農業総研（3541） – 2022年８月期　第１四半期決算説明資料

F Y 2 0 2 2 . 8 1 Q 決 算 説 明 資 料東証マザーズ 証券コード：35412022年1月14日目 次12345FY2022.8 1Q業績報告FY2022.8 1Q主要指標の推移FY2022.8 重点施策と通期業績予想TopicsAppendix（注）当期より「収益認識に関する会計基準」（企業会計基準第29号 2020年3月31日）（以下、「新収益認識基準」）を適用し、収益認識に関する会計処理方法を変更しております。当資料では、特に記載がない限り、新収益認識基準を適用した金額を記載しております。Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved1買 取 委 託 の 新 収 益 認 識 基 準 適 用 に よ る 影 響農家の直売所事業の買取委託売上高において、販売手数料差し引き後の純額表示から総額表示に変更当期からの買取委託の計上方法（新収益認識基準適用後）前期までの買取委託の計上方法（新収益認識基準適用前）流通総額売上高流通総額売上高買取委託販売手数料売上総利益売上原価売上総利益売上原価営業利益販管費買取委託販売手数料営業利益販管費• 買取委託売上高は販売手数料を含む総額（グロス）表示へ変更• 販売手数料は費用として販管費へ計上• 買取委託売上高は販売手数料を除く純額（ネット）表示Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved2セ グ メ ン ト 別 の 会 計 方 針 （ 新 収 益 認 識 基 準 適 用 後 ）会計方針売上高売上原価委託販売スーパー等の直売コーナーで委託販売を行う流通プラットフォームを提供。流通総額のうち、当社手数料部分を売上高に計上し、原則売上原価の計上なし。売上高流通総額流通総額のうち当社手数料部分原則発生しない農家の直売所事業当社が農産物を買取り、スーパー等で委託販売を実施。そのため当社が在庫リスクを負う。消費者の需要を見越した値付けにより、少ないロス率が特徴。スーパー等へ販売した金額を売上高に計上し、買取仕入高を売上原価に計上。スーパー等の販売手数料は費用として販売管理費に計上。買取委託新収益認識基準の適用により変更売上高流通総額売上原価スーパー等への販売金額当社の買取金額産直卸事業卸販売当社が農産物を買取り、スーパー等へブランディング化した上で販売を行う、仕入販売。スーパー等へ販売した金額を売上高に計上し、買取仕入高を売上原価に計上。売上高流通総額売上原価スーパー等への販売金額当社の買取金額Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved3F Y 2 0 2 2 . 8 1 Q 業 績 報 告Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved4FY2022.8 1Q ハイライト流通総額・売上高ともに前年同期比伸長業績ハイライト・主要経営指標流通総額(GMV)※13,427百万円売上高1,311百万円営業利益△21百万円（前年同期比 115.2％）（前年同期比 112.0％）（前年同期 △17百万円）農 家 の 直 売 所 事 業流通総額3,209百万円流通点数※216,631千点(前年同期比 112.3％)(前年同期比 109.4%)産 直 卸 事 業流通総額217百万円(前年同期比 189.4％)参考指標導入店舗数1,849店舗登録生産者数(前期末 + 75店舗)9,874名(前期末 +112名)集荷拠点数 95拠点(前期末 +1拠点)※１流通総額（GMV：Gross Merchandise Value ）：スーパー等において最終消費者に購入いただいた最終販売価格の総計※２流通点数：「農家の直売所」プラットフォームを経由して、スーパー等において最終消費者に購入いただいた点数Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved5流 通 総 額 の 四 半 期 推 移流通総額前年同期比115％成長し、１Qで初の30億円突破115.2％3,501 3,427 3,078 2,974 3,014 2,834 2,823 2,063 2,030 2,200 2,107 2,383 2,391 2,326 2,226 2,551 2,469 2,480 1,620 1,671 1,704 1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4QFY2017.8FY2018.8FY2019.8FY2020.8FY2021.8FY2022.8Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved6F Y 2 0 2 2 . 81 Q 業 績 総 括流通総額・売上高ともに前年同期比で成長営業損失計上もEBITDAは前年同期比で改善流通総額売上高売上総利益販売管理費営業利益経常利益単位：百万円1Q対流通総額比1Q対流通総額比増減額前年同期比FY2022.8実績FY2021.8実績※3,427-2,974-453115.2％1,31138.3％1,17039.4%140112.0％73375421.4％22.0％64766521.8%22.4%△21△0.6％△17△0.6％△12△0.4％△35△1.2%当期純利益△14△0.4％△26△0.9％EBITDA△5△0.2%△12△0.4％8588△323126113.2％113.4％—-※FY2021.8実績は新収益認識基準を遡及適用Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved7F Y 2 0 2 2 . 8 1 Q 営 業 利 益 分 析限界利益率は前年同期と同水準人件費及び減価償却費等のコスト増により営業損失計上FY2022.81Q対流通総額比FY2021.81Q対流通総額比増減額3,427-2,974-単位：百万円流通総額売上総利益主要変動費限界利益事業経費営業利益物流費コンテナ費運営委託費販売手数料※計abdc=a-b 73322033599841132134221.4%6.4%1.0%1.7%2.9%12.0%9.4%10.0%647180315610337227529321.8％6.1%1.0%1.9%3.5%12.5%9.3％9.9％e=c-d △21△0.6%△17△0.6％4538539 22△5394549△3※ 新収益認識基準の適用により、当期から農家の直売所事業の買取委託販売の販売手数料を主要変動費に加えておりますCopyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved8F Y 2 0 2 2 . 81 Q セ グ メ ン ト 別 業 績 （ サ マ リ ー ）農家の直売所事業は堅実にセグメント利益確保産直卸事業は体制整備による足元固めに注力単位：百万円全社対流通総額比農家の直売所事業対流通総額比産直卸事業対流通総額比流通総額売上高売上総利益販売管理費セグメント利益全社費用営業利益3,4271,311733612121142-38.3％21.4％17.9％3.5%4.1%△21△0.6％3,2091,093701570131–34.1％21.9％17.8％4.1%—2172173141–100.0％14.5％19.1％—△10△4.7%セグメント別流通総額構成比6.4%3.9%農家の直売所事業産直卸事業93.6%96.1%Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved9FY2022.8 1QFY2021.8 1QF Y 2 0 2 2 . 81 Q セ グ メ ン ト 別 業 績農 家 の 直 売 所 事 業FY2022.8実績FY2021.8実績1Q対流通総額比※1Q対流通総額比※増減額前年同期比単位：百万円流通総額売上高売上総利益委託販売買取委託その他委託販売買取委託その他委託販売買取委託その他販売管理費セグメント利益3,2092,2785643671,0934725645670147220226570131—-34.1％20.8％100.0％15.3％21.9％20.8％35.8％7.3％17.8％4.1%2,8592,0545942091,0554135944762741319024474152—-36.9％20.1％100.0％22.7％21.9％20.1％32.0％11.5％16.6％5.3%350223△3015737598745911295112.3％110.9％94.8％175.0％103.6％114.5％118.2％111.8％114.5％106.2％111.2％120.2％△3094.8％△2185.9％10基準を合わせた（従来基準を適用した場合）粗利率比較は次ページ参照スーパー等へ支払う販売手数料を含む「新収益認識基準」による対流通総額比※ 対流通総額比率は各販売方法別流通総額に対する比率Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved（ ご 参 考 ） F Y 2 0 2 2 . 81 Q セ グ メ ン ト 別 業 績 ＜ 従 来 基 準 ＞農 家 の 直 売 所 事 業単位：百万円流通総額売上高売上総利益委託販売買取委託その他委託販売買取委託その他委託販売買取委託その他販売管理費セグメント利益FY2022.8実績FY2021.8実績1Q対流通総額比※1Q対流通総額比※増減額前年同期比3,2092,2785643679944724655660347210326472131—-31.0％20.8％82.6％15.3％18.8％20.8％18.4％7.3％14.7％4.1%2,8592,054594209951413491475234138624371152—-33.3％20.1％82.6％22.7％18.3％20.1％14.6％11.5％13.0％5.3%△2594.8％350223△30157425987959162100△21112.3％110.9％94.8％175.0％104.5％114.5％118.2％115.2％114.5％119.5％111.2％127.2％85.9％※ 対流通総額比率は各販売方法別流通総額に対する比率Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved11スーパー等へ支払う販売手数料を除いた従来基準による対流通総額比F Y 2 0 2 2 . 81 Q セ グ メ ン ト 別 業 績産 直 卸 事 業単位：百万円流通総額売上高売上総利益販売管理費FY2022.8実績FY2021.8実績1Q対流通総額比1Q対流通総額比増減額前年同期比2172173141-100.0％14.5％19.1％1151152034-100.0％17.5％30.4％1021021164189.4％189.4％156.2％119.3％-セグメント利益△10△4.7％△14△12.8％Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved12F Y 2 0 2 2 . 8 1 Q 主 要 指 標 の 推 移Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved13農 家 の 直 売 所 事 業 ： 流 通 総 額 ・ 流 通 点 数流通総額、流通点数ともに堅調に推移流通総額・流通点数3,209百万円・16,631千点流通総額（単位：百万円）流通点数※ （単位：千点）3,233 3,209 3,016 2,794 2,859 2,752 2,603 17,828 17,056 16,632 16,535 15,209 14,911 16,631 2,383 2,391 2,326 2,226 2,551 2,469 2,480 2,063 2,030 2,200 2,107 13,568 13,270 12,711 12,193 14,799 13,959 13,769 12,406 1,620 1,671 1,704 12,100 10,781 10,797 10,192 8,693 8,153 1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4Q1Q2Q3Q4QFY2017.8FY2018.8FY2019.8FY2020.8FY2021.8FY2022.8※：「農家の直売所」プラットフォームを経由して、スーパー等において最終消費者に購入いただいた点数。前期まで指数で開示しておりましたが、当期より実際の流通点数での開示に変更しました。Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved14産 直 卸 事 業 ： 流 通 総 額今後の積み上げに向け体制整備を優先189.4％268 262 220 217 ブランディングによる付加価値の提供を強みに展開を加速1 ヒアリング２ 「売り」分析産地でのヒアリングにより生産者の想い・商品の魅力を洗い出し商品の「売り」を徹底的に分析流通総額217百万円115 62 40 4 販売・フィードバック3 付加価値の見える化販売データ検証生産者へのフィードバックデザインで付加価値を見える化し、販促物へ掲載１Q２Q３Q４Q１Q２Q３Q４Q１Q２Q３Q４QFY2020.8FY2021.8FY2022.8Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved15生産者情報WEBページ用QRコード実際の商品に記載のQRコードです。ぜひ読み取っていただき、ご覧ください。参 考 指 標農産物流通プラットフォームの規模を示す３指標は順調に拡大導入店舗数1,849店舗（前期末比＋75店舗）1,849 1,774 1,713 1,672 1,656 1,619 1,584 1,538 1,656登録生産者数9,874名（前期末比＋112名）9,8749,762 9,506 9,547 9,435 9,273 9,130 8,761 8,850 集荷拠点数95拠点（前期末比+1拠点）959494 93 93 93 92 92 91 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4QFY2020.8FY2021.8FY2022.8FY2020.8FY2021.8FY2022.8FY2020.8FY2021.8FY2022.8増加前期末より83店舗増既存取引先店舗での開設による増加増加前期末より124名増集荷拠点の新規開設、産地開発による増加増加前期末より1拠点増鉄道インフラを活用した集荷拠点を開設減少前期末より8店舗減取引先店舗自体の閉店による減少減少前期末より12名減生産終了(引退）による減少等減少 前期末より減少なしCopyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved16F Y 2 0 2 2 . 8 重 点 施 策 と 通 期 業 績 予 想Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved17F Y 2 0 2 2 . 8 の 重 点 施 策流通総額の伸長を最重要視し、利益率の改善と新しい取組への挑戦に注力123流通総額の拡大利益率の改善新しい取組への挑戦Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved18F Y 2 0 2 2 . 8 の 重 点 施 策引き続き持続的成長に向けた施策を実施概要具体的施策農家の直売所事業の拡大• 導入店舗数と店舗日販の増加123流通総額の拡大産直卸事業の拡大• 主要品目の販売拡大及び選果機の活用物流機能の拡充• 物量の増大に対応する物流網及びセンター機能の拡充集荷場の統廃合• 適地適販のための産地の精査及びエリア産直強化利益率の改善コンテナ出荷の本格展開• コンテナ出荷の導入エリアの拡大（千葉県）委託販売の拡大と買取委託の調整• 委託販売と買取委託のバランスを調整し、利益率の改善を図る市場との連携強化• 全国の地方卸売市場との連携し、販路及び産地を相互活用新しい取組への挑戦産地との連携強化• 全国の産地（JA等）と提携し、産直卸事業の供給力強化有機農産物の取扱• 農家の直売所事業及び産直卸事業での有機農産物取扱Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved19F Y 2 0 2 2 . 8 通 期 業 績 予 想現時点では計画に変更なく、期初予想を据え置き単位：百万円売上高営業利益経常利益当期純利益FY2022.8予想FY2021.8実績※前期比流通総額13,000～13,60012,315 105.6% ~ 110.4%未定4,737△193△207△283—-現時点において正確な見通しが困難なため、レンジ形式での開示といたします。今後、業績予想の開示が可能となった時点で速やかに開示いたします。※ 新収益認識基準適用前Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved20T o p i c sCopyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved212 0 2 1 . 1 1 富 山 中 央 青 果 と の 資 本 業 務 提 携 を 締 結産直流通の農業総合研究所と市場流通の富山中央青果がタッグを組み、産直と市場を担う新しい流通を構築首都圏および大都市圏のスーパーへの販売力JAおよび産地との強固な連携による仕入力「産直流通」のリーディングカンパニー富山市公設卸売市場 卸売会社流通総額 ：123億円 （2021年度）取引店舗数：1,774店舗（2021年度）33.4％出資役員2名派遣取扱高 ：119億円（2020年度）取扱数量：44,000t （2020年度）富山中央青果の概要会 社 名 富山中央青果株式会社代 表 者 代表取締役 安井 豊所 在 地 富山県富山市掛尾町500番地資 本 金 8,000万円設立 昭和48年2月（創立 明治38年4月）事 業 内 容 青果物およびその加工品の受託販売並びにこれらの買付およびその販売Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved22A p p e n d i xCopyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved23当 社 の 理 念VISION経営目標MISSION経営方針INNOVATION農業革新CHALLENGE創造挑戦MIND行動指針持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにするビジネスとして魅力ある農産業の確立農業の産業化・農業の構造改革・農業の流通革命ベンチャー精神愛情・感謝・笑顔Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved24わ た し た ち が 大 切 に し て い る こ とCopyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved25会 社 概 要 （ 2 0 2 1 年 1 1 月 現 在 ）社名設立代表者株式会社 農業総合研究所2007（平成19）年10月25日代表取締役会長CEO 及川 智正代表取締役社長堀内 寛本社和歌山県和歌山市黒田99番地12資本金496百万円主な事業内容農家の直売所事業、産直卸事業従業員数279名（役員・パート含む）上場市場東証マザーズ（証券コード：3541）経営目標持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする経営方針ビジネスとして魅力ある農産業の確立Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved26ビ ジ ネ ス モ デ ル青果類のメイン販売チャネルであるスーパーマーケットを通してより多くの生産者と生活者を繋ぐ新しい農産物流通プラットフォーム農産物の生産&収穫農産物を集荷拠点へ持ち込み産地生産者価格&店舗を自由に選択バーコード発券&出荷農家の直売所事業農産物の生産&収穫産直卸事業代金の支払手数料等買取代金の支払売上・相場情報の提供生活圏スーパーマーケットサービスの流れお金の流れ情報の流れ農家の直売所事業全国のスーパー等の産直コーナーへ産地から店頭へ最短1日で提供物流センター等を通じて出荷代金の支払販売手数料の支払ブランディング・販売代金の支払販売データの収集産直卸事業生活者から生産者への評価・コメントの提供、生産者から生活者へ出荷情報の通知等全国のスーパー等の青果コーナーへ購入生活者農産物流通プラットフォームITプラットフォーム物流プラットフォーム×Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved27独 自 の ポ ジ シ ョ ニ ン グ卸売市場流通と農産物直売所の中間に位置し、農産物流通におけるユニークで新しいポジションを確立農産物直売所産直卸事業卸売市場流通（既存流通）生産者手取り額 70円生産者手取り額 60円生産者手取り額 55円生産者手取り額 30円流通日数0日流通日数1日流通日数1日流通日数3~4日JA市場仲卸末端販売価格 90円末端販売価格 95円末端販売価格 100円末端販売価格 100円流通販売量安定供給量作業省力度流通自由度生産者収益情報伝達量Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved28事 業 の 内 容青果流通の本流であるスーパーマーケットをターゲットに事業を構築農 家 の 直 売 所 事 業産 直 卸 事 業• 青果売場内の産直コーナー向け事業• 生産者が経営主体となって販売先や販売価格を決定できる独自の農産物流通プラットフォームを提供• 青果売場内の青果コーナー向け事業• 生産者から直接農産物を買い取り、ブランディング（付加価値の見える化）を加え、顔が見える安心安全な商品を卸販売にて提供Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved29市 場 環 境生活者の青果購入はスーパーマーケットの利用が80%と圧倒的生活者の野菜購入場所※1スーパーマーケット青果売場の市場規模※279.3%総合スーパーマーケット29.0%スーパーマーケット直売所ショッピングセンターコンビニエンスストアドラッグストアディスカウントストア食品宅配専門店ネットスーパーインターネット販売20.2%16.2%11.4%9.9%6.8%6.3%5.5%1.9%1.2%その他8.4%青果売場約4兆円青果コーナー約3.6兆円※3産直コーナー約0.4兆円※4※1：夕食のための食品購入先業態利用率（カテゴリー別）（新日本スーパーマーケット協会「消費者調査2017」）※2：スーパーマーケット年次統計調査報告書2018年（日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会）※3：全国スーパーマーケット協会「2021年版スーパーマーケット白書」より総販売額×商品カテゴリー別売上構成比にて当社推計※4：当社独自のヒアリング結果により青果コーナー全体の10%程度を産直コーナーの市場規模と推計Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved30市 場 環 境 認 識主な野菜の店頭小売価格の推移※対象品目：キャベツ、ねぎ、レタス、ばれいしょ、玉ねぎ、きゅうり、トマト、ほうれん草、人参、白菜、大根、なす（12品目）FY2021.81Q94%FY2021.82Q83%FY2021.83Q93%FY2021.84Q101%FY2022.81Q98%200%150%100%50%2020/92020/102020/112020/122021/12021/22021/32021/42021/52021/62021/72021/82021/92021/102021/11※：農林水産省「食品価格動向調査（平年比）」平年比とは、食品価格動向調査業務による調査価格の過去５カ年平均価格と比較したものCopyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved31今 後 の 成 長 イ メ ー ジ農産物流通で培った知見とアセットを活かし、事業領域の拡大による企業価値の向上を目指すドラッグストア・コンビニ・ネットスーパー・ECなど新たな流通への展開拡大企業価値米穀・花卉・農産物加工品等へ拡大農産物流通プラットフォームの強化と輸出の拡大セグメントの拡大新領域取扱品目の拡大新領域農産物流通の拡大既存領域Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved現在時間32(産直卸事業)１日当たり流通総額既 存 領 域 の 成 長 イ メ ー ジ「産直流通」のリーディングカンパニーから「農産物流通」のリーディングカンパニーへスーパーマーケット青果売場の市場規模 約4兆円※流通総額の最大化農産物流通プラットフォームの拡大・強化01 生産者と店舗を繋ぐ物流プラットフォームの活用と強化0203ITプラットフォームの強化新しい取組への挑戦農家の直売所事業と産直卸事業の両輪で流通総額を拡大店舗数(農家の直売所事業)※全国スーパーマーケット協会「2021年版スーパーマーケット白書」より総販売額×商品カテゴリー別売上構成比にて当社推計Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved33１ ． 生 産 者 と 店 舗 を 繋 ぐ 物 流 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム の 活 用 と 強 化仕入力と販売力を拡大するための物流プラットフォームの更なる機能強化と物流効率向上これまで集荷場の拡大と機能拡充全国での集荷場開設とセンターの機能拡充により都市圏向けの物流網を拡大これから青果市場との連携集荷場を拡大しつつ、青果市場との連携により仕入力を増強目指す姿エリア産直の実現センター増設と域内での物流の効率化をさらに進め、同一域内での販売を強化集荷場センター青果市場Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved3434２ ． I T プ ラ ッ ト フ ォ ー ム の 強 化蓄積された生産・販売データからなるビッグデータとAI等の先端技術を活用し、受発注業務のシームレス化と需給調整の最適化を図るITプラットフォーム出荷・販売データの有効活用受発注業務のシームレス化需給調整の最適化現在生産者とスーパーをつなぐプラットフォーム3年後産地と青果市場とスーパーをつなぐプラットフォーム6年後全国の農産物流通全体を支えるプラットフォーム産地からスーパーに直接出荷できる仕組みの構築販売データ・出荷データの収集・分析蓄積されたビッグデータを有効活用し、需給調整機能を構築天候・作付け状況・曜日・消費動向等の情報を分析・予測し、需給調整機能を高度化Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved35３ ． 新 し い 取 組 へ の 挑 戦持続可能な農産業の実現を目指し、新たな取り組みにも積極的に挑戦市場との連携強化FY2022.8実施見込み全国の青果市場と連携し、販路及び産地を相互活用産地との連携強化FY2022.8の実現に向け提携先検討中全国の産地と提携し、産直卸事業の供給力強化有機農産物の取扱FY2022.8の実現に向け検討中拡大が見込まれる有機食品市場への参入農家の直売所事業及び産直卸事業での有機農産物の取扱Copyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved36将 来 見 通 し に 関 す る 注 意 事 項本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」（forward-lookingstatements）を含みます。これらは、現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった一般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。FY2022.8の予想値につきましては、新たに算出した予想値または決算において差異が生じ、当該差異が開示基準に該当する場合は、速やかに開示をいたします。本 発 表 に 関 す る お 問 合 せ株式会社農業総合研究所 IR担当TEL：03-6417-1047 Mail：ir@nousouken.jpCopyright ©株式会社農業総合研究所 ALL Rights Reserved37