愛知製鋼(5482) – 電動車用駆動ユニット「eアクスル」向け新部品 生産ライン竣工 ~完成部品メーカへの進化で新たな付加価値を創出しお客様に貢献~

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開示日時:2022/01/20 16:00:00

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損益

決算期 売上高 営業益 経常益 EPS
2018.03 23,623,700 1,181,700 1,217,600 415.71
2019.03 25,731,500 1,112,300 1,107,600 330.38
2020.03 24,226,200 1,390,400 1,390,400 434.05
2021.03 20,490,800 356,800 447,300 154.82

※金額の単位は[万円]

株価

前日終値 50日平均 200日平均 実績PER 予想PER
2,725.0 2,560.18 2,910.555 8.86 6.67

※金額の単位は[円]

キャッシュフロー

決算期 フリーCF 営業CF
2018.03 -811,000 1,316,400
2019.03 -676,100 1,358,000
2020.03 1,250,000 3,630,800
2021.03 6,700 1,479,300

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

News Release 2022年1月20日 愛 知 製 鋼 株 式 会 社 電動車用駆動ユニット「eアクスル」向け新部品 生産ライン竣工 ~完成部品メーカへの進化で新たな付加価値を創出しお客様に貢献~ 愛知製鋼株式会社(代表取締役社長:藤岡高広)は、電動車用駆動ユニット「e アクスル※1」 向け新部品(アウトプットシャフト)生産ラインの竣工式を本日執り行い、稼働開始しました。 当社は2050年カーボンニュートラル実現と将来の生き残り戦略の一環として、今後の 需要増が見込まれる電動車搭載部品の新規開発と量産体制整備を、積極的に進めています。 電動車向け部品には航続距離を伸ばすための高強度・軽量化や、静粛性確保(ノイズ低減)のための高精度化が強く求められており、当社の培ってきた高い鍛造技術が不可欠です。 これを受け、今回竣工したラインは、下記の特長を備えた最新鋭のものとなっています。 1.長年培ってきた高度な鍛造技術 中空形状の長軸部品に内径スプライン※2を冷間鍛造により精密に成形することで、 材料の無駄なく高強度・軽量化、高精度化を実現 2.お客様ニーズにお応えする優れた設計品質 従来お客様で実施していた複雑な機械加工工程を集約し、より完成部品に近い、 高付加価値な製品を提供 3.一貫ラインによる競争力強化 機械加工(切削)・冷間鍛造※3・機械加工(仕上げ)・検査工程を整流化。 全自動一貫生産ラインで、リードタイム短縮および物流コスト削減 これからも、長年培ってきた鍛鋼一貫技術と最新の機械加工技術を活かし、お客様ニーズを先読みしたタイムリーな技術開発と生産体制構築を進め、電動車の普及拡大に貢献していきます。 ※1 従来のガソリンエンジンに替わる電動車向け動力システム。 トランスアクスル、モータ、インバータが一体となっていることが特長 ※2 円筒形の製品の内側に刻まれた歯型のこと。 今回の製品では冷間鍛造によって歯型形状を成形する。切削による成形よりも歩留まり・強度に優れる 新ラインで生産するアウトプットシャフト 内径スプラインの断面図 ※3 プレス機を用い、再結晶温度以下(常温~300℃程度)で材料(鋼材)を鍛造することで成形する技術。 ※画像は当社供給製品 熱間鍛造よりも高精度な成形が可能 1.本設備の概要 機械加工(切削)・冷間鍛造・機械加工(仕上げ)を一貫で実施する全自動ライン 機械加工(切削) 冷間鍛造(高精度スプライン成形) 機械加工(仕上げ) (1)設備名称: e アクスル向けアウトプットシャフト新生産ライン (2)設置場所: 当社鍛造工場内(東海市新宝町) (3)設備構成: 冷間成形機、機械加工機、検査設備など (4)生産能力: 2万個/月 (5)投 資 額: 4億5千万円 2.アウトプットシャフト概略 e アクスル搭載イメージ(画像はイメージです。実際の正確な構造・形状とは異なります) 車両における e アクスルの搭載位置 (e アクスル内部に搭載) アウトプットシャフト ※画像は当社供給製品 お問い合わせ先・・・愛知製鋼株式会社 社長室 企業広報チーム:052-603-9216

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