カルナバイオ(4572) – BTK阻害剤AS-1763に係る日本における特許査定のお知らせ

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開示日時:2022/01/06 12:30:00

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各 位 2022年1月6日 会 社 名 カルナバイオサイエンス株式会社 代表者名 代表取締役社長 吉野 公一郎 (コード番号:4572) 問合せ先 取締役経営管理本部長 山本 詠美 (TEL: 078-302-7075) BTK阻害剤AS-1763に係る日本における特許査定のお知らせ 当社の研究開発により創出されたBTK阻害剤AS-1763の特許出願(発明の名称:新規オキソイソキノリン誘導体、出願番号:2018-552969)に関し、日本国特許庁より特許査定を受けましたのでお知らせいたします。 当社は、知的財産戦略上において重要な特許取得に引き続き積極的に取り組んでまいります。 BTK阻害剤AS-1763について AS-1763は、慢性リンパ性白血病(CLL)を含む成熟B細胞腫瘍の治療を目的として開発中の、野生型およびC481S変異型Bruton’s Tyrosine Kinase(BTK)の両方を阻害する高選択性で非共有結合型の経口投与可能な化合物です。イブルチニブを代表とする第1世代の共有結合型BTK阻害薬は、CLLや他の成熟B細胞腫瘍の標準選択薬として使用されています。しかしながら、多くの患者で、BTKの481番目のシステイン残基(C481)がセリンに置き換わる変異が生じて、第1世代の共有結合型BTK阻害剤の結合が弱まり、薬剤耐性になることが報告されています。AS-1763は、野生型およびC481変異BTKのリンパ腫細胞の両方の増殖を強く阻害することから、野生型のみならずC481変異BTKをもつ患者の治療にも有効と考えられます。 以 上

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