ブリヂストン(5108) – サステナビリティレポート2020-2021

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開示日時:2022/01/13 00:30:00

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損益情報

※金額の単位は[万円]

発表日 売上高 営業益 経常益 EPS
2018/12/31 365,011,100 40,273,600 38,913,200 387.28
2019/12/31 352,560,000 32,610,100 32,226,300 404.28
2020/12/31 299,452,400 6,411,400 6,411,400 -33.09

キャッシュフロー

※金額の単位は[万円]

発表日 フリーCF 営業CF
2018/12/31 9,765,400 36,095,500
2019/12/31 18,453,200 46,445,600
2020/12/31 30,883,400 52,694,700

▼テキスト箇所の抽出

サステナビリティレポート 2020–2021編集方針目次ブリヂストングル ープの 概 要 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4ブリヂストンの過去と未来 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5–6Our Way to Serve . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7–8Global CEOコミットメント . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9–12サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けて . . .13–44サステナビリティレポートでは、株式会社ブリヂストン及び国内外のグループ会社・関連会社を含めたブリヂストングループの取り組みを報告しています。文中で「ブリヂストン」や「当社」は株式会社ブリヂストンを、「ブリヂストングループ」や「当社グループ」はグループ全体を示しています。株式会社ブリヂストンは、以下の戦略的事業ユニット(SBU)を含む国内外のグループ会社・関連会社を含めたブリヂストングループのTopic : 中長期環境戦略 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .45-50親会社です。価値共創への招待~信頼の醸成 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51–60価 値 創 造 の 基 盤 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 61–72 コンプライアンス・公正な競争 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 63–64 BCP(事業継続計画)・リスクマネジメント . . . . . . . . . . . . . . . 65–66 人権・労働慣行 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .67 労働安全・衛生 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 68 •••Bridgestone Americas, Inc .(BSAM):米州事業(米国・カナダ・中南米を含む)の統括Bridgestone Asia Pacific Pte . Ltd .(BSCAP):中国・アジア・大洋州のタイヤ事業の統括Bridgestone Europe NV/SA(BSEMIA):欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ地域のタイヤ事業の統括調達 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 69 • 日本(BSJP):日本タイヤ事業・化工品ソリューション事業・Topic : 天然ゴムの持続可能な調達 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 70–71 スポーツ/サイクル事業の統括品質・お客様価値 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 72コーポレート・ガバナンス(社外取締役対談) . . . . . . . . . . . . . . . . . .73–78ステークホルダーの皆様とのコミュニケーション . . . . . . . . . . . . . . . . 79ESGデータ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 80–82本レポートでは、主に2020年(暦年)を対象としており、中長期的な事業戦略の内容に沿って、2019年後半から2021年前半、およびそれ以降の追加情報を記載しています。ブリヂストングループは、本レポートの作成にあたり、Global Reporting Initiative(GRI)スタンダードとValue Reporting Foundationが提唱する統合報告フレームワークを参照しています。さらに詳しい情報は、当社サステナビリティ Webサイトからご覧いただけます。3 | 編集方針サステナビリティレポート 2020-2021ブリヂストングループの概要ブリヂストンは1931年に設立されたタイヤ・ゴム業界におけるグローバルリーディングカンパニーです。ISO認証取得 生産拠点ISO 9001 認証取得率* 1*2ISO 14001 認証取得率* 1*3100%98%事業概要 コア事業(タイヤ事業)• 乗用車用、トラック・バス用、建設・鉱山車両用、産業車両用、農業機械用、航空機用、二輪自動車用のタイヤ・チューブ、タイヤ関連用品、自動車整備・補修、タイヤ原材料 ほか2020年度 連結売上高2兆9,945億円83% タイヤ事業17% その他*4成長事業(ソリューション事業)• タイヤセントリックソリューション:タイヤ/タイヤデータを活用し、高付加価値を提供する事業• モビリティソリューション:タイヤ/タイヤデータ/モビリティデータを活用し、新しい価値を提供する事業多角化事業事業用品 ほか• 化工品:自動車関連部品、ウレタンフォーム及びその関連用品、電子精密部品、工業資材関連用品、建築資材関連用品 ほか• BSAM多角化:Bridgestone Americas, Inc .が統括する多角化• スポーツ用品:ゴルフボール、ゴルフクラブ、その他スポーツ関連• 自転車:自転車及び関連用品 ほか• その他:ファイナンス ほか*1 : 2020年12月31日時点*2 : 持分比率50%以上の生産拠点を対象(ブリヂストンスポーツ、ブリヂストンサイクルを除く)*3 : 取得対象生産拠点(153か所)中の取得率*4 : 当社が行っている化工品、BSAM多角化、スポーツ用品、自転車事業等を含む*5 : おおよその割合4 | ブリヂストングループの概要2020年度 タイヤ生産ゴム量*1*5145万トン28% 日本32% 米州2020年度 市場別売上高構成比*1*5150か国以上で事業を展開24% 日本45% 米州従業員数*1*5138,036人19% 欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ21% 中国・アジア大洋州18% 欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ13% 中国・アジア大洋州21% 日本39% 米州16% 欧州・ロシア・中近東・インド・アフリカ24% 中国・アジア大洋州サステナビリティレポート 2020-20211931年、福岡県久留米市で創業したブリヂストンは、不断の努力とM&Aを含む戦略によって、タイヤ・ゴム事業、そしてソリューション事業を展開するグローバル企業に成長してきました。1968年に社是「最高の品質で社会に貢献」を制定。社是に込められた創業者・石橋正二郎の思いは企業理念の使命として現在でも受け継がれています。2011年に世界中の従業員一人ひとりが共通の価値観に基づき行動できるように、企業理念をリファイン。その後「安全宣言」「品質宣言」「環境宣言」を整備しました。2017年にはグローバルCSR体系「Our Way to Serve」を策定し、事業を推進するための指針となっています。ビジョン2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして、社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ2020 – Bridgestone 3.0サステナブルなソリューションカンパニーへ米国タイヤメーカー ファイアストン社買収(1988)サステナビリティ• サステナビリティを経営の中核とした中長期事業戦略を発表(2020) • サステナビリティフレームワークを発表(2020)Bridgestone T&DPaaS• 独自のソリューション事業のプラットフォーム• 中期事業計画を発表(2021)ブリヂストンの過去と未来歴史使命最高の品質で社会に貢献1931 – Bridgestone 1.0創 業 マネジメント• 創業者によるカリスマ経営コーポレートフィロソフィー• 現在も受け継がれるブリヂストンのDNA1968社是(使命)1968デミング賞受賞5 | 歴史 | ブリヂストンの過去と未来1988 – Bridgestone 2.0グローバルカンパニー マネジメント• グローバルマネジメントチームによる経営• グローバル経営執行会議体(Global EXCO)設置(2013)コーポレートフィロソフィー• 時代の変化とビジネスへの期待に応えて進化2011企業理念リファイン2017ビジネス• グローバル化• ソリューション事業の開始〜Bridgestone 3.0に向けた準備1988買収2007買収2019買収サステナビリティレポート 2020-2021ビジョン2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして、社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へブリヂストングループは、2031年の創業100周年をマイルストンとして、2050年、そしてその先の未来においても、社会価値、顧客価値を持続的に提供していくため、「最高の品質で社会に貢献」を不変の使命として掲げ、将来に向けたビジョンをもって経営を進めていきます。2020 – Bridgestone 3.0サステナブルなソリューションカンパニーへ米国タイヤメーカー ファイアストン社買収(1988)サステナビリティ• サステナビリティを経営の中核とした中長期事業戦略を発表(2020) • サステナビリティフレームワークを発表(2020)使命最高の品質で社会に貢献1931 – Bridgestone 1.0創 業 マネジメント• 創業者によるカリスマ経営コーポレートフィロソフィー• 現在も受け継がれるブリヂストンのDNA1968社是(使命)1968デミング賞受賞1988 – Bridgestone 2.0グローバルカンパニー マネジメント• グローバルマネジメントチームによる経営• グローバル経営執行会議体(Global EXCO)設置(2013)コーポレートフィロソフィー• 時代の変化とビジネスへの期待に応えて進化2011企業理念リファイン2017ビジネス• グローバル化• ソリューション事業の開始〜Bridgestone 3.0に向けた準備1988買収2007買収2019買収Bridgestone T&DPaaS• 独自のソリューション事業のプラットフォーム• 中期事業計画を発表(2021)6 | 歴史 | ブリヂストンの過去と未来サステナビリティレポート 2020-2021持続可能な社会の実現に貢献するための行動指針「最高の品質で社会に貢献」し続けるために当社グループが社会からの期待に応え、ビジョンや中長期事業戦グローバル化に伴う様々な課題や気候変動による影響が拡大するなかで、ブリヂストングループは、社会からのグローバル企業への期待の高まりに応えるためにも、責任ある企業として持続可能な社会の実現や社会課題の解決に向けて取り組む必要があると認識しています。当社グループが、業界のグローバルリーダーとして未来に対する責任を進んで果たしていくための指針、それが2017年に制定したグローバルCSR体系「Our Way to Serve」です。略を実現していくために、「Our Way to Serve」を経営の基本軸として、すべての取り組みの中核に位置づけています。これを通じて、企業文化、事業戦略、事業活動にサステナビリティを統合する取り組みを行っており、世界中の従業員を対象とした調査では、回答した従業員のうち97%が「Our Way to Serve」を認識しています。「Our Way to Serve」を通じて、当社グループは、世界中の多様なメンバー、グローバルなネットワーク、業界でのリーダーシップ、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献世界が抱える課題の解決に向けて積み重ねてきたイノベーション、といった自社の強みや特性を活か「持続可能な開発目標(SDGs)」は、持続可能な社会を実現するためしながら、人々がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことに2030年までに世界が達成すべき課題を示しています。グローバルに貢献していくために、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」の共通のゴールを目指して社会が変革していく中で、当社グループ3つの重点領域で社会価値と顧客価値を創出していきます。また、自身が持続可能な企業として社会に貢献し続けるためにも、強みと責任ある企業として欠かせない経営の基本となる6つの基盤領域特性を活かして、世界が抱える課題の解決に取り組み、持続可能な「コンプライアンス・公正な競争」「BCP(事業継続計画)・リスク社会の実現に貢献していきます。マネジメント」「人権・労働慣行」「労働安全・衛生」「調達」「品質・COVID-19の感染拡大により、社会の脆弱性が露見され、日常はお客様価値」で先進的な活動を進めています。大きく変化しました。COVID-19の感染拡大は、SDGsを達成するため使 命最高の品質で社会に貢献強みと特性(コンピタンス)多様なメンバーグローバルなネットワーク業界でのリーダーシップ人々がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことに貢献モビリティの進化に貢献する誰もがより快適、安全・安心に一人ひとりの生活と地域社会を支える人々がより健やかに安心して暮らしていくために環境負荷を低減し、より良い環境を残す次世代のためにイ ノ ベ ーション ソ リ ュ ーション 技 術 エ 夢と希 望 ンゲー ジ メ ン ト社会課 題基盤となる取り組みコンプライアンス・公正な競争BCP(事業継続計画)・リスクマネジメント人権・労働慣行労働安全・衛生調 達品質・お客様価値7 | Our Way to Serve | 持続可能な社会の実現に貢献するための行動指針サステナビリティレポート 2020-2021の課題を改めて認識させると共に、SDGsの達成に向けて社会をセクターロードマップとも整合しています。ロードマップは、タイヤ変革する転機であることも示しています。業界全体としてSDGsの目標達成により積極的に貢献していくために、TIP参加企業が取り組むべき行動指針を示したものです。バリューチェーンに沿った意思決定の指針や情報を提供し、ステークホルダーの皆様との対話を通じて、バリューチェーン全体の課題について業界全体で取り組みを加速させていきます。当社グループはTIP作業部会の共同議長としてロードマップ策定に積極的に貢献し、業界団体、NGOや専門家等、世界中の様々なステークホルダーとの協議にも参画しました。当社グループは、人々が地球と共生しながらより良く活き活きと暮らしていくことができるように、「Our Way to Serve」の3つの重点領域 :「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」を中心に、企業活動全般、バリューチェーン全体を通じてSDGsの17のうち13の目標達成に向けてさらに貢献していきます。当社グループが特定した目標は、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)のタイヤ産業プロジェクト(TIP)が策定したSDGブリヂストングループの主な貢献・世界各地でのタイヤ安全活動と教育活動(3 .6)・地域医療サービスへの支援、健康診断活動(3 .8)・教育機会に恵まれない子どもたちへの学校施設の提供、職能訓練プログラムの提供(4 .1、4 .4、4 .5)・「グローバル人権方針」に沿ったダイバーシティー&インクルージョンに向けた取り組み推進(5 .5)・バリアレス 縁 石・タイヤによるアクセス 改 善(11 .2)・免震ゴムを通じた防災インフラの提供(11 .5)・リトレッドタイヤによるライフサイクルを通じた資源生産性の向上、廃棄物の削減(12 .2、12 .4、12 .5)・再生可能資源の拡充・多様化(12 .2)・サステナビリティ関連情報の開示(12 .6、12 .8)・カーボンニュートラル化に向けた取り組みの推進 (13 .1、13 .2、13 .3)・自然災害への防災対策推進、地域貢献(13 .1)・生物多様性保全に向けた取り組み(15 .1、15 .5)・コンプライアンス上の問題に対する考え方や行動の指針を明確化した「行動規範」に沿った取り組みの推進(16 .5)・ウォータースチュワードシッププランの推進、生産・サプライチェーンにおける森林破壊ゼロに向けた拠点での取水量削減(6 .4)取り組み推進、森林回復支援(15 .2、15 .5)・再生可能エネルギーの導入拡大(7 .2)・タイヤの転がり抵抗の低減(7 .3)・生産工程でのエネルギー効率向上(7 .3)・資源生産性の向上(8 .4)・社会課題解決に向けたオープンイノベーションの・持続可能な天然ゴムの取り組み推進      (8 .4、8 .6、8 .7、8 .8)推進(17 .6)・リサイクル事業の探索、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組み推進(9 .4)・タイヤセントリックソリューション、      モビリティソリューションの提供(9 .5)8 | Our Way to Serve | 持続可能な社会の実現に貢献するための行動指針サステナビリティレポート 2020-2021Global CEOコミットメント社会価値・顧客価値の創出に向けて2021年に、創立90周年を迎えたブリヂストンは、「 最 高 の 品 質 で 社 会 に貢 献 」を 不 変 の 使 命として、ビジョンに掲げた「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」と進化することで、これまでも、そして、これからもヒト・モノの移動と動きを支え、持続可能な社会の実現に貢献し続けます。ブリヂストングループの使命は、創業者・石橋正二郎の「単に営利を主眼とする事業は必ず永続性なく滅亡するものであるが、社会、国家を益する事業は永遠に繁栄すべきことを確信するものである」という事業観に基づき、現在のサステナビリティの考え方にも通じるものです。そして、今日、この使命はかつてないほど重要性を増しています。私たちを取り巻く社会は、国際関係・経済・技術革新などあらゆる面で大きな変化の中にあり、そのスピードは、年々加速しています。自動車を中心とするモビリティは、MaaS*1、CASE*2といった100年に一度の大変革期を迎えており、また、昨年から続く新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大の影響は、私たちの生活や経済に大きな変化をもたらすだけでなく、気候変動、自然環境の劣化、格差の拡大といった世界が直面する喫緊の課題が、互いに切り離せないことを明らかにしました。これからも、すべての人々が地球と共存しながら活き活きと安心して暮らしていくためには、持続可能な社会の実現当社グループは、1931年の創業以来、変わりゆく社会のニーズに対応し、それぞれの時代において一人ひとりの安心・安全な移動や暮らしを支え続けるため、日本からアジア、そしてグローバルへ、タイヤ事業に加え、生活・産業を支える多角化事業、そしてソリューション事業へと、事業を拡大・進化させてきました。これからも、社会、一人ひとりを支えていくために、当社グループは絶えず進化を続けます。そして、当社の事業活動、それらを支えるイノベーションや先端技術等を通じて、お客様に価値を提供するだけでなく、社会価値の創出にも力を尽くし、これらの両立へ挑戦しながら、より一層、持続可能な社会の実現に貢献していきます。また、事業領域以外においても、世界各地で幅広く社会貢献活動を推進し、業界のリーダーとして、今後も未来に対する責任を果たします。*1 : MaaS(Mobility as a Service :移動をサービスとして考える)*2 : CASE(Connected :つながる、Autonomous :自動走行、Shared :共有、Electric :電動)9 | Global CEOコミットメント | 社会価値・顧客価値の創出に向けてに向けて、社会全体で取り組まなければなりません。特に「持続可能な開発目標(SDGs)」については全17の目標のうち、当社グル ープが企 業 活動 全 般、バリューチェーン全 体を 通じて注力する13の目標を特定しており、SDGsの2030年達成に向けて積 極 的 に 貢 献して い きます。社 会 の 変 化 を 先 取りし、変 化 をチャンスに変え、事業活動・社会貢献活動を通して、持続可能な社会の実現に向けて貢献することこそが、「最高の品質で社会に貢 献 」を使命とする当社グループの果たすべき役割・責任だと考えています。サステナブルなソリューションカンパニーへの進化 - Bridgestone 3.0 Journey - 当社グループは、昨年、変わらぬ使命を前提に、2030年、2050年を見据えた新たなビジョン「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」を掲げ、新たなチャプターへと歩み出しました。サステナビリティレポート 2020-20212020年を、1931年の創業と、1988年のファイアストン買収を契機とし事業活動と連動して、環境への取り組みなど、SDGs達成に貢献た第二の創業に続く、「第三の創業」、Bridgestone 3 .0の初年度と位するための活動も加速させています。当社グループは従来から、置づけ、ビジョン実現のために「中長期事業戦略」を策定しています。商品を「創って売る」タイヤ・ゴム事業と、お客様が商品を「使う」「中長期事業戦略」は、サステナビリティを経営の中核に据え、タイヤ・ゴム事業の強みを活かしたソリューションカンパニーへ進化することで、社会価値と顧客価値の両立、競争優位の獲得を図るものです。今年2月には、「中長期事業戦略」を軸とした2021年から2023年の具体的な実行計画として、「中期事業計画」を発表しました。今後はこれに沿って、「攻め」と「挑戦」の姿勢で、中長期事業戦略を「構想」から「実行」へと推し進めていきます。戦略の軸となるのは、独自のビジネスモデルの構築です。コアであるタイヤ事業をさらに強化し、その強みを活かして成長事業であるソリューション事業をグローバルで拡充することで、二つの事業の価値が増幅し、スパイラルアップし続けることを目指しています。さらに、サステナブルなソリューションカンパニーへと確実に進化するために、新たな事業ポートフォリオを設定しました。将来に向け段階でも価値を提供するソリューション事業において、資源生産性の向上やCO2削減に貢献してきました。今後はさらに、探索事業として、タイヤをゴム・原材料などに「戻す」リサイクルの事業化を進めます。2030年には、「創って売る」「使う」「戻す」のすべての事業で、売上や利益といった事業の価値が、サーキュラーエコノミーの実現、カーボンニュートラル化へ向けた活動と連動して、車輪の様に輪となり、循環し続けることを目指しています。もう一つの 探 索 事 業である、ソフトロボティクス事 業は、当社グループが安心・安全な移動や暮らしを支えるために展開してきた多角化事業での新たな挑戦です。人と協働することができる柔らかいロボット、ソフトロボティクスは、当社グループのコアコンピタンスである「ゴムを極める」や「接点を極める」のノウハウ・技 術を活かして、作 業の自動化や非 接触ニーズといった社会・顧客課題に応えることができると考えています。持続的な成長へて持続的に成長するために、コア事業、成長事業に、新しく探索事業向けて、今後も新たな領域を探索します。を加えています。まずは「ゴムを極める」などの当社の強み、コアコンピタンスが活きる領域で、リサイクル事業、ソフトロボティクスこのように、安心・安全なヒト・モノの移動と動きを支え、社会価値事業をスタートさせています。また、コア事業、成長事業、探索事業の中身は固定ではありません。現在の成長事業がコア事業へ、探索事業が成長事業へ、そして、新たな探索事業が生まれるように、変化する社会やお客様のニーズに合せて当社の事業ポートフォリオも進化させます。と顧客価値の創出を両立させ、競争優位を獲得することで、社会、お客様、そしてブリヂストンが共にWin-Win-Winとなる、当社グループの「サステナビリティビジネス構想」の実現を目指して、挑戦を続けます。挑戦の基盤となるのは、社会・お客様に共感し、あらゆるパートナーと協働することで価値を創造する共創と、イノベーションです。10 | Global CEOコミットメント | 社会価値・顧客価値の創出に向けてサステナビリティレポート 2020-2021Global CEOコミットメント社会価値・顧客価値の創出に向けて東京・小平の技術センターを再開発し、共感から共創へ、新たな価値の進化に貢献しています。また、「タイヤは生命を乗せている」をを創造するグローバル拠点として「Bridgestone Innovation Park」タイヤメーカーである当社の大原則、責任として、世界各地で交通を整備しています。昨年オープンした、当社グループの歩みや、未来に安全教育を実施するなど、交通安全に重点的に取り組んでいます。向けた活動を紹介する「Bridgestone Innovation Gallery」に加え、今年末には、イノベ―ションセンター「B-Innovation」と、ミニテストコース「B-Mobility」の完成を予定しています。グローバル各地に整備しているイノベーション拠点との連携も強化させながら、共創やイノベーションをグローバルで強化していきます。人々がより快適に移動し、生活し、働き、      そして楽しむために - Our Way to Serve -「People(一人ひとりの生活)」に関しては、地域社会を支え、人々の生活、学び、働き方を良くしていくために、様々な社会貢献活動を推進しています。当社グループの拠点がある世界各地域で、次世代の学びを支えるための教育や訓練の機会拡大、自然災害による被災者の支援や防災・減災への取り組み、地域の健やかな暮らしを支える健康増進プログラムや啓蒙活動などを実施しています。また、当社グループは「グローバル人権方針」を策定して、基本的人権に関する諸問題への取り組みを推進しており、多様な人財の育成・登用や、事業活動以外にも、あらゆる活動を通じて社会的な課題の解決に女性活躍推進に向けて積極的に取り組んでいます。こうした、異なる取り組んでいます。2017年に制定した「Our Way to Serve」は、当社バックグラウンドを持つ人々が共生できる社会の実現を目指す、グループが持続可能な社会の実現に貢献するための指針であり、多様性尊重の精神は、当社グループの企業理念の心構え「誠実未来に対する責任を果たそうとする姿勢が体現されています。人々協調」として根付いています。がより快適に移動し、生活し、働き、そして楽しむことに貢献するために、「モビリティ」「一人ひとりの生活」「環境」の3つの重点領域に焦点を当て、グローバルで様々な取り組みを推進しています。使命「最高の品質で社会に貢献」を大前提に、「Our Way to Serve」を共通の指針として、世界中で14万人を超えるグループ従業員が日々の業務にあたっています。そして、連帯や相互理解、インクルーシブな社会創出といった、オリンピック・パラリンピックの 精 神に賛 同し、世 界で数 少ないワールドワイドパートナーとして、グローバルでオリンピック・パラリンピックムーブメントを支えています。当社グループは、「CHASE YOUR DREAM」というメッセージの下、地域社会と共に様々な活動を通じてアスリートたちの挑戦を支えるだけでなく、様々な困難を乗り「Mobility(モビリティ)」領域では、誰もがより快適に、安心・安全に越えながら夢に向かって挑戦するすべての人の挑戦・旅(Journey)移動できるよう、先進的な技術やソリューションを通してモビリティを応援しています。Bridgestone Innovation Park 完成予想図7/XXSecurity Classification11 | Global CEOコミットメント | 社会価値・顧客価値の創出に向けてサステナビリティレポート 2020-2021さらに、今年、障がい者の活躍推進に取り組む国際ムーブメントます。当社グループは、コンプライアンス・公正な競争、BCP(事業「The Valuable 500」の主旨に賛同し、新たに加盟しました。継続計画)・リスクマネジメント、人権・労働慣行、労働安全・衛生、「The Valuable 500」と当社は、様々な経験やスキル、視点を調達、品質・お客様価値、の6つの重要なテーマについて、基盤となる持つ人々が協働することで、ビジネスやコミュニティに新たな価取り組みを進めています。また、約束を守って実行する、ガバナンス値を生み出すことができるという信念を共有しています。今回のの徹底はもちろん、社会のダイナミックな変化に合わせて事業を加盟を機に、ダイバーシティ&インクルージョンに向けた取り組み進化させるように、当社グループのガバナンスも事業戦略に合わせをさらに推進し、すべての人がより活き活きと安心して暮らせるて継続的に進化させていきます。今後、皆様をはじめとする様々な社会の実現を目指していきます。パートナーとつながり、活発に協働していくに当たり、共創のガバナ「Environment(環境)」領域では、2050年を見据えた「環境長期目標」、及び昨年新たに策定した環境中期目標「マイルストン2030」ンスが一層重要になります。信頼を構築し、共感を深めていただくことで、今後更なる価値の共創へとつなげていきたいと考えています。を基に、事業の成長と環境影響や資源消費の拡大を切り離す「デカッ創立90周年を迎えた2021年は、100周年に向けた重要なマイルプリング」への挑戦を加速させています。特にCO2の排出量削減にストンであると同時に、Bridgestone 3 .0の2年目、結果を出す年でおいては、より積極的にカーボンニュートラル化に向けて取り組むす。中期事業計画に沿って経営を進め、社会価値と顧客価値を創出べく、この一年間でターゲットを更新、より明確にしました。2030年することにより、持続可能な社会の実現に貢献し続けます。お客様、には、CO2排出量を2011年対比50%削減、2050年に向けてカーボン株主の皆様、ビジネスパートナーの皆様を含むステークホルダーニュートラル化を目指しています。これからも、未来のすべてのの皆様にも、是非このジャーニーに参画いただきたく、本レポート子どもたちが安心して暮らしていくために、サーキュラーエコノミーがそのきっかけとなることを願っています。の実現や、カーボンニュートラル化へ向けた取り組みなどを進めていきます。新たな価値創出に向けて ― 信頼の醸成 ―グローバル企業として社会の期待に応えながら、事業活動・社会貢献株式会社ブリヂストン活動を推進し、社会的責任を果たすことで、社会やステークホルダー取締役の皆様からの信頼を醸成し、更なる価値創出の基盤を整えていき代表執行役Global CEO12 | Global CEOコミットメント | 社会価値・顧客価値の創出に向けてサステナビリティレポート 2020-2021サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けてブリヂストングループは、サステナビリティを経営の中核に据えた中長期事業戦略を実行し、タイヤ・ゴム事業の強みを活かしたソリューションカンパニーへ進化することで、社会価値と顧客価値の両立、競争優位の獲得を目指します。2021年から2023年の具体的な実行計画である中期事業計画に沿って、「攻め」と「挑戦」の姿勢で、中長期事業戦略を「構想」から「実行」へと推し進めていきます。目次ブリヂストンサステナビリティジャーニー . . . . . . . . .15–16探索事業: 中長期事業戦略 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17–18中期事業計画(2021-2023): サステナビリティビジネス構想の実現 . . . . . . . . 19–20 Bridgestone 3 .0 Journey toward 2030 . . 21-22サステナビリティビジネスモデル . . . . . . . . . . . . . . . . 23–24稼ぐ力の再構築 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25–28コア事業: 成長事業: スタートアップ体制 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37–38 リサイクル事業. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39 ソフトロボティクス事業 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40財務計画 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41財務戦略 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42Topic :中期事業計画を支える財務戦略基盤の強化 ROICを最重要経営指標としたポートフォリオ経営の実現 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 43人事・組織戦略 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44ソリューション事業拡大 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29–30 リトレッド . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31–32Topic :中長期環境戦略 コア事業&成長事業: 実行のための4つのカテゴリー . . . . . . . . . . . . . . 33–34DX&技術イノベーション . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 35–36環境長期目標、中期目標「マイルストン2030」 . . . . . 45 カーボンニュートラル化に向けて . . . . . . . . . . . . 46–48 サーキュラーエコノミーへの貢献 . . . . . . . . . . . . 49–50サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けてブリヂストンサステナビリティジャーニーブリヂストン サステナビリティ ジャーニー社会課題、お客様の課題、外部/社会環境の変化社会価値と顧客価値を両立させながら創出し、社会・お客様・パートナーの皆様と共に持続的な成長を目指す使命最高の品質で社会に貢献2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとしてビジョン社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へグローバルCSR体系、行動指針サステナビリティフレームワーク戦略(中長期事業戦略)ポートフォリオビジネスモデル基本軸ビジョンの実現ブリヂストングループは、これからも、サステナブルなソリューションカンパニーへの進化へ挑戦し、あらゆる企業活動を通じて社会やお客様のジャーニーを支え、持続可能な社会の実現に向けて世の中にポジティブなインパクトを創出していきます。創業者・石橋正二郎は、社会の役に立ち貢献する事業は永続する、指針「Our Way to Serve」を2017年に制定しました。これらは、当社という現在のサステナビリティの考え方につながる信念を持ってグループのサステナビリティの考え方を示す「サステナビリティフいました。現在、社会課題やお客様の課題、事業を取り巻く外部やレームワーク」と共に、当社グループが社会価値の創出と顧客価値環境の大きな変化の中で、この信念はかつてないほどに重要性をの創出を両立させ、社会・お客様・パートナーの皆様と持続的な成長増しています。を目指す上で変わらぬ基本軸となるものです。「最高の品質で社会に貢献」は1968年に創業者が制定し、これまで詳しくは、以下ページをご覧ください。変わることなく受け継がれてきた当社グループの使命です。そして• Our Way to Serve : p .7-8この使命を実現するために、従業員一人ひとりが実践すべき行動• サステナビリティフレームワーク : p .53-5415 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | ブリヂストンサステナビリティジャーニーサステナビリティレポート 2020-2021社会課題、お客様の課題、外部/社会環境の変化社会価値と顧客価値を両立させながら創出し、社会・お客様・パートナーの皆様と共に持続的な成長を目指すブリヂストン サステナビリティ ジャーニー使命最高の品質で社会に貢献ビジョン2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へグローバルCSR体系、行動指針サステナビリティフレームワーク戦略(中長期事業戦略)ポートフォリオビジネスモデル基本軸ビジョンの実現当社グループは、2020年を第三の創業(Bridgestone 3 .0)の初年2030年に向けて、変化する社会やお客様のニーズに合わせ事業度と位置づけ、2050年を見据えたビジョン「2050年 サステナブルポートフォリオを進化させながら、社会、お客様、当社グループが共になソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的にWin-Win-Winとなるビジネスモデルを実現していきます。提供している会社へ」の実現に向けて、サステナビリティを中核に据えた「中長期事業戦略」の実行を進めています。サステナビリティビジネスを通じて、社会価値と顧客価値の創出を両立し、競争優位を獲得していくと共に、社会・お客様・パートナーの皆様からの信頼を醸成し、また責任ある企業として欠かせない基盤の取り組みをプロアクティブに推進します。詳しくは、以下ページをご覧ください。• 中長期事業戦略:p .17-18• ポートフォリオ :p .19-22• サステナビリティビジネスモデル :p .23-2416 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | ブリヂストンサステナビリティジャーニーサステナビリティレポート 2020-2021サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けて中長期事業戦略ブリヂストングループは、創業者・石橋正二郎の経営理念であった「最高の品質で社会に貢献」を変わらぬ使命として掲げ、2050年、そしてその先の未来においてもサステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供するために、2020年を第三の創業(Bridgestone 3 .0)の初年度と位置づけ、新たなチャプターへと踏み出しています。その第一歩として、サステナビリティを中核に据えた中長期事業戦略を発表しました。事業戦略の構築に当たっては、社内外の経営環境を踏まえ、社会動向・モビリティの動向・競合状況など、さまざまな角度から経営環境を分析し、当社ビジネスへのインパクトを見極め、「変化をチャンスへ」という視点を軸に戦略を策定しました。17 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | 中長期事業戦略サステナビリティレポート 2020-2021外部・社会環境の変化• 「激動」=アジャイルなマネジメントスタイルへ• 地政学的リスク=グローカル経営の推進• 気候変動=サステナビリティを経営の中核に• 技術革新・DX(Digital Transformation)=共創・イノベーション、当 社 独 自 のソリューション活 動を通じて 、社 会・お 客 様・パ ートナーの皆様と共に持続的な成長を目指していきます。これが、当社 の 描くサステナビリティを中 核とした新たな成 長 戦 略です。この戦略の中核となる当社独自のソリューションプラットフォーム「Bridgestone T&DPaaS」を本格的に推進し、タイヤ・ゴム事業をさらに強化して確固たる地位を築きながらソリューション事業を推進・拡大することによって、モビリティシステム全体を支えていきます。ブリヂストン流DXの推進モビリティの変化• MaaS/CASEの加速=サステナビリティ・モビリティの進化を見据えた断トツ商品戦略強化、タイヤセントリックソリューション、モビコア事業であるタイヤ事業は事業戦略のすべてのベースであり、リティソリューションの拡充高付加価値の断トツ商品を生産・販売し続けていきます。さらに• リアル×デジタルでブリヂストン流DXを推進成長事業として、タイヤデータやモビリティデータを活用して新たな独自のビジネスモデル構築「価値」を創出し、「価値」を売るソリューション事業を推進していきます。そこから得られた新たな知見やノウハウを活かし、タイヤ事業をさらに強くしていくという「価値の増幅(スパイラルアップ)」が、当社グループ独自のビジネスモデルです。タイヤ業界の変化• 業界全体の収益率は悪化傾向• 一方、類似製造業界比では高収益率維持• 業界内プレーヤーの格差拡大• 新興国メーカー進出による価格競争激化独自のビジネスモデルの構築P18(cid:23791)(cid:23776)(cid:23799)(cid:23763)(cid:23728)(cid:23754)(cid:23799)(cid:23794)(cid:23630)(cid:23748)(cid:23796)(cid:23808)CB(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:23752)(cid:23808)(cid:23765)(cid:23799)(cid:23760)(cid:23740)(cid:23754)(cid:23799)(cid:23794)(cid:23630)(cid:23748)(cid:23796)(cid:23808)A(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:23560)(cid:23748)(cid:23750)(cid:23763)(cid:23789)(cid:1347)(cid:2957)(cid:23561) (cid:23724)(cid:2771)(cid:2822)(cid:23665)(cid:23680)(cid:3356)(cid:23717)(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:23410)(cid:23395)(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:23764)(cid:23630)(cid:23756) (cid:23410)(cid:23395)(cid:23791)(cid:23776)(cid:23799)(cid:23763)(cid:23728)(cid:23764)(cid:23630)(cid:23756)(cid:23724)(cid:1480)(cid:3901)(cid:23665)(cid:23621)(cid:2559)(cid:23665)(cid:23646)(cid:1347)(cid:2957)(cid:23724)(cid:3089)(cid:1691)(cid:23667)(cid:23717)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23560)(cid:1347)(cid:2957)(cid:23561) (cid:23724)(cid:2771)(cid:23677)(cid:23680)(cid:3356)(cid:23717)(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:23410)(cid:23395)(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:23764)(cid:23630)(cid:23756)(cid:23724)(cid:1480)(cid:3901)(cid:23665)(cid:23621)(cid:2038)(cid:3529)(cid:1349)(cid:1347)(cid:2957)(cid:23724)(cid:3089)(cid:1691)(cid:23667)(cid:23717)(cid:2246)(cid:1730)(cid:2644)(cid:3031)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23560)(cid:23791)(cid:23771)(cid:23561) (cid:23724)(cid:2771)(cid:23677)(cid:23680)(cid:3356)(cid:23717)(cid:2038)(cid:3529)(cid:1349)(cid:1347)(cid:2957)(cid:3518)(cid:676)(cid:2951)(cid:23765)(cid:23761)(cid:2448)(cid:3518)(cid:677)(cid:23724)(cid:2654)(cid:2186)(cid:23623)(cid:3428)(cid:3356)(cid:23667)(cid:23717)(cid:2246)(cid:1730)高付加価値品(断トツ商品)を生産・販売する事業(cid:23779)(cid:23799)(cid:23759)(cid:23750)(cid:23765)(cid:23808)(cid:2246)(cid:1730)(cid:2709)(cid:3958)(cid:23688)(cid:2744)(cid:23680)(cid:23688)(cid:23782)(cid:23630)(cid:23750)(cid:23744)(cid:23727)(cid:2246)(cid:1730)(cid:1347)(cid:2957)(cid:23688)(cid:2817)(cid:3569)(cid:676)(cid:23750)(cid:23774)(cid:23729)(cid:23798)(cid:23800)(cid:23727)(cid:23760)(cid:23780)(cid:677)718 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | 中長期事業戦略(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23688)(cid:1705)(cid:23705)(cid:23724)(cid:1480)(cid:23653)(cid:23665)(cid:23621)(cid:23754)(cid:23799)(cid:23794)(cid:23630)(cid:23748)(cid:23796)(cid:23808)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23698)(cid:2578)(cid:1343)サステナビリティレポート 2020-2021サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けて中期事業計画(2021-2023):サステナビリティビジネス構想の実現サステナブルなソリューションカンパニーへ:ヒト・モノの移動と動きを支え、社会価値・顧客価値を創出、競争優位の獲得これまで当社グループでは、商品を「創って売る」タイヤ・ゴム事業、資源循環やCO2削減、サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルそしてお客様が「使う」段階でも価値を提供するソリューション事業化を実現し、事業としても、それぞれの事業の価値が循環することをで、資源生産性向上やCO2削減に貢献してきました。目指しています。サステナブルなソリューションカンパニーへの進化に向けたソリューこの循環の輪が、当社グループのサステナビリティビジネス構想ション事業における独自のビジネスモデル構築や、タイヤを原材料です。共創とイノベーションで実現することにより、SDGs、持続可能まで「戻す」リサイクル事業を推進し、当社グループの事業全体で、な社会実現に貢献していきます。P19202320212030819 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | 中期事業計画(2021-2023):サステナビリティビジネス構想の実現サステナビリティレポート 2020-2021中期事業計画(2021-2023)、2030年へ向けたマイルストン202120232030●タイヤ事業「創って売る」・ソリューション事業「使う」→強化・拡大●リサイクル事業「戻す」→探索スタート●タイヤ事業「創って売る」・ソリューション事業「使う」→独自のビジネスモデル構築●リサイクル事業「戻す」→事業化へ ●タイヤ事業「創って売る」・ソリューション事業「使う」・リサイクル事業「戻す」→事業の価値の循環2021年から2023年の3年間を実行期間とする新たな中期事業計画「創って売る」「使う」「戻す」事業の推進では、中長期事業戦略を軸として、サステナビリティビジネス構想の実現のための具体的な目標やアクションを明確にしています。2030年を視野に、「攻め」と「挑戦」の姿勢で中期事業計画を実行し、サステナブルなソリューションカンパニーへの進化に向け、様々な環境変化に適応できる「強い」ブリヂストンへと変革していきます。また、環境中期目標「マイルストン2030」達成へ向けてCO2削減を推進すると共に、ライフサイクル・バリューチェーン全体でサーキューラーエコノミーの推進へ貢献していきます。中 期 事 業 計 画 で は、独 自 のビジネスモデ ルにより、タイヤを「創って売る」タイヤ事業と、お客様がタイヤを「使う」段階で価値を提供するソリューション事業を連動させることで、価値の増幅及び拡大を進めています。そして、お客様にお使いいただいたタイヤを、原材料などに「戻す」リサイクル技術などの探索をスタートさせました。中期事業計画の最終年となる2023年までに、このリサイクル事業の事業化をスタートするべく、チャレンジを続けます。そして2030年には、「創って売る」「使う」「戻す」のすべての事業でビジネスモデルを確立し、資源循環、カーボンニュートラルといったサステナビリティ活動と連動して、車輪のように輪となり、周り続けることを目指しています。その実現に向けた道のりを、「Bridgestone 3 .0 Journey」として推進していきます。20 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | 中期事業計画(2021-2023):サステナビリティビジネス構想の実現サステナビリティレポート 2020-2021サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けて中期事業計画(2021-2023):Bridgestone 3 .0 Journey toward 2030サステナブルなソリューションカンパニーを目指し、「強い」ブリヂストンへ中期事業計画(2021-2023)の実行に際し、新たな事業ポートフォリオを設定しました。稼ぐ力の再構築をベースに、戦略的成長投資を本格的に開始する「攻め」と「挑戦」のステージに入ります。当社グループは、サステナビリティビジネス構想の実現、そして中期これらの実行のため、稼ぐ力の再構築により創出されたリソースを事業計画の実行のために、新たな事業ポートフォリオを設定しまし効率的に再配分し、戦略リソースとして戦略的成長投資を実施した。コア事業であるタイヤ事業、成長事業であるソリューション事業ていきます。2023年には、売上収益約3 .3兆円、調整後営業利益に、将来へ向けて持続的に成長するための探索事業を加えました。13%、ROIC(Return On Invested Capital)10%への伸長を目指し、コア・成長・探索事業の中身は固定ではなく、将来的にはソリュー環境変化に対応できるレジリアントな高収益体質への変革へ挑戦しション事業がコア事業に、探索事業が成長事業となり、そして新しいます。探索事業が生まれていきます。当社グループは、これまでの歩みと同じく、変化する社会やお客様のニーズ、事業環境に対応し変化し続けます。この新しい事業ポートフォリオを通じて、サステナブルなソリューションカンパニーへと進化していきます。また、サステナビリティビジネス構想の実現に向けて、環境中期目標「マイルストン2030」に沿った取り組みを進めていきます。2030年には、再生資源・再生可能資源に由来する原材料比率を40%に、CO2排出量については2011年対比50%削減すると共に、バリューチェーン全コア事業では、稼ぐ力の再構築を推進しています。経費・コスト構造体を通じて、排出量の5倍以上の削減へ貢献していきます。中期事業計画の詳細は次ページ以降をご覧ください。改革、プレミアムビジネス戦略を実行し、すべてのベースであるコア事業をさらに強くしていきます。成長事業では、ソリューション事業の拡大、グローバル展開を加速し、2030年にはコア事業へと進化させることを目指しています。そして、探索事業では、当社グループのコアコンピタンスの活きる領域において、技術、事業機会の探索を開始しています。まずは、サステナビリティビジネス構想の実現に不可欠なリサイクル事業、「ゴムを極める」などの当社のコアコンピタンスを活用できるソフトロボティクス事業の探索からスタートしています。21 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | 中期事業計画(2021-2023):Bridgestone 3 .0 Journey toward 2030サステナビリティレポート 2020-2021Bridgestone 3.0 Journey toward 2030新たな事業ポートフォリオ社会価値・顧客価値の創出、競争優位の獲得P22(cid:23560)(cid:1994)(cid:23707)(cid:23561) (cid:23401)(cid:23395) (cid:23560)(cid:3015)(cid:2709)(cid:23561)(cid:2982)(cid:1594)(cid:2246)(cid:1730)(cid:1839)(cid:1386)(cid:783)(cid:23413)(cid:23411)(cid:23413)(cid:23412)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23395)(cid:23413)(cid:23411)(cid:23413)(cid:23414)(cid:2982)(cid:1594)(cid:2246)(cid:1730)(cid:1839)(cid:1386)(cid:784)(cid:23413)(cid:23411)(cid:23413)(cid:23415)(cid:23408)(cid:23413)(cid:23417)(cid:2982)(cid:1594)(cid:2246)(cid:1730)(cid:1839)(cid:1386)(cid:785)(cid:23413)(cid:23411)(cid:23413)(cid:23418)(cid:23408)(cid:23413)(cid:23420)(cid:23413)(cid:23411)(cid:23414)(cid:23411)(cid:1366)(cid:23658)(cid:3993)(cid:23688)(cid:2104)(cid:2001)(cid:2971)(cid:1366)(cid:23658)(cid:3993)(cid:23688)(cid:1705)(cid:1343)(cid:23780)(cid:23801)(cid:23788)(cid:23727)(cid:23789)(cid:23776)(cid:23749)(cid:23770)(cid:23750)(cid:2709)(cid:3958)(cid:23799)(cid:23754)(cid:23630)(cid:23750)(cid:2104)(cid:3347)(cid:3582)(cid:23754)(cid:23799)(cid:23794)(cid:23630)(cid:23748)(cid:23796)(cid:23808)(cid:2246)(cid:1730)(cid:1448)(cid:2889)(cid:3234)(cid:2265)(cid:23776)(cid:23749)(cid:23770)(cid:23750)(cid:23791)(cid:23764)(cid:23800)(cid:1454)(cid:3955)(cid:23623)(cid:23744)(cid:23727)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23698)(cid:23744)(cid:23727)(cid:23744)(cid:23808)(cid:23777)(cid:23756)(cid:23808)(cid:23750)(cid:23688)(cid:1480)(cid:23655)(cid:23717)(cid:2246)(cid:1730)(cid:3992)(cid:1198)(cid:23799)(cid:23746)(cid:23729)(cid:23740)(cid:23800)(cid:23621)(cid:23754)(cid:23778)(cid:23765)(cid:23802)(cid:23785)(cid:23763)(cid:23728)(cid:23740)(cid:23750)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23684)(cid:23683)(cid:2246)(cid:1730)(cid:1343)(cid:23623)(cid:3940)(cid:1275)(cid:2027)(cid:1883)(cid:23750)(cid:23756)(cid:23630)(cid:23765)(cid:23623)(cid:2644)(cid:3031)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23698)(cid:2559)(cid:23673)(cid:23684)(cid:23744)(cid:23727)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23756)(cid:23729)(cid:23793)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23621)(cid:23754)(cid:23799)(cid:23794)(cid:23630)(cid:23748)(cid:23796)(cid:23808)(cid:2246)(cid:1730)(cid:2559)(cid:23673)(cid:23684)(cid:2644)(cid:3031)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23799)(cid:23746)(cid:23729)(cid:23740)(cid:23800)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23621)(cid:23754)(cid:23778)(cid:23765)(cid:23802)(cid:23785)(cid:23763)(cid:23728)(cid:23740)(cid:23750)(cid:2246)(cid:1730)(cid:2559)(cid:23673)(cid:23684)(cid:2933)(cid:2153)(cid:2246)(cid:1730)(cid:2709)(cid:3958)(cid:2288)(cid:2024)(cid:2864)(cid:2639)(cid:2132)(cid:3777)(cid:2709)(cid:3958)(cid:1582)(cid:3437)(cid:1705)(cid:1343)(cid:23621)(cid:23435)(cid:23445)(cid:23451)(cid:2246)(cid:1730)(cid:23688)(cid:1866)(cid:2744)(cid:23684)(cid:2644)(cid:3031)(cid:23623)(cid:2407)(cid:1538)(cid:23724)(cid:2217)(cid:23650)(cid:23717)(cid:2864)(cid:2639)(cid:23746)(cid:23750)(cid:23763)(cid:23767)(cid:23779)(cid:23800)(cid:23684)(cid:23754)(cid:23799)(cid:23794)(cid:23630)(cid:23748)(cid:23796)(cid:23808)(cid:23736)(cid:23808)(cid:23774)(cid:23768)(cid:23630)(cid:23724)(cid:3818)(cid:2216)(cid:23665)(cid:23621)(cid:3619)(cid:1343)(cid:23698)(cid:2866)(cid:1314)(cid:23681)(cid:23655)(cid:23717) (cid:23560)(cid:1705)(cid:23646)(cid:23561)(cid:23779)(cid:23799)(cid:23759)(cid:23750)(cid:23765)(cid:23808) (cid:23698)(cid:23744)(cid:23727)(cid:2246)(cid:1730)(cid:2644)(cid:3031)(cid:2246)(cid:1730)(cid:2933)(cid:2153)(cid:2246)(cid:1730)9-22 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | 中期事業計画(2021-2023):Bridgestone 3 .0 Journey toward 2030サステナビリティレポート 2020-2021サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けてサステナビリティビジネスモデル••••••••••••••••••!) “#$23 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | サステナビリティビジネスモデル•••••-サステナビリティレポート 2020-2021••••••••••••••••••!) “#$ブリヂストングループは、SDGsの達成に貢献し、安心・安全な移動を支え、社会価値と顧客価値の創出を両立することで、当社の競争優位を獲得し、社会・お客様・当社が共に、Win-Win-Winとなるサステナビリティビジネスモデルの構築を目指しています。すでに当社グループでは、タイヤのトレッドを貼り換え再利用するリトレッドをベースにしたTire to Tire(タイヤからタイヤへ)を実現しており、CO2の削減や資源循環に貢献しています。今後はリサイクル事業を通じて、Tire to Rubber(タイヤからゴムへ)、Tire to Raw Material(タイヤから原材料へ)の循環の実現に向けた取り組みを進め、モノづくり領域、お客様の使用段階、そしてリサイクルまでを含めたバリューチェーン全体でのCO2削減に貢献していきます。このビジネスモデルは、共創によるイノベーションなしには成り立ちません。モビリティソリューションにおいてはお客様や共創パートナーと共に当社グループ独自のプラットフォームを通じて、さらにリサイクル事業ではオープンなプラットフォームを通じて、あらゆるお客様やパートナーと共にこのビジネスモデルを構築します。このように、バリューチェーン全体を通してタイヤ の 価 値を増 幅させ ながら、当 社 はサステナブル なソリューションカンパニーへと進化し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。•••••-24 | サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実現に向けて | サステナビリティビジネスモデルサステナビリティレポート 2020-2021サステナビリティを中核とした中長期事業戦略の実行に向けてコア事業:稼ぐ力の再構築経費・コスト構造改革とプレミアムビジネス戦略強化で、稼ぐ力を再構築ブリヂストンの事業戦略のすべてのベースとなるコア事業(タイよるコスト構造の改革を進めます。そしてプレミアムビジネス戦略ヤ事業)では、稼ぐ力の再構築を目指し、経費・コスト構造改革と、強化としては、社会・お客様のニーズに応える断トツ商品を競争力のプレミアムビジネス戦略強化の2つのアプローチで取り組みを進めあるコストで創り、高付加価値のサービスを提供することで、これています。経費・コスト構造改革では、徹底した経費マネジメントにまでの当社の強みをさらに高めていきます。経費・コスト構造改革経費・コスト構造改革では、原材料調達や物流におけるコスト改革、した固定費の水準を維持し、今後も更なる改革・改善を推進していき厳選した投資と徹底した経費マネジメントなどにより、グローバルます。すべての地域・領域において、従来よりもさらに

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