ＳＨＩＦＴ（3697） – 株式会社SHIFT SECURITYとSentryMark, Inc.の資本業務提携に関するお知らせ

各 位 2022 年１月 11 日 会 社 名 株 式 会 社 S H I F T 代 表 者 名 代表取締役社長 丹 下 大 （コード番号：3697 東証第一部） 問 合 せ 先 取 締 役 兼 C F O 服部 太一 （TEL. 03-6809-1165） 株式会社 SHIFT SECURITY と SentryMark, Inc.の資本業務提携に関するお知らせ お客様の売れるソフトウェアサービス／製品づくりを支援する株式会社 SHIFT（本社：東京都港区、代表取締役社長：丹下 大、以下「SHIFT」）のグループ会社（連結子会社）である株式会社 SHIFT SECURITY（本社：東京都港区、代表取締役社長：松野 真一、以下「SHIFT SECURITY」）は、セキュリティ製品の営業・販売事業を展開する SentryMark, Inc.（本社：San Jose, California、Founder and CEO：Albert Vasquez、以下「SentryMark」）の転換権付優先株式を第三者割当増資に応じる形で引き受け、マイノリティ出資を通じた資本業務提携することを決定いたしましたので、お知らせいたします。 1. 資本業務提携の目的および理由 SHIFT のグループ会社である SHIFT SECURITY は、2016 年の創業以来、脆弱性診断やセキュリティ監視サービスを中心とした IT 領域における幅広いセキュリティサービスを展開してまいりました。IT 人材不足が叫ばれる日本の IT 市場の中でも、ホワイトハッカーを含むセキュリティ人材は特に採用・育成による獲得、体制強化が難しいと言われています。 一方で、近年、機密情報の取得（流出）や金銭の不正取得を目的としたサイバー攻撃は、年々高度化・巧妙化が著しく、また攻撃数も増加傾向にあります。 そのようななか、喫緊の課題であるサイバー攻撃への対策強化のため、SOCaaS（※）が注目されています。サイバー攻撃対策を目的にセキュリティ製品を導入したのち、運用のすべてを自社内で実施すると、体制構築や要員確保、製品に関する知識の成熟など負担が大きく、攻撃から確実に守る技術レベルへの到達が困難という課題があります。そのため、セキュリティ品質の向上および社内負荷の低減を目的に、セキュリティ領域の中でも SOCaaS への需要が特に高まっています。 SHIFT SECURITY は、日本でも有数のホワイトハッカーのスキルを徹底的に標準化・仕組化することで、「高品質」「低価格」「短納期」の診断サービスを提供してまいりました。これにより、獲得が難しいと言われているセキュリティ人材の採用・育成が可能となり、IT 業界が抱える最大の課題である「人材不足」を根本から解消しながら、創業５年で 200 名以上のセキュリティ人材体制を構築、毎年大幅な成長を実現することで、日本の IT セキュリティの維持と向上に大きく貢献してまいりました。 1 このように、セキュリティ人材を安定的に確保できる SHIFT SECURITY は SOCaaS との親和性が高く、SHIFT SECURITY のなかでも特に成長著しい領域の一つです。また、コロナ禍を背景としたリモートワークへの移行を背景にクラウド需要が急速に伸びていることもあり、日々拡大する需要に適切に対応するため、営業体制のさらなる強化をしています。加えて、SHIFT SECURITY は SOCaaS を低価格に提供できる、国内でも有数の企業のうちの一つであり、先行者利益の獲得のため迅速な成長を目指しています。 このたび資本業務提携いたします SentryMark は、SOC 領域で米大手の SilverSky Inc.（本社：Morrisville, North Caroline、CEO：Richard Dobrow、以下「SilverSky」）が展開する SOC インフラプラットフォームの、日本を中心としたアジア地域を対象にした総代理店です。SentryMark は、急速に成長する市場の中で加速度的に成長するため、日本企業向け営業活動の強化や採用活動の強化など事業拡大を目指しています。また、SentryMark は、SHIFT SECURITY と提携することで、日本語に対応した SOCインフラプラットフォームの技術サポートを SHIFT SECURITY へ委託し、日本における SOCaaS 事業を協同で展開いたします。 SHIFT SECURITY は、従来の強みである「標準化」「仕組化」により、「高品質」「低価格」で柔軟性の高い SOCaaS 事業を実現し、これまで SOC の導入に踏み切れなかった多くの企業への提供を目指します。加えて、SHIFT SECURITY は SentryMark から優先的に委託される日本語対応案件を受注し、脆弱性診断やそのほかセキュリティ事業ともお客様の状況に合わせてご支援させていただき、さらなる事業の付加価値を生み出してまいります。セキュリティ分野は、その特性上、サービス／製品の継続利用率が非常に高い分野です。SOCaaS 事業を契機とした新規顧客開拓、深耕にも取り組み、さらなる事業成長も実現してまいる所存です。 ※Security Operations Center as a Service のこと。24 時間 365 日体制であらゆるデバイスやクラウド環境を監視し、サイバー攻撃の検知・分析を行う。自社 IT 部門で体制構築したものは SOC、アウトソーシングサービスのことは SOCaaS と呼ばれる。 （参考） https://www.soumu.go.jp/main_content/000722477.pdf 2 2. SentryMark（発行体）の概要 （１）名（２）所SentryMark, Inc. 称 地 在250 Brandon Street #270, San Jose, California, USA （３）代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 Albert Vasquez, Founder, CEO （４）事業内容 Advanced Security Service（高度セキュリティサービス） （５）資本金 守秘義務のため非開示とさせていただきます。 （６）設 立 年 月 日 2021 年８月 16 日 （７）大 株 主 お よ び 持 株 比 率 Albert Vasquez, Satoru Isono, Tom Cervantez （持株比率については守秘義務のため非開示とさせていただきます。） （８）上 場 会 社 と 当 該 会 社 資 本 関 係 当社と当該会社の間には、記載すべき資本関係はありと の 関 係 ません。また、当社の関係者および関係会社と当該会社の関係者および関係会社の間には、特筆すべき資本関係はありません。 人 的 関 係 当社と当該会社の間には、記載すべき人的関係はありません。また、当社の関係者および関係会社と当該会社の関係者および関係会社の間には、特筆すべき人的関係はありません。 取 引 関 係 当社と当該会社の間には、記載すべき取引関係はありません。また、当社の関係者および関係会社と当該会社の関係者および関係会社の間には、特筆すべき取引関係はありません。 3. 資本提携の内容 れを引き受けます。 SentryMark, Inc.は当社に対し、第三者割当増資の方法により転換権付優先株式を発行し、当社はこ4. 取得株式数、取得価額および取得前後の所有株式の状況 （１）異 動 前 の 所 有 株 式 数 -株 （２）取 得 株 式 数 1,500,000 株 （３）取得価額 1.5 百万米ドル（173,025 千円相当） （2022 年１月 11 日時点、１米ドル=115.35 円にて換算） （４）異 動 後 の 所 有 株 式 数 1,500,000 株 ※取得価額については、公平性・妥当性を確保するため、第三者算定機関による株式価値の算定結果 を勘案し決定しております。 3 5. 日程 す。 （１）取 締 役 会 決 議 日 2021 年 10 月 27 日 （２）契 約 締 結 日 2022 年１月 10 日 （３）取 引 実 行 日 2022 年１月中旬（予定） ※契約締結日の 2022 年１月 10 日は西海岸標準時であり、日本標準時では 2022 年１月 11 日となりま※本件は SHIFT SECURITY による株式取得であるため、SHIFT の取締役会決議は実施しておりませんが、2021 年 10 月 27 日開催の SHIFT SECURITY の取締役会においては、本株式取得の前提条件を決議し、あわせて本件株式取得の決定について代表取締役に一任することを決議して、2022 年１月 11 日に決定いたしました。 6. 今後の見通し いたします。 本件に伴う当社の業績および財務状況に与える影響につきましては、軽微であると見込んでおりますが、事業の大幅な状況変化により財務的影響が生じる場合には、明らかになった時点で速やかに開示以 上 ＜本リリースに関するお問い合わせ先＞ 株式会社 SHIFT IR 室 メール：ir_info@shiftinc.jp 4