Ysテーブル(2798) – 債務超過解消に向けた計画の進捗状況について

URLをコピーする
URLをコピーしました!

開示日時:2022/01/14 15:30:00

PDFを拡大して表示

損益情報

発表日 売上高 営業益 経常益 EPS
2018/02/28 1,397,254 -9,357 2,129 -172.36
2019/02/28 1,377,365 -12,639 3,190 -250.42
2020/02/29 1,373,285 13,116 28,634 18.11
2021/02/28 828,896 -190,533 -134,491 -564.56

※金額の単位は[万円]

キャッシュフロー

発表日 フリーCF 営業CF
2018/02/28 -22,992 -735
2019/02/28 -4,166 24,435
2020/02/29 69,908 92,146
2021/02/28 -22,292 -9,986

※金額の単位は[万円]

▼テキスト箇所の抽出

各 位 2022 年 1 月 14 日 会 社 名 株式会社ワイズテーブルコーポレーション 船 曵 睦 雄 代表者名 代 表 取 締 役 社 長 (コード:2798 東証第二部) 武 本 尚 子 (TEL:03-5412-0065) 問合せ先 上 席 執 行 役 員 債務超過解消に向けた計画の進捗状況について 当社グループは、2021 年4月 19 日に公表いたしました「2021 年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」に記載のとおり、2021 年2月期末時点において債務超過となり、2021 年4月 23 日に「債務超過解消に向けた計画について」を開示しております。 つきましては、2022 年2月期第3四半期連結累計期間における債務超過解消に向けた取り組みの進捗状況について、下記のとおりお知らせいたします。 記 1. 事業の概況等について 2022 年2月期第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大による、度重なる緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の発出や感染者数の急増など厳しい状況が続きましたが、2021 年 10 月には緊急事態宣言が全国的に解除され、段階的な経済活動再開による持ち直しの動きが見られました。当社グループが属する外食業界におきましては、自治体からの休業、営業時間短縮、及び酒類の提供の中止・制限にかかる要請が 10 月中に終了しましたが、客足の戻りはまだ緩やかです。また、多くの飲食店が同時期に通常営業を再開したこと等による労働力不足も発生するなど、厳しい事業環境が続いております。 このような状況の下、当社グループは引き続き、収益構造の改善及び資金の確保に取り組んでまいりました。事業につきましては、第2四半期までは多くの店舗において休業や営業時間短縮を余儀なくされましたが、自治体からの要請が 10 月中に終了して以降は通常営業を再開することができ、イートインの売上は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大前である前々年の実績の8割近い水準にまで回復してまいりました。一方で、カジュアルレストラングループで行っているデリバリー事業は、高い需要に支えられて前々年実績を上回る水準で推移しておりましたが、10 月に多くの飲食店が営業を再開したことの影響を受け、伸びは足踏み状態となりました。前年同期との比較におきましては、特に7月から 10 月にかけて、緊急事態宣言の発令等を受けて営業制限を行ったことから売上高は減少しましたが、全面的なコスト削減が進んだこと、協力金及び各種助成金を活用したことにより、損失幅は縮小しております。 これらの結果、売上高は 5,729 百万円(前年同期比 8.2%減少)、営業損失は 1,250 百万円(前年同期は営業損失 1,389 百万円)となりました。また、営業外収益として助成金収入 1,578 百万円を計上したこと等により、経常利益は 411 百万円(前年同期は経常損失 1,070 百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は 407 百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失 1,060 百万円)となりました。経営成績の詳細については、本日開示いたしました「2022 年2月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」をご参照ください。 2. 債務超過の状況について 後記3(1)記載のとおり、当社は、2021 年5月7日に第三者割当による新株式の発行を行いました。また、上記1記載のとおり、2022 年2月期第3四半期連結累計期間におきましては、親会社株主1 に帰属する四半期純利益 407 百万円を計上いたしました。この結果、当第3四半期連結会計期間末における純資産の部の合計額は 28 百万円となり、債務超過を解消いたしました。連結財政状態の詳細については、本日開示いたしました「2022 年2月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」をご参照ください。 3. 債務超過解消に向けた取り組みの進捗状況について (1)第三者割当増資 2021 年7月 14 日に公表いたしました「債務超過解消に向けた計画の進捗状況について」に記載のとおり、2021 年5月7日に完了いたしました。 (2)収益改善に向けた事業計画 2022 年2月期について、下期も新型コロナウイルス感染症の影響が一定程度残ると見込んでおります。以下の各施策に取り組むことによって収益構造を改善し、利益を確保できる体制を構築してまいります。 なお、新型コロナウイルスの新たな変異株が出現するなど、当社グループを取り巻く環境の見通しは不透明です。当社グループといたしましては、2022 年2月期通期連結業績予想について、2021年 10 月 14 日に公表いたしました予想値の修正の開示が必要な状況には至っていないと判断しておりますが、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況やその他社会情勢により、業績予想は大きく変動する可能性があります。 (ⅰ)事業環境の変化に応じた売上構造の見直し 新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、外食に関する消費者の行動様式は変化してまいりました。セグメントごとの顧客層の動向を踏まえて以下の施策を行うことにより、2022 年2月期末には、新型コロナウイルス感染症の影響がなかった 2020 年2月期の水準近くまで売上高を回復させることを目指します。 ①XEX グループ に取り組んでまいりました。 XEX グループ各店においては、顧客動向の変化を踏まえ、個人需要をターゲットとした施策2021 年6月以降、新たなテーマを設定したランチブッフェの実施やウェブを活用した販促に取り組んでおります。当第3四半期の前半は、緊急事態宣言発令下で酒類提供を含め営業に厳しい制限が課されたことに加え、新型コロナウイルス感染者数の急増により来店を控える動きが多くみられたことから、売上高は想定を大きく下回りました。しかし、後半は店舗の営業に対する制限が概ね解除され、売上高は、前々年実績の8割という予算で想定していた水準を超えるまでに回復いたしました。 新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況について今後の見通しはいまだ不透明ですが、感染が縮小する局面においては、個人需要は法人需要よりも早く回復すると考えております。引き続きこれらの取り組みに注力し、売上の回復を図るとともに、今後を見据えた売上構造をつくってまいります。 ②カジュアルレストラングループ デリバリー業態 カジュアルレストラングループのデリバリー業態につきましては、デリバリー及びテイクアウトに機能を絞った小型店舗の出店と、「肉市場」ブランドの展開拡大との準備を進めてまいりました。 2021 年7月に新たに出店した、デリバリー及びテイクアウト専業の直営店「PIZZA SALVATORE CUOMO 三鷹」の売上高は好調に推移しており、今後の出店拡大に向け、事業モデルとしてのブラッシュアップに取り組んでおります。 引き続き既存店の売上高の増加に努め、投資については投資効率を重視して慎重に行ってまいります。 2 (ⅱ)店舗の数値管理強化 主要なコストである食材原価及び人件費を中心に、既存店のコスト管理を強化しておりますが、当第3四半期連結累計期間におきましては、2021 年7月から 10 月にかけて営業制限を受けた結果として、売上高が前年同期の実績を大きく下回ったため、売上高から売上原価(店舗経費を主な内容としております)を控除した売上総利益は前年同期を下回ることとなりました。 引き続き、粒度の高いコスト管理を継続することにより、既存店の収益構造の改善を進めてまいります。 (ⅲ)仕入コストの削減 2021 年8月に、新規取引先との取引を開始し、物流システムの統合を進めております。並行して、店舗で取り扱うアイテム(食材、飲料、事務消耗品等)の絞り込みや他社商品の活用にも取り組んでおります。 引き続きこの取り組みを進め、仕入コストを削減してまいります。 (ⅳ)本社コストの見直し 当第3四半期も、人件費、租税公課や外部に対する業務委託費等の削減に継続的に取り組んでまいりました。この結果、販売費及び一般管理費は、前年同期比 162 百万円減の 1,255百万円となりました。 今後も引き続き各種コストの見直しに取り組むとともに、売上高の回復後も現状のコスト水準を維持し、利益の確保に努めてまいります。 上記の資本増強策と、収益改善に向けた事業計画の遂行により、2022 年2月期末においても資産超過を維持することを目指します。 なお、2021 年2月期の債務超過は、新型コロナウイルス感染症の影響に起因するものであるため、上場廃止基準(債務超過)に係る猶予期間が、1年から2年に延長され、2023 年2月 28 日までとなっております。 本リリースに関するお問い合わせ先: 株式会社ワイズテーブルコーポレーション 経理・財務・IR グループ ℡ 03-5412-0062 以上 3

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

シェアしたい方はこちらからどうぞ
URLをコピーする
URLをコピーしました!