トクヤマ（4043） – 2022年3月期第3四半期決算説明資料

2022年3月期 第3四半期決算 決算説明会 2022年1月31日 2022年3月期 第3四半期決算のポイント • 半導体関連製品やヘルスケア関連製品などの堅調な販売や、石化製品の販売価格上昇などにより対前年同期比で実質 増収であったものの、原燃料価格や物流費などの コスト増により減益 • 連結合計の通期業績予想は据え置くものの、 3Qまでの実績等を踏まえ、セグメント別内訳を修正 • 販売価格転嫁などの施策を実施し、通期業績予想達成に 向けて引き続き注力 • 韓国の高純度IPA合弁会社設立によるICケミカル事業拡大など、「中期経営計画2025」に掲げる事業ポートフォリオ転換達成に向け、成長戦略を着実に実行 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 2 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 ❷ 2022年3月期 業績予想 CONTENTS ❸ トピックス ❹ 補足資料 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 3 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 1. 決算概要 2. セグメント別売上高／営業利益 3. 営業利益増減分析 4. セグメント別売上高／営業利益 増減分析 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 4 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 1. 決算概要 2021年3月期 第3四半期 収益認識基準適用：無 2022年3月期 第3四半期 収益認識基準適用 上段：有、下段：無 増 減 金額 % （億円） 主要な変動要因 2,209 217 211 193 2,116 △93 △4 石化製品価格上昇 2,471 +262 ＋12 半導体関連製品の販売堅調 171 △45 △21 原燃料コスト増加 176 △35 △17 営業利益の減少 133 △59 △31 税金費用の増加 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する 四半期純利益 1株当たり 四半期純利益（円） 278.14 185.87 為替（円/$) 106 111 国産ナフサ価格 （円／kℓ） 28,800 53,800 – – – – – – – – – © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 5 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 1. 決算概要 総資産 自己資本 有利子負債 D/Eレシオ （億円） 2021年3月末 2021年12月末 増 減 主要な変動要因 3,867 4,022 ＋154 設備投資に伴う固定資産の 増加 1,985 2,082 ＋96 親会社株主に帰属する 四半期純利益の積み上げ 自己資本比率 51.3% 51.8% ＋0.4ﾎﾟｲﾝﾄ 984 928 △56 長期借入金の減少 0.50 0.45 △0.05 ネットD/Eレシオ* 0.07 0.13 ＋0.06 1株当たり純資産（円） 2,758.37 2,894.33 – *ネットD/Eレシオ： （有利子負債－現預金・現金同等物・金銭信託）／自己資本 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 6 – – – – ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 2. セグメント別売上高／営業利益 （ 前 年 同 期 比） （億円） 2021年3月期 第3四半期 収益認識基準適用：無 2022年3月期 第3四半期 収益認識基準適用 上段：有 下段：無 増 減 売上高 営業利益 売上高 営業利益 売上高 営業利益 ％ 化成品 セメント 電子材料 環境事業 その他 ライフサイエンス 580 673 440 196 89 38 49 19 66 △4 491 46 計 2,448 239 セグメント間 消去・全社費用 △238 △22 連結決算 2,209 217 724 735 382 714 534 536 234 234 70 76 263 436 2,210 2,733 △94 △262 2,116 2,471 99 △10 49 40 △5 28 202 △31 171 ＋144 ＋154 △291 ＋41 ＋94 ＋95 ＋38 ＋38 ＋4 ＋10 △228 △54 △237 ＋285 ＋144 △23 △93 ＋262 ％ ＋25 ＋27 △43 ＋6 ＋21 ＋22 ＋20 ＋20 ＋7 ＋15 △46 △11 △10 ＋12 △4 ＋12 ＋9 ＋11 △49 – △0 △0 ＋21 ＋115 △1 – △18 △39 △36 △15 – △8 – △45 △21 （注）各事業セグメントの売上高・営業利益にはセグメント間取引を含む © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 7 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 3. 営業利益増減分析 要因別 原燃料コスト増加（－） 石化製品価格上昇（＋） 製品価格値上（＋） （ 前 年 同 期 比） （億円） ＋26 △94 217 △204 ＋146 減価償却費増（－） 研究開発費増（－） 171 ＋80 半導体関連製品販売増（＋） コロナ影響減少（＋） 20年12月期 原燃料 数量差 販売価格差 原単位・ その他 21年12月期 単価差 操業度変動他 （固定費等） © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 8 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 4. セグメント別売上高／営業利益増減分析 （ 前 年 同 期 比） 化成品 増収増益 735 724 580 89 （億円） 99 売上高 営業利益 は収益認識基準 適用による影響額 2021年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 233 240 46 213 38 40 198 285 43 15 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q定性情報 （苛性ソーダ） ・原燃料価格の上昇で製造コストが増加した こと等により減益 （塩ビモノマー） ・輸出価格が上昇したことにより増益 （塩ビ樹脂） ・原燃料価格の上昇で製造コストが増加した ことにより減益 （ソーダ灰・塩化カルシウム） ・原燃料価格の上昇で製造コストが増加した ことにより減益 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 9 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 4. セグメント別売上高／営業利益増減分析 （ 前 年 同 期 比） 定性情報 （セメント） ・出荷は前年同期並みだったものの、 原料価格の上昇で製造コストが増加したこと により損益悪化 セメント 減収赤字転落 673 714 38 382 （億円） 売上高 営業利益 は収益認識基準 適用による影響額 △10 2021年3月期 2021年3月期 第3四半期 第3四半期 2022年3月期 2022年3月期 第3四半期 第3四半期 252 252 222 222 14 14 6 6 122 122 5 127 127 132 132 5 △5 △10 20.3Q20.4Q21.1Q21.2Q△5 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q© 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 10 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 4. セグメント別売上高／営業利益増減分析 （ 前 年 同 期 比） 電子材料 増収減益 （億円） 534 49 売上高 営業利益 440 49 定性情報 （半導体向け多結晶シリコン） ・原料価格は上昇も、５Gの導入や リモートワークの増加を背景に販売が 堅調に推移し増益 収益認識基準適用に よる影響額は軽微な ため非表示 （ICケミカル） ・海外向けを中心として販売数量が増加した 2021年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 161 19 177 165 21 21 172 19 196 8 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q ものの、原料価格の上昇等により減益 （乾式シリカ） ・原料価格は上昇も、半導体用研磨材用途を 中心に販売数量が増加し増益 （放熱材） ・販売数量は堅調に推移したものの、 先進技術事業化センターの研究開発費の 増加等により前年同期並みの業績 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 11 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 4. セグメント別売上高／営業利益増減分析 ライフ サイエンス 増収増益 196 19 （億円） 234 40 売上高 営業利益 収益認識基準適用に よる影響額は軽微な ため非表示 2021年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 第3四半期 90 15 74 78 80 14 14 11 67 8 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q（ 前 年 同 期 比） 定性情報 （歯科器材） ・コロナ影響から減少していた欧米向け出荷の 復調により増益 （プラスチックレンズ関連材料） ・コロナ影響から減少していたメガネレンズ用 フォトクロミック材料の欧米向け出荷の復調 により増益 （医薬品原薬・中間体） ・ジェネリック医薬品向けの販売数量が堅調に 推移し増益 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 12 ❶ 2022年3月期 第3四半期決算 4. セグメント別売上高／営業利益増減分析 環境事業 新たな事業展開を目指し新設 66 76 70 （億円） 売上高 営業利益 は収益認識基準 適用による影響額 △4 △5 2021年3月期 2021年3月期 第3四半期 第3四半期 2022年3月期 2022年3月期 第3四半期 第3四半期 29 24 22 22 25 △0 ０ △1 △１ △1 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q（ 前 年 同 期 比） 定性情報 （廃石膏ボードリサイクル） ・廃石膏ボードの受入が堅調だったことにより 増益 （イオン交換膜・樹脂サッシ） ・前年同期並みの業績 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 13 ❷ 2022年3月期 業績予想 1. 業績予想 2. セグメント別業績予想修正 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 14 ❷ 2022年3月期 業績予想 1. 業績予想 2021年3月期 実績 収益認識基準適用：無 2022年3月期 予想 収益認識基準適用 上段：有、下段：無 増 減 金額 % ‘21/10/28公表値を据え置き （億円） 主要な変動要因 売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する 当期純利益 1株当たり 当期純利益（円） 為替（円/$) 国産ナフサ価格 （円／kℓ） 3,024 309 307 245 2,930 △94 △3 コロナ影響改善 3,370 +345 ＋11 半導体関連製品拡販 石化製品の販売価格上昇 220 △89 △29 先行投資の増加 原燃料コスト増加 220 △87 △29 営業利益の減少 220 △25 △10 経常利益の減少 351.11 305.66 106 31,200 3Q実績：111 4Q前提：115 3Q実績：53,800 4Q前提：60,000 – – – – – – – – – © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 15 ❷ 2022年3月期 業績予想 2. セグメント別業績予想修正 ‘21/10/28公表値から修正 （億円） 2022年3月期 予想 (2021/10/28公表) 収益認識基準適用：有 2022年3月期 予想 (2022/01/31修正) 収益認識基準適用：有 増 減 売上高 営業利益 売上高 営業利益 売上高 ％ 営業利益 ％ 化成品 セメント 電子材料 環境事業 その他 ライフサイエンス 計 セグメント間 消去・全社費用 1,000 145 1,000 145 530 △15 530 △25 735 325 115 40 50 0 735 325 115 330 3,035 40 330 260 3,035 60 55 △5 30 260 △105 △40 △105 △40 連結決算 2,930 220 2,930 220 （注）各事業セグメントの売上高・営業利益にはセグメント間取引を含む 連結合計の通期業績予想は据え置くものの、3Qまでの実績等を踏まえ、セグメント別内訳を修正 – – – – – – – – – – – – – – – – – – ＋20 ＋50 ＋10 △10 △25 – △10 ＋5 △5 – – – – – – – – – © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 16 ❸ トピックス 1. 成長事業への投資・国際展開加速 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 17 ❸ トピックス 1. 成長事業への投資・国際展開加速 台湾に続き韓国に高純度IPA製造販売の合弁会社設立を決定 大手顧客のいるそれぞれの市場に生産拠点を持ち、 ICケミカル事業の成長を加速 ：生産・販売拠点 ：充填・販売拠点 ：徳山製造所で製造・輸出 徳山化工（中国） STAC（韓国） 台湾トクヤマ 徳山製造所 FTAC（台湾） ※台湾は現地生産に切り替え予定 Tokuyama Electronic Chemicals （シンガポール） © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 18 ❹ 補足資料 1. 連結財務諸表（要約） 2. 業績推移 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 20 ❹ 補足資料 1. 連結財務諸表（要約） 損 益 計 算 書 2021年3月期 第3四半期 収益認識基準適用：無 2022年3月期 第3四半期 収益認識基準適用：有 （億円） 増 減 金額 ％ 2,209 1,515 2,116 △93 ＋97 1,418 △4 ＋6 476 217 △5 211 4 216 19 4 193 5 526 △49 △10 171 △45 △21 ＋10 – 176 △35 △17 ＋334 ＋16 198 △18 △9 △229 △44 21 64 0 ＋3 ＋97 133 △59 △31 売上高 売上原価 販管費 営業利益 営業外損益 経常利益 特別損益 税前四半期純利益 法人税等 非支配株主利益 親会社株主に帰属する 四半期純利益 （注）差損益の表示は、利益を＋、損失を△としている © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 21 ❹ 補足資料 1. 連結財務諸表（要約） 貸 借 対 照 表 （億円） 増 減 金額 ％ 2021年3月末 2021年12月末 資産合計 流動資産 有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 3,867 1,997 1,240 18 611 4,022 ＋154 2,024 1,351 23 623 ＋26 ＋110 ＋4 ＋12 2021年3月末 2021年12月末 増 減 金額 ％ 負債合計 流動負債 固定負債 純資産合計 1,815 1,858 ＋42 833 982 1062 795 ＋229 △186 2,052 2,164 ＋111 ＋4 ＋1 ＋9 ＋23 ＋2 ＋2 ＋28 △19 ＋5 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 22 ❹ 補足資料 2. 業績推移 売上高（億円） 3,500 2,873 2,586 売上高 営業利益 67 3,0002,5002,0001,5001,00050006003000△ 300 △ 600 △ 900 △ 1,200 通期 3,020 3,071 2,991 3,080 3,246 3,160 営業利益（億円） 700 3,024 2,930 385 412 352 342 309 202 195 230 220 6005004003002001000（億円） 2012201320142015201620172018201920202021予 （年度） 521 342 245 220 196 199 102 △379 △653 ■ 親会社株主に帰属する 当期純損益 △1,005 2012201320142015201620172018201920202021予 （年度） © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 23 ❹ 補足資料 2. 業績推移 連結 837 795 101 四 半 期 （億円） 95 706 726 776 814 789 87 92 674 651 66 62 74 54 41 19.3Q 19.4Q 20.1Q 20.2Q 20.3Q 20.4Q 21.1Q 21.2Q 21.3Q売上高 営業利益 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 24 本資料に関するご注意 本資料は情報提供を目的とするものであり、 何らかの勧誘を目的とするものではありません。 本資料は現時点で入手可能な情報に基づき作成したもので ありますが、不確実性を含んでおり、 当社はその正確性・完全性に関する責任を負いません。 本資料に記載されている見通しや目標数値等に全面的に 依存して投資判断を下すことによって生じるいかなる損失に 対しても、当社は責任を負いません。 また、当社の許諾なしに掲載情報を使用（複製、改変、頒布、販売、転載、出版等を含む）することはできません。 © 2022 Tokuyama Corporation. All rights reserved. 25