6 ― ― ― ― ― ― ― 59.5 59.6 62.0 41.7 11.9 18.1 519 638 53 209 212 80 110 14 △8 575 285 264 26 10 19 3,600 1,682 1,685 174 159 160 83 100 4 △34 2,007 1,010 877 119 120 160 2,107 1,036 897 103 △55 △48 22 △24 △13 △26 1,367 704 572 91 144 142 70.8 62.3 87.9 69.4 ― ― 276.1 ― ― ― ― 46.8 43.5 53.3 31.8 646 788 71 214 208 61 124 17 △8 640 306 305 29 △24 △16.9 18 12.8 (内、のれん償却費)△27 親会社株主に帰属する当期純利益102 △59 160 108 △69 177 (※)1.予想(1月以降)の主要前提：鉄スクラップ(姫路地区H2市況) 56.0千円/t、原油(ドバイ)90＄/BL、為替 115円/＄、130円/€　　2.当第3四半期のOvakoの売上数量および損益、のれん償却費は、2021年1～12月実績を織り込んでおります。(注) 特別損失に投資有価証券評価損 488百万円を計上している。２．当第３四半期の経常利益増減要因（対前年同期）（参考）四半期業績推移(単位：千ｔ、億円、％)4-6月期7-9月期10-12月期1-3月期通期4-6月期7-9月期10-12月期530 441 516 620 2,107 1,106 727 860 △12 △27 △26 10 △55 85 19 40 △18 △22 △27 19 △48 85 20 40 (△3.3)(△5.0)(△5.3)(3.1)(△2.3)(7.7)(2.8)(4.7)△15 △18 △25 △10 △69 61 12 29 売上数量335 292 340 400 1,367 672 407 463 2022年3月期2021年3月期(ＲＯＳ)親会社株主に帰属する当期純利益売上高営業利益経常利益（単位：億円）１．販売価格・構成133 １．原燃料価格190 ２．販売数量105 ２．固定費13 ３．変動費コストダウン15 ３．のれん償却費8 ４．修繕費14 ５．諸資材・外注、物流費等13 ６．単独営業外損益3 ７．Ovako経常利益110 ８．MSSS経常利益14 ９．連結子会社経常利益16 計（Ａ）423 計（Ｂ）211 差引（Ａ）－（Ｂ）212 増 益 要 因減 益 要 因山陽特殊製鋼㈱（5481）2022年3月期第3四半期決算短信11